2009年10月22日 (木)

Pentium Dual Core E6300

2009102201現在メインで使っている方の、Pentium4 のパソコンが、先週末に入手した Radeon 4350 のカードを挿したり抜いたりしているうちに、起動不能になってしまった。Radeon 4350 のカードは、別の Core2 Duo のパソコンで使う予定だったのだが、ちょっと無駄な遊びをしすぎたようだ。

よく見ると、マザーボード上のコンデンサと、グラフィックカードのヒートシンクが干渉して、PCI-Express スロットに、まっすぐカードが入らないのだ。それが直接の原因かどうかはわからないが、とにかくメインのパソコンが使えないのは困る。トラブルは明らかにマザーボードなので、これを入れ替えるしかないが、このマザーボードは DDR-SDRAM タイプのもので、現在主流の DDR2-SDRAM のマザーボードを買っても、メモリが流用できない。だから、マザーボードとメモリをあわせて買うしかないのだが、同じ LGA775 とはいえ、最近のマザーボードで、Pentium4 が動くかどうかも不明だ。というわけで、思い切って CPU、メモリ、マザーボードを総入れ替えすることにした。実はこのパソコンは、Windows7 を導入する前に、中身をもうちょっと高性能なものに入れ替えようと思っていたところなので、導入時期が予定より半年ほど早くなってしまったわけである。半年後に予定していたとはいえ、緊急の出費で、あまり贅沢はできないし、CPU 負荷の高い処理は、Core2 Duo E8400 のパソコンに任せればいいので、今回はコストパフォーマンス重視で行くことにした。

CPU は Windows7 の XP 仮想モードを動作させることを前提に、VT に対応したもの。マザーボードはグラフィック内蔵でデジタル出力のあるもの。メモリは DDR2-SDRAM 2GB 2枚というのが、私の設定した条件。この条件でできるだけ安くしようと思うと、まず CPU に最新の Celeron E3200 あたりを思い浮かべるが、残念ながら近所のショップに在庫なし。それにここまで CPU をケチるのもどうかと思ったので、今一番バランスがよいと思われる、Pentium Dual Core E6300 で行くことにした。これは Core2 Duo E7400 とほぼ同じスペックで、2次キャッシュの容量だけが 3MB から 2MB に減らされているが、値段が5,000円以上も安いのだ。

マザーボードは最新のチップセットでない限り、もはやどのメーカのものを買っても、安定動作に支障の出るものはないと思われるので、ショップで見つけた MSI の G41 チップセットのものにした。G45 と G41 は、グラフィックコントローラは共通なのだが、ICH が異なる。G41 は、古い ICH7 が組み合わせられるのだが、極限の性能や、PCI-Express カードを複数枚使うというのでない限り、体感上の違いがあるとは思えない。それでいて、マザーボードの値段は5,000円ほど違う。今回は安くて枯れたテクノロジーを選ぶことにした。

以上の構成に加えてメモリは 2GB 2枚組のパッケージ品を買い、さらに今回は、パソコン内部からパラレル IDE のフラットケーブルを排除すべく、手持ちの DVD ドライブを、S-TA に変換するコネクタも買うことにした。

帰って早速中身の総入れ替えである。一旦全部のパーツをバラし、きれいに掃除をして、元通りに組み直し、電源を入れると、やはり WindowsXP が起動しない。そこでセットアップ CD から起動して、Windows の修復を行い、さらに G41 用のチップ背とドライバをインストールして、なんとかその日のうちに復旧することができた。

2.8GHz の Pentium4 から、2.8GHz の Pentium Dual Core だから、性能は恐ろしく向上しているはずであるが、まだ今までのアプリケーションが動くかどうかのテストだけで、性能を体感できるほどは使っていない。

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2009年10月17日 (土)

デジタル出力が欲しかった

2009101701今年5月に、液晶ディスプレイを買い換えたのだが、この機種はアナログ RGB の他に、DVI 入力と HDMI がある。ところが私が持っているパソコンには、一切デジタル出力がないのだ。もちろんアナログ RGB で困ることはないのだが、液晶ディスプレイの持てる性能を出しきっていないというのは、なんとも歯痒い。そうなると、目を凝らしてようやく見えるような、文字やコントラストの強い部分に、微妙なにじみがあるのが気になって仕方ない。

というわけで、デジタル出力のあるビデオカードが欲しくて我慢できなくなってしまったのだ。パソコンでゲームは一切やらない私にとっては、3Dグラフィックコントローラの性能などどうでもいいことなので、ここ10年ほどは、ずっとマザーボード組み込みのグラフィックコントローラを使ってきた。無駄にスロットを使って、消費電力の増加や動作の安定性を損なうことを避けたかったのだ。だから最近のグラフィックカードのことは全く知らなかった。PCI-Express という、グラフィック用のスロットが、バスではなくチャネル接続であると知ったのも、グラフィックカードを物色し始めてからである。

そうやって、消費電力が少なく、安定して動作するカードを、なるべく安く買いたいという基準で、グラフィックカードを探してみると、最終的に nVIDIA GeForce 9400/9300 を使用したものか、ATI Radeon 4350 を使用したカードに絞られた。どちらもローエンドのグラフックコントローラで、むしろマザーボードのオンボードコントローラ用に開発されたものらしい。おかげで冷却ファンのないカードが中心のようである。

何日もかけて、これらのグラフィックコントローラチップを搭載したカードを比較検討していると、Radeon 4350 搭載のカードのほうが、微妙に安いのだ。こちらのほうがカタログスペックがややおとなしいからだろう。しかし Radeon 4350 は、コントローラチップに HDMI 出力回路を内蔵しているようで、すべてのカードが HDMI 対応になっている。ところが、GeForce 9300/9400 を搭載したカードは、HDMI を内蔵したものとそうでないものがあり、内蔵しているものはさらに1,000円ほど高い。

ネットで性能評価の記事を探してみると、どうやら実測性能ではこれら2種類のコントローラは、ほぼ同等な性能のようで、そういうことであれば、迷わず Radeon 4350 の HDMI 付きカードを選べばいいだろう。

2009101702こうして今朝、久しぶりに私の元にグラフィックカードが届いた。早速パソコンに取り付けで、動作確認である。しかしスロットにカードを差したことにより、パソコンの中がふたつに区切られることになってしまった。こんな状態で、CPU やグラフィックコントローラの熱がうまく排気できるのだろうか。結局もうひとつファンを増設することになるかもしれない。

ところで、DVI ケーブルは液晶ディスプレイに同梱されていたので、それに繋ぎ替えて初めてデジタル画面出力を経験したわけであるが、HDMI ケーブルは手持ちのものがないので、こちらもいずれ試してみたい。しかし家電量販店の AV コーナーを覗いてみると、ソニーやパナソニックの HDMI ケーブルは、なんと4,000円もするではないか。グラフィックカードより高いなんて、まったくふざけた話だ。こんなもの、どう考えても製造原価は100円だろ。

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2009年7月 4日 (土)

WILLCOM 03

20090704011年前にまだ WILLCOM 03 の値段が高く、散々悩んだ挙句、手持ちの WILLCOM W-ZERO3 [es] と、W-SIM カードを登録して、nico を電話専用機としたわけだが、発売後1年以上過ぎても全然安くならないので、しばらく忘れていたのだ。

今日、何気なくアピタの電話売り場を覗くと、期間限定キャンペーンということで、WILLCOM 03 への機種変更の割引金額があがっているではないか。実質無料にはなっていなかったが、月額400円だったので、迷わず機種変更してしまった。

あまりに急なことだったので、現在使用している W-ZERO3 [es] からのデータの移行もできていないし、使い方をマスターしないことには、常用できない。同じメーカの機種で、同じ OS を載せているとはいえ、アプリケーションが微妙に異なるのだ。

しかし無線 LAN と高解像度のブラウザを載せた WILLCOM 03 は、外出時にノートパソコンの必要性を半減させてくれる。早くこちらに環境を移さなくては。

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2009年5月26日 (火)

21.5インチ フルハイビジョンモニタ

2009052601IO-DATA の LCD-MF221XBR を買った。昨年末頃まで、各メーカのこのクラスのディスプレイは35,000円くらいだったのだが、先月あたりからどんどん値が下がり、いずれも2万円を切る価格となってしまった。

今まで使っていたのは、BUFFALO の17インチ液晶ディスプレイだったが、バックライトの配光にムラがあり、写真のレタッチがどうにもやりにくい。モニタ調整は画面の中央部で行ったのだが、画面の上部と下部で、明るさが違うのだ。上部が明るいので色の濃度が低く見え、下部では濃度が高く見える。オフィスアプリケーションを使うだけなら問題ないのだが、写真のレタッチでは画像を上下に動かしながら、画面の中央部でちょうど良い濃度になるように調整しなければならない。そこでしばらく前から液晶モニタを買い換えるべく、品定めをしていたのだ。

条件としては20インチ以上でフルハイビジョン対応のもの。テレビを見るつもりはないのだが、縦1080ピクセルは、現状の BUFFALO のものより小さくならないという理由である。そしてこの機種が決め手になったのは、このクラスで唯一ドットバイドット表示に対応していたということ。一時的に解像度を変更したとき、ドットバイドット表示ができないと、文字が非常に読みにくくなるのだ。

高級なディスプレイではないので、視野角はそれほど広くはないのだが、輝度ムラは気にならないことを事前に店頭で確認しておいた。

やはりこれだけの横幅があると、プログラム作りやホームページ作りは快適だ。ソースと実行結果を同時に表示できるのがいい。一昔前なら、デュアルディスプレイでなければ、絶対に得られない環境だ。

2009052602ところで BUFFALO のディスプレイは、ideaPad の外部モニタにしようかと思っている。ideaPad の最高解像度は 1280*1024 ピクセルなので、このモニタをドッキングステーションと考えれば、今までのデスクトップと全く同等な環境を得られる。かつてのコンパック LTE や PowerBook Duo を髣髴とさせるデュアルパーパスコンピュータになるのだ。

それで結局 ideaPad がメインマシンになったりして...

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2009年5月 8日 (金)

ideaPad 互換電池

2009050801ROWA に注文しておいた、ideaPad S9e の電池が届いた(写真右)。本体に付属していたのと同じ6セルのものだが、純正品の容量が 5200mAh に対し、こちらは 5600mAh で、公称値はやや大きい。しかし 10% に満たない差なので、これは体感できないだろう。一番大きな違いはなんと言っても値段である。Lenovo の直販サイトで純正品を購入すると9,853円、他の通販サイトでも同じ様な値段であるが、ROWA の互換バッテリーは4,980円であった。筐体の色が、本体とやや違っているのはご愛嬌である。

ROWA では、他にも3セルものと、純正品にはない9セルのものがあったが、6セルでも実質丸1日使えるので、巨大な9セルのものは対象外。DC 電源でパソコンを1日使うことなどあり得ないので、本当は3セルのコンパクトなものを買う予定だったのだが、値段が1,000円しか違わないので、6セルにした。

初期不良がないかどうか確認しなければならないので、到着後すぐにバッテリーを入れ替えて起動し、このとき50%充電状態だったので、そのままバッテリー残量アラームが表示されるまで使い、それからフル充電して、本体の説明書どおり、3時間強で充電が完了し、100%になることを確認した。

以前の常識では、ノートパソコンのバッテリー駆動など飾りのようなもので、カタログスペックで2~3時間、実質1時間半くらい持てば良い方であった。しかしこの ideaPad を1か月使ってみて、もはやヒモ付き(AC 駆動)などナンセンスであり、DC 駆動こそノートパソコンの本領だと感じた。ならばやはり予備バッテリーは必須である。2組のバッテリーを交互に、フル充電、容量を残して交換と、うまく運用すれば、バッテリーの寿命も延びて、一層使い勝手が向上する。(リチウムイオンバッテリーの場合、フル充電や空の状態で放置してはいけない。充電したらすぐに使い始め、容量を使い切る前に、別の電池を充電して交換し、取り外した方は容量を残したまま保管する。)

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2009年4月28日 (火)

ideaPad メモリ増設

ideaPad S9e のメモリを増設した。

日本向けに販売されている ideaPad は、オンボードの 512MB メモリのほかに、増設メモリスロットに、512MB の SO-DIMM モジュールが組み込まれ、合計 1GB で販売されている。メーカ発表の仕様では、このモジュールを 1GB のものに交換することで、合計 1.5GB までをサポートすることになっているが、BIOS の仕様が上限 2GB であることから、メモリスロットに 2GB のモジュールを挿入すると、512MB が無駄になるが、2GB まで認識することが知られている。

2009042801ノートパソコン用 SO-DIMM モジュールの価格を調べると、2009年4月現在で、1GB のものが1,000円強、2GB のものが 2,000円強であり、この際 512MB が無駄になるとしても、1GB のモジュールを1,000円安く買う理由がない。

迷わず楽天の「某問屋」で、Kingston の 2GB のモジュールを注文した。すでにネット上で ideaPad での動作報告があがっているし、互換性保証もされているので、まず問題はないだろう。

2009042802早速届いたモジュールを、既存の Hynix のものと交換する。増設メモリのアクセス性のよさは、ThinkPad 時代からの伝統であり、この機種も、特に難しいところはないが、メモリとハードディスクのカバーは、ネジをはずしても、簡単には開かない。左右2箇所のツメが引っかかっているのだ。しかも、ネジ自体は抜けないようになっているので、それを知らずにグルグル廻していると、本体側のネジ穴を削ってしまう。

静電気に注意して、もちろん、電源ケーブルや電池を抜いてから作業するのは基本である。

2009042803あっさり交換が終わって、Windows を起動すると、しっかり 1.99GB RAM と表示された。2GB にならないのは、グラフィックアクセラレータが、メインメモリから VRAM をシェアしているからだ。

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2009年4月18日 (土)

ideaPad フィールドテスト

2009041801火曜日に届いた lenovo ideaPad S9e は、普段使うアプリケーションをインストールして、一通りの動作確認を終え、各種環境設定を試行錯誤して、自分にあったパラメタを見つけた上で、一旦リカバリして今度は無駄な処理をしないように、再び環境設定して、本日マクドナルドで、初のフィールドテストとなった。

ideaPad はリカバリディスクが付属しない代わりに、ハードディスクにリカバリディスクイメージの専用パーティションが切ってあり(Windows からは認識しない)、システム起動時に F11 キーでリカバリを選択すると、1時間弱で完全に出荷状態に戻る。さらにこのとき、オプションによって、プレインストールされるアプリケーションを選択できるのだ。

私はクイックランチャーやノートン、顔認識など、不要なソフトをすべてはずして、リカバリした。そして一通りの環境設定を終えた段階で、ディスクデフラグを行い、システムの軽量化を実施したのだ(むしろ精神衛生面で)。

というわけで、今日はマクドナルドに持っていって、公衆無線 LAN による、インターネット接続のフィールドテスト。もっともこれまで自宅の無線 LAN アクセスポイントに接続して、動作確認しているので、繋がって当たり前なのだが。

W-ZERO3 と比較するのは意味のないことだが、とにかく快適である。自宅でのデスクトップ機と、全く同じ操作ができることが何より便利だし、インターネットアクセスと、他のスタンドアロンアプリケーションの作業が、並行してできるのがいい。これでディスプレイの解像度が縦768ピクセルあれば言うことはないのだが、それはパソコン本体の大きさや価格とトレードオフになってしまうので、あきらめるしかないだろう。少なくとも横1024ピクセルあれば、たいていのホームページやアプリケーションは、問題なく動作する。

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2009年4月14日 (火)

ideaPad S9e

2009041401ほぼ10年ぶりに、ノートパソコンを買った。lenovo ideaPad S9e である。

数年前に ASUS から初代 EeePC が発売されて以来、近いうちにこのネットブックと呼ばれる、超小型ノートパソコンを買おうと思っていたのだが、当時は CPU パワー、メモリ容量、ストレージ容量、バッテリー駆動時間など、どこかで我慢しなければならない、言い換えれば、目的特化型の割り切り商品だったのだが、最近になってようやく、自分にとってはスペックに我慢することなく使える機種が、低価格で発売されるようになってきた。

私にとっての我慢しない条件とは、CPU に Atom を使用し、省電力でハイパワーなこと。WindowsXP がインストールされているのなら、メモリは最低1GBを搭載していること。ストレージ容量は、SSD なら 16GB 以上あること(HDD なら問題ない)。バッテリー起動時間がカタログで4時間以上あること、ディスプレイは横1024ピクセル以上で、9インチ程度のもの。これらの条件を満たしていれば、ホームページを見て、メールを送受信するだけの、シンクライアントではなく、スタンドアロンパソコンとして、外出先で使うことができる。

この条件にピッタリなのが、今年3月に発売された、ideaPad S9e だったのだ。発売当時大手ショップで一律49,800円だったものが、4月になっていきなり39,800円に値下がりした。さらに通販ショップでは、34,800円まで下がっている。これならもういつ買っても問題はない。そう思っていたら、2日前の日曜日、通販ショップ ioPLAZA で、いきなり30,800円の超特価販売である。ためらうことなく、ユーザ登録して、その場で購入手続きをしてしまった。

私にとって、ノートパソコンを買うのはこれで3台目である。デスクトップなら2年に1度は買い換えるなり、主要部品を交換するなりして、最新のものを入手しているのだが、ノートパソコンは稼働率が低い上に、単価が高いため、ほとんど興味を持っていなかったのだ。

初めて買ったノートパソコンは、IBM PS/55note。日本 IBM が、いわゆる DOS/V 機として発売した、初代モデルであり、その後の ThinkPad の原型でもある。

その次に買ったのは、IBM ThinkPad 230Cs 。これは知人から5万円で譲ってもらったものだ。A5 サイズの超小型ノートパソコンとして、大ヒットしたモデルである。

そして今回、上記2機種の直系子孫とも言える、lenovo の ideaPad である。

2009041402これで10年以上使った(最もここ数年は、家庭内 LAN のモニター用程度にしか使っていなかったが) ThinkPad 230Cs を引退させることができる。

意外にも ideaPad の投影面積は、ThinkPad 230Cs より大きい。

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2009年1月 7日 (水)

12年ぶりの携帯電話

2009010701今日、携帯電話を契約した。機種は SoftBank の 922SH である。1年前の機種ということで、最近いわゆる「0円携帯」になったようだ。

私が初めて携帯電話を持ったのが14年前。その後 PHS が発売されて、すぐにそちらに乗り換えてしまったので、携帯電話を手にするのは、実に12年ぶりである。

14年前に初めて使ったキャリアは、当時の東海デジタルフォン。その後デジタルフォングループが統合され J-Phone となり、それが Vodafone に買収され、さらに SoftBank に買収されて現在に至る。つまりもとのキャリアに戻ったというわけだ。もっとも今回は機種変更ではない。日常的に使うのは、あくまで PHS の WILLCOM W-ZERO3[es] である。

実は今回携帯電話を契約した目的は、Yahoo!BB の IP 電話との同時利用で、IP 電話と SoftBank の携帯電話との通話が、24時間無料になることを知ったからである。(ホワイトコール24)

携帯電話同士の場合、無料通話は時間が限定されており、当然一番通話量の多い時間帯は、無料ではない。しかし、このホワイトコール24なら、夜家から知人に電話をするという、一番通話時間が長くなりそうな時間帯に、有効利用できるのだ。

IP 電話が安いのは、相手が固定電話の場合だけで、携帯電話だと結構な料金になる。しかし調べてみると、我が家からの主な通話先は、何人かが SoftBank の携帯電話を持っているので、ホワイトコール24を使うと、そういう相手には携帯電話にかけたほうが、トータルの通話料が安くなる計算なのだ。

というわけで、電話会社にとっては、おいしくない客であるが、今回の契約では、パケット定額などのオプションは、一切組み込んでいない。これを読んだ私の知人が、もし今後私に電話するとしたら、SoftBank ユーザでない限りは、今までどおり PHS にお願いします。

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2008年10月 4日 (土)

マルチプロトコルルータ

2008100401 ISDN ルータが故障してしまい、予備機に切り替えたため、当然のことながら予備機がなくなってしまった。ルータとは言っても、現状はほとんど TE2 接続用の TA、DSU として使用しているので、1日でもこれがないと、日常生活に差支えるのだ。そこで早速新しい予備機をオークションで探した。

ISDN から ADSL や FTTH に切り替える人は、もうあまり残っていないだろうから、ISDN ルータの放出も少ないのだが、2日ほど捜して落札したのが、YAMAHA NetVolante RTA55i である。

実は本機は単なる ISDN ルータではない。WAN 側インタフェースは、ISDN の U 点の他に、PPPoE に対応したイーサネットも持っているので、ISDN 以外にも、ADSL、FTTH、CATV などに対応したマルチプロトコルルータなのである。

よく考えたら、現状インターネットへのメインルートで使用している ADSL については、バックアップ機器を一切持っていなかった。モデムはレンタル品なので仕方ないにせよ、ルータは ADSL 契約時に購入したものを4年以上も使っているので、いつ故障してもおかしくないのだ。しかし今回落札したルータを予備機として持っておけば、ISDN 側、ADSL 側、どちらのルータが故障しても、すぐに代替運転できる。こうなったら、同一機種をあと何台か手に入れておこうか。

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2008年10月 1日 (水)

ISDN ルータ逝く

奥さんが「電話が繋がらない」と言い出した。TA に接続された電話機とファックス複合機の両方とも、受話器を上げてもトーンが聞こえない。明らかに TA か DSU の故障だ。

2008100101我が家の ISDN は、DSU、TA、ルータ一体型の NEC COMSTARZ NEO という機種を中継して、アナログポートに電話機を繋いでいる。試しに普段使っていないイーサネットコネクタにノートパソコンを繋いでダイヤルアップしてみると、ちゃんとインターネットにルーティングしてくれる。どうやらアナログポートが故障したらしい。

我が家には3つの電話番号がある。1つはアナログ電話回線で、母親専用の電話と ADSL に使用し、ISDN は iナンバー(ISDN 基本インタフェースの 2ch をそれぞれ別の電話番号で登録するサービス)を利用して、1ch は我々夫婦の電話に、もう 1ch は、会社事務所用のファックス複合機に使用しているのだ。

さらにこの ISDN にはもうひとつ重要な役割があって、ADSL の障害時に、家庭内ネットワークの WAN - LAN ルーティングを、ADSL から ISDN に切り替えることによって、不稼働時間なしで、インターネット接続できるように、バックアップ回線として待機させているのだ。そのために両方のルータの LAN 側 IP アドレス(PC から見たらデフォルトゲートウェイ)を同じものにして、ISDN ルータの イーサネットコネクタを、通常はハブからはずしてある。ADSL 障害時には、ADSL ルータのイーサネットコネクタをはずして、ISDN ルータのコネクタを接続するだけでいい。ルーティングプロトコルを使わなくても、瞬時に回避ルートが収束する。

というわけで、この ISDN ルータが故障すると、電話がまったく使い物にならないので、我が家は世間から孤立状態である。そこでこういうこともあろうかと、以前全く同じ機種をハードオフで見つけた時に購入しておいたのだ。いつ故障してもすぐに交換できるように、IP アドレスやダイヤルアップの設定はすべて同じにしておいたので、故障したルータを取り外して、新しい(古い?)ものに取り替えるだけで、電話は復旧した。

コンピュータ技術者たるもの、常に「機械は絶対に故障する」という真理のもとに、確実な回避策を用意しておかねばならないのだ。

さて、予備の ISDN ルータを使ってしまったので、出来るだけ早く新しい予備の ISDN ルータを用意しなければならない。

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2008年8月 2日 (土)

小は大を兼ねる

2008080201コンパクトデジタルカメラ COOLPIX P50 で動画を撮るために、SD カードを買った。普段はスチル撮影のために、1GB の SD カードをカメラに入れっぱなしにしておくのだが、スチルとムービーを共用にすると、いつも残り容量を気にしないといけないので、精神衛生上よくない。

名古屋駅のソフマップに立ち寄ると、CFD の各種カードが山積みになっていて、どれも安い。コンパクトデジタルの場合バッファメモリから SD カードへの転送速度が遅いので、あまり高速タイプは意味がないのだ。カタログ表記で60倍速なら十分だろう。

さて、そこで悩んだ。2GB の60倍速モデルは、SD カードでも miniSD カードでも、microSD カードでも1080円なのだ。もちろん miniSD や microSD には、SD カードアダプタが付く。コンパクトデジタルで使うのなら今後10年は SD カードでいけるだろうが、携帯電話や PHS で使いまわすとなると、今後の主流は間違いなく microSD だろう。今はカメラのムービー用に買うのだが、数年後にこのカードを何に使っているのか。

ここはやはりカードの汎用性を考えて、microSD にしよう。この小指の爪ほどの大きさのカードの中に、フロッピーディスク1500枚分の容量のフラッシュメモリが入っていることが、なんとなく気持ち悪いが、まあそれはすぐに慣れるだろう。

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2008年8月 1日 (金)

W-ZERO3 (WILLCOM WS003SH)

2008080101初代 W-ZWERO3 こと WILLCOM WS003SH をオークションで落札してしまった。W-SIM を登録したおかげで、SIM スタイルの電話機を、次から次へと手に入れたくなってしまったのだ。こうなったら W-ZERO3 シリーズを全制覇しようか。

とは言っても、もちろん目的はコレクションではない。W-ZERO3[es] に無線 LAN カードを入れて、キッチンにあるアクセスポイントに接続して Web サーフィンしていたら、いつの間にか無線 LAN の便利さの虜になってしまったのだ。かといって、ノートパソコンは不要である。キッチンで仕事をするわけではないから、デスクトップの全機能を持ち歩く必要はない。パソコンの置いてある机に向かわなくても、起動時間を気にせず Web とメールにだけアクセスできればいいのである。片手で持って使えること、キーボードが使えること、このふたつの条件を満たすのは、Windows Mobile PDA しかない。

しかし W-ZERO3[es] は、電話として持ち歩くようにデザインされているため、PDA としては、やはり小さすぎる。電話として使う必要はないが、以前使っていた初代 Windows CE マシンである CASSIOPEIA A-51 を完全に置き換えるものが欲しくなったのだ。こうなると選択肢は W-ZERO3 しかない。現行機種ではあるが、多くのユーザが W-ZERO3[es] 以降の後継機種に買い換えたので、幸いオークションで豊富に流通している。

2008080102モノが届いたら基本的な動作確認をして、早速リアル VGA 化である。Windows Mobile は、640*480 ピクセル以上の画面を持つものが多いが、基本的にアプリケーションに対しては、その4分の1のサイズを通知する。だからホームページを見ているときは、320*240 ピクセル相当のエリアしか表示できない。これが見にくさの原因のひとつである。W-ZERO3[es] 以降の小さな画面で、ピクセルをフルに使ってしまうと、文字が小さくて読めないというジレンマに陥るが、W-ZERO3 の大きさの画面なら、なんとか 640*480 ピクセル表示が実用的になる。

Windows Mobile をリアル VGA 化するための情報は、ネット上でいくらでも流通しているし、実質 PDA の CPU が ARM アーキテクチャ1本に集約されてしまったので、ソフトウェアが単一バイナリで汎用性を持っており、手に入りやすい。特に W-ZWERO3 に関しては、すでに多くの人が実用化しており、もはや枯れた技術と言えるので、安心して改造できる。

何のトラブルもなく、見事にフルサイズのディスプレイが実現できた。これでもう盆休みは家から一歩も出ることなく、我が家に引きこもってネット三昧である。

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2008年7月26日 (土)

WILLCOM その後

2008072601結局今回の機種変更では新機種はなし。手持ちの白ロム W-SIM カードを持ち込み機種変更してもらった。

オークションで落札した nico をいろいろと触っているうちに早く電話として使ってみたくなったのと、W-ZERO3[es] に W-SIM カードを入れてみたかっただけで、特に新しい電話に興味が湧かなかったのだ。

約1年前に W-SIM なしの W-ZERO3[es] を手に入れたとき、すぐに W-SIM 対応の電話に機種変更して、平日は W-ZERO3[es] を電話兼 PDA として持ち歩き、休日は単機能の電話を持つ予定でいた。しかし W-SIM 対応の電話が思いのほか少ない。いわゆるキッズケータイを除くと、nico と nine しか選択肢がないのだ。もちろん最終的にはこの2機種のどちらかを手に入れるつもりではいたのだが、どちらも決め手に欠けるというか、あまり積極的に買い替えようと思わせるものではなかった。それにそれまで使っていた「京ぽん」こと WX300K がオールマイティの電話で、これと W-SIM なしの W-ZERO3[es] を持っていれば、まったく不自由しなかったのも、機種変更に踏み切れなかった理由である。

こうして時間が過ぎ、ついに電話サイズのスマートフォン WILLCOM 03 が発売されてしまった。これに機種変更すれば、W-ZERO3[es] と電話を持ち替える必要もないではないか。さらに1か月後、nine を折りたたみ式にして、待ち望まれていたイヤフォン端子を装備した WILLCOM 9 が発売された。PDA として使う限り WILLCOM 03 よりもスライド式キーボードにテンキーを持ち、キーピッチの大きな W-ZERO3[es] の方が使いやすそうだし、WILLCOM 9 なら WX300K を完全に置き換えることができそうだ。

ということで、手持ちの WX300K を WILLCOM 9 に機種変更し、当初の計画通り平日は W-ZERO3[es]、休日は WILLCOM 9 に持ち替えて使い分けることにしようと WILLCOM 9 の発売を待った。そう期待して発売当日、近所のウィルコムショップに現物(モック)を見に行って、あまりの質感の低さに一気に購入意欲が失せてしまったのである。「このオモチャに2年間毎月600円ずつ支払う気はない」。nico の方がはるかにしっかりしているし、なんと言っても無料だ。

かといって WILLCOM 03 にすれば、支払い額は毎月1380円。前機種の Advanced W-ZERO3[es] が発売後半年で実質無料になってしまったことを考えると、今 W-ZERO3[es] を持っているのに、WILLCOM 03 を初値買いするのにも抵抗がある。それに間もなく8倍速パケット対応の W-SIM カードも発売されるだろう。やはり今は様子見である。

そういうわけで今回は新しいものは何もなし。しかし持ち込み機種変更なので、2年縛りは一切ない。半年過ぎれば、好きな機種に変更できるので、これからの半年間にどんな新機種が発売され、現行機種がどこまで値下がりするかが楽しみである。

ちなみにショップで見た iPhone のホットモック。ハッキリ言ってアレはダメだ。PDA としてはキーボードもなく、アプリケーションも中途半端。操作性に面白みがあるだけで、その先の機能には新規性がない。今までのアップルの製品と同じである。携帯電話としては、片手で操作できないのが致命的だと思う。片手で電話をしようとして誤って落とし、大量に修理で持ち込まれる予感がする。もちろん修理が一切出来ない構造なのは、iPod と同じ。あれがメーカ主導で日本の携帯電話市場を変える事が出来たらお笑いである。

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2008年7月24日 (木)

ニコニコ nico

2008072401ウィルコムの単機能端末 nico をオークションで落札してしまった。ウィルコムの W-SIM 対応端末は、W-ZERO3 などのスマートフォンと回線を共用できるので、オークションでも人気が高いのだが、nico は新品の買取でもそれほど高い端末ではないし、取説、充電器、W-SIM カードなしだったので、かなり安く買えた。取説はメーカサイトからダウンロードできるし、nico の場合充電は USB の電源ピンを介して行うので、充電器がなくても、パソコンの USB 端子に繋いでおけば充電できるのだ。

単機能端末というだけあって、音声通話の他は、ウィルコムメールの送受信しかできない。他の PHS のように、任意のプロバイダのメールサーバへ、SMTP、POP3 で接続することも、Web のブラウジングもできないのだ。もちろんそういう用途は、W-SIM を手持ちの W-ZERO3[es] (予備機と合わせて2台持っている)に入れ替えて使う予定である。

しかし残念ながら、今私が持っている PHS は、W-SIM 非対応の「京ぽん」こと WX300K である。つまりこれを W-SIM 対応機に機種変更して、ようやく nico と W-ZERO3[es] が使えるようになる。WX300K はもう2年以上使っているので、そろそろ機種変更したいと思っているのだが、機種変更すると、その新機種を含めて3台の端末で W-SIM を共有することになる。3台目に何を選ぶかによって、運用がまったく違ってくるわけだ。

新機種が何になるかは、まもなくこのブログで明らかになるだろう(実はまだ決めかねているのだが)。もしかしたら新機種はなし、と言うことになるかもしれない。実は知人が解約した W-SIM カードを譲ってもらったので、現在いわゆる「白ロム」状態のものが手元にある。これを持ち込み機種変更してもらえば、すぐに nico と W-ZERO3[es] を使えるようになるのだ。

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2008年7月14日 (月)

W-ZERO3[es] 無線 LAN 強化

昨年オークションで落札して、今年の1月から仕事にプライベートに大活躍の W-ZERO3[es] であるが、どうも無線 LAN の動作が不安定である。使えるときには問題なく使えるのに、アクセスポイントをなかなか検出できないことが多いのだ。自宅のアクセスポイントも、公衆アクセスポイントも同様である。ただし自宅のアクセスポイントは、別のノートパソコンからはいつも数秒で認識するので、やはり W-ZERO3[es] がうまく電波を捕捉できないと考えた方がいい。特に電池が消耗して、インジケータの目盛りが一つ減ると、まず繋がらない。無線 LAN カードが、miniSD タイプの小さなものなので、この程度の性能なのか、電力供給が不安定なのか。

ノートパソコンのものと何が違うと言ったら、まずアンテナが小さいことだろう。小さな miniSD カードの中に内蔵されたアンテナなので、携帯電話や PHS のものよりはるかに小さいはずである。そこで、とりあえずアンテナを延長することにしてみた。難しいことはやらなくていい。送信側のアンテナと違って、受信側のアンテナは、波長を厳密に計算する必要はないのだ。およそ1/2波長の針金を、LAN カードのアンテナが内蔵されていると思われるあたりに近づけるだけで、それなりの効果はあるだろう。

2008071401IEEE802.11b/g の周波数は 2.4GHz なので、v=fλ の数式にあてはめてやれば、波長はおよそ130mm となる。つまり1/2波長なら 65mm 程度だ。

手ごろな針金をさがして、とりあえず LAN カードの露出部分に巻き付けてみた。オーディオケーブルやマウスを買った時に、ケーブルを束ねてある、芯入りのビニールバンドである。

2008071402たったこれだけのことであるが、アンテナ延長の効果は絶大で、アクセスポイントの設置してある室内はおろか、窓から外に出て、ベランダで椅子に座り、W-ZERO3[es] の電源を入れると、わずか数秒でアクセスポイントを認識し、バッテリー切れになるまで、Web 閲覧が快適にできるようになった。

今週末はこれを持ってマクドナルドに行ってみよう。

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2008年6月25日 (水)

Pentium Dual Core

2008062501日曜日に奥さんのデスクトップパソコンから妙な音がしはじめ、2回に1回は起動できないという危険な状態になってしまったので、急いでバックアップを取り、翌日仕事帰りに交換パーツを買い揃えてきた。

今まで使っていたものは、CPU が PentiumIII コアの最終型 Celeron 1.4GHz。メモリは 1GB 載せていたが、SDR-SDRAM だったし、マザーボードの電源コネクタは 20pin タイプ。もちろんストレージはパラレル ATA 接続だったので、どのパーツを交換しようにも、すべて絶滅寸前のインタフェースである。妙な音がするということから、HDD が寿命間近なのは間違いないとしても、起動しなかったり、画面にゴミが出たりするので、オンボードのグラフィックなども怪しい。やはり潔く全部取り替えた方が安心できると判断して、CPU、マザーボード、メモリ、HDD、電源を買い換えることにした。流用できるのはケースと DVD ドライブ、全く使わない FD ドライブだけである。

このマシンの使い道は、ホームページの閲覧とメールの送受信、400万画素のデジタルカメラで撮った写真の保存、時々仕事を持ち帰って、Excel や Word をちょっと使う、という程度なので、CPU 性能もグラフィック性能も、HDD 容量も問わない。現行機種ならば、何を買っても十分である。近所のコンプマートで安売り品を捜して、一通りそろえることができた。

CPU は Pentium Dual Core E2160(1.8GHz)、メモリは DDR2-SDRAM (PC6400) 1GB×2枚、HDD は HGST の S-ATA 80GB。マザーボードは ASUS の Intel945G 搭載のオールインワン。これに 400W の電源ユニットを加えて、合計なんと2万5千円強だった。

昨日と今日で OS、アプリケーションのインストールと、バックアップデータの復帰を行い、後は奥さんに任せて、ネットワーク上のアプリケーションの再インストールだけである。今のところ順調に動いているし、ものすごく静かになって、奥さんは大喜び。パフォーマンスはもちろん圧倒的に向上した。

Pentium Dual Core などという一昔前(業界で一昔と言ったら3年位か)なら夢のような CPU に、メモリ 2GB である。性能は問わないはずだったのに、わずか2万5千円強で、ガラクタのようなケースに、我が家で最高速クラスの超高性能パソコンが組みあがってしまった。

もちろん我が家で一番なのは、今年の1月に私が新調した、Core2 Duo E8400(3GHz) 機である。しかしその差は Pentium4 と Pentium Dual Core ほどではないのが悔しい。

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2008年1月31日 (木)

2008年パソコン新時代

この1週間で、我が家のコンピュータ環境がすっかり変わってしまったので、過程で発生したトラブルと現状の報告。

まずキッチンに設置した無線 LAN アクセスポイント。これで私の W-ZERO3 と奥さんのノートパソコンは、2階のどこでもワイヤレスで我が家のプライベートネットワークへのアクセスと、インターネットへのルーティングが可能になったのだが、それ以来これまで有線接続していたパソコンの調子がおかしい。Web ブラウズしていると、突然サイトに繋がらなくなることが頻繁に起きるのだ。それまで見ていたサイトは、リロードさせても繋がるのに、その日初めてアクセスしようとするサイトには、まったく繋がらない。

クライアント PC にとっての未知のドメイン名にだけ接続できないと思われるので、この現象は明らかに DNS がらみである。そこで現象の発生したパソコンで ipconfig を確認してみると、なんと DHCP で取得したデフォルトゲートウェイのアドレスは、ADSL 接続したルータの LAN 側 IP アドレスになっているのに、DNS サーバのアドレスが、無線 LAN アクセスポイントのアドレスになっているではないか。

私は無線 LAN アクセスポイントの機能を、ルータからアクセスポイント(ブリッジ)に変更したとき、DHCP サーバの機能をダウンさせておくことを忘れていたのだ。だから何かのきっかけでクライアントは無線 LAN アクセスポイントから、DNS サーバのアドレスの情報を受け取り、自身の設定を変えてしまったのだろう。

早速そのパソコンから無線 LAN アクセスポイントに接続して(DNS を使わないプライベートネットワーク内では、IP アドレスで直接接続できるので)、DHCP サーバ機能をダウンさせた。これで無線 LAN アクセスポイントは、本当にただのブリッジとして動作し、ブロードキャストパケットをスルーさせる。

次に、Core2Duo E8400 に換装したパソコン。こちらは順調である。古いハードディスクのデータファイルを、新しいディスクにコピーして、現在はアプリケーションを順にインストールしている状況。もともといつも動かしているわけではない、サブマシンなので、あせって環境を構築する必要もないのだが、CaptureNX による RAW データの現像は、真っ先にテストしてみた。

CeleronD 330 と Pentium4 521 のパフォーマンスを比較したときと同じ RAW データ4枚を、同じバッチパラメタで処理した場合の所要時間は、Celeron の10分、Pentium4 の7分に対し、なんと2分であった。クロックスピードはそれぞれ 2.66GHz、2.8GHz、3GHz であることを考えると、プロセッサコアの処理能力の差が、圧倒的であると言わざるを得ない。

最後に W-ZERO3 による、公衆無線 LANアクセスポイントからのインターネット接続であるが、これが結構てこずった。我が家の無線 LAN アクセスポイントへの接続は、簡単に出来てしまったので、何も問題はないと思われたのだが、どうも無線 LAN アダプタそのものの検出が不安定なのだ。いろいろと試してみると、AC 電源を使っている場合は、確実にアダプタを検出するのに、DC にすると検出できないことが多い。かといって全く検出できないと言うわけでもない。これはソフトウェアやプロトコル上の問題ではなさそうだ。だとすると、無線 LAN アダプタの消費電力が大きすぎるのか。しかしそんなギリギリの設計のものを、正式に W-ZERO3 対応として商品化するはずもなかろう。やはり困った時の2ちゃんねる頼りというやつか。

2ちゃんねるを中心に、あちこちの掲示板サイトで WILLCOM WS007SH と無線 LAN のキーワードで検索をかけてみると、それらしい書き込みがいくつも見つかった。原因はシステムリソースの不足で、無線 LAN カードのドライバを起動できない場合があるらしい。中でも W-ZERO3 に内蔵されたメールとスケジューラの DLL が、メモリが十分にあるのに、他のプロセスがロードできないようなアドレスに常駐してしまうことが多いため、障害が発生しているのだという。すでにこれを回避するために、ユーザが DLL のロケーションを移動させるようなフリーソフトを公開していると言うことだったので、早速ダウンロードしてみた。

2008013101結果は見事に無線 LAN アダプタを認識し、アクセスポイントからの電波を受信することが出来た。写真は、近所のマクドナルドから、インターネット接続しているところ。

しかしこれは明らかにバグではないだろうか。しかも無線 LAN カードのメーカも、テストの過程でそういう危険性を認識していると思うのだが。まあこういうことも技術者としては楽しみの一つなので、結果よければすべてよしとしよう。

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2008年1月26日 (土)

無線 LAN

ようやく我が家も無線 LAN を導入した。とは言っても鉄骨3階建の我が家では、全面的に無線 LAN に置き換えるのは無理。第一5年前に家を改装したとき、ほぼすべての部屋に Ethernet RJ-45 のポートを設置したので、デスクトップ機に無線 LAN は必要ないのだ。今回は Willcom W-ZERO3[es] 用の SD カードタイプの無線 LAN アダプタを購入するついでに、奥さんがいつもノートパソコンを使っているキッチンに、アクセスポイントを設置しようというのが狙い。

ことの始まりは、1月25日に ASUS から発売されたゼロスピンドルノートパソコン EeePC のスペックを見て、一瞬「これは絶対に買い」と思ってしまったこと。これなら外出先でマクドナルドに入れば、インターネット接続し放題。確かに東京以外では公衆無線 LAN のアクセスポイントはどこでも OK というわけにはいかないが、私の場合外出時の食事は、一人の時ほぼマクドナルドだし、Yahoo! BB の利用者でもあるので、アクセスポイントの利用料金も半額なのだ。パケット数を気にしながら、狭帯域の PHS 通信を使う必要もない。もちろんメインメモリもストレージ容量もわずかだから、デスクトップの環境を完全移行するのは無理だが、家や職場には普通にデスクトップ機があるのだから、超小型ノートにそんなものを求めても仕方ない。

と、ここまで考えたら、一瞬で購買欲が消滅した。昨年の秋にオークションで手に入れて以来、ほとんど使っていない W-ZERO3[es] に無線 LAN アダプタを組み込めば、必要なことはすべてできてしまうではないか。

2008012601というわけで、以前からその存在だけは知っていた W-ZERO3[es] 用 SD カードタイプの無線 LAN アダプタを、通販ショップやオークションで検索してみたら、昨年末にプラネックスから、IEEE802.11b,g 対応の新製品が発売されているのを知った。さっそくこれを購入すべく、通販ショップの価格比較をしていて、同じプラネックスの USB 無線 LAN アダプタ同梱のアクセスポイント(ルータ切り替え式)が、これまた予想していたよりかなり安く買えることがわかったので、両方まとめてポチッといってしまったというわけである。

商品が届いて、まずは自宅の LAN に無線アクセスポイントの設置である。ルータ/アクセスポイントの切り替えスイッチをアクセスポイント側にして、手持ちのパソコンから Ethernet 接続でアクセスポイントの動作環境を設定する。WEP のセキュリティ設定が重要だ。ノートパソコンを持って住宅街を歩いていると、頻繁に WEP を設定していないアクセスポイントに出くわすという。家庭の無線 LAN からの情報流出は、完全に利用者個人の責任である。間違ってもデフォルトのまま無線 LAN を使ってはならない。「大したデータは入っていないから」とばかげたことを言うやつもいるが、個人のデータなど問題ではない。侵入されたパソコンを踏み台にして、そこからインターネットに不正アクセスする犯罪を助長することが問題なのだ。

2008012602W-ZERO3 の方は、まず無線 LAN カードのドライバの cab ファイルをパソコンから転送して、W-ZERO3 側でインストールする。それから mini SD スロットに無線 LAN カードを挿入して、アクセスポイントに設定したのと同じ WEP キーを入力する。これで部屋の中ではW-ZERO3 から無線 LAN 経由でルータに接続し、インターネットにアクセスできるようになった。外出先からの公衆無線 LAN アクセスポイントを使ってのインターネットは後日。

とりあえずこれで、食後にダイニングキッチンで2時間ドラマをみている間に、オークションの終了時間を逃してしまったという失敗は防げるかも。

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2008年1月24日 (木)

Core2Duo E8400

2008012401メモリだけ先行入手、のはずだったのだが、結局1週間も待てずに、CPU も HDD もマザーボードも買ってしまった。ここ数日、自分が納得できるまで、徹底的に調査したの上での結論である。

今回購入した CPU は表題の通り、Intel Core2Duo E8400。1月20日に発売されたばかりの、Wolfdale と呼ばれる 45nm プロセスのコアである。動作クロックは 3GHz、FSB 1333MHz で、両コア共用の L2 キャッシュ 6MB を備える。

同時に購入したマザーボードは、GIGABYTE の GA-G31M-S2L という製品。E8000 シリーズに対応した、最廉価版のチップセットである、G31 と ICH7 で構成される、microATX タイプだ。今回最後まで悩んだのは、このマザーボードである。

インテルの新世代チップセットといえば、G31 から始まり X38 までの 3-シリーズ。しかし G31 だけは発売当初 FSB 1066MHz までしかサポートしていなかった。ただしマザーボード各メーカは、どこも 1333MHz での動作を独自に検証していた。したがって G31 に E8000 シリーズを載せると、チップセットとしてはオーバークロック状態になるわけで、安定動作を目指す私としては、そういう不安要素は避けたかったのである。

G31 + ICH7 がダメなら G33 + ICH9 と言うことになるのだが、これがまた高いし、種類が少ない。しかも両者のスペックの違いは、私にとってはどうでもいい程度のこと。ショップの店員の話では、G31 での FSB 1333MHz は全く問題ないということだが、それでも G31 をオーバークロックと知りながら使うか、あるいは G33 で安心して使うために、5千円から1万円以上の出費を覚悟するか。

そこで昨日、ふと思いついて、インテルのホームページを見てみた。店頭ではあまり見かけないが、インテルも自社のチップセットを搭載したマザーボードを販売している。マザーボード設計のリファレンスとなるような、ほとんどイジリ甲斐のない、平凡な製品ばかりであるが、なんとインテル純正の G31 マザーボードでも、FSB 1333MHz を公式にサポートしているではないか。これはおそらく、G31 発売当初は、FSB 1333MHz の CPU はハイエンドかサーバ向けで、エントリモデルには表記の必要はないと考えていたに違いない。それが思いのほか Core2Duo の売れ行きがよく、FSB 1333MHz モデルがミドルレンジに降りてきてしまったので、安いマザーボードでも公式に動作するということにして、販売増を狙ったのだろう。最初から FSB 1333MHz で動かない理由などなかったのだ。

私は安心して1万円を切る価格で G31 のマザーボードを買うことにした。それから電源ユニットであるが、よく考えてみたら ATX 24pin の電源を1台予備に持っていたのだ。出力は 400W とそれほど大きくはないが、今回ハードディスクは、超省電力の Western Digital WD5000AACS を買ったので、45nm の Core2Duo との組み合わせなら十分だろう。

21日のブログに書いた BIOS のリビジョンの問題であるが、少なくともこのマザーボードでは、現状のリビジョンのまま、E8000 シリーズで Windows の動作を店頭で確認しているということなので(デモ機を見せてもらった)、セットアップが終わってから最新の BIOS にアップデートすることにした。

バルク品の初期不良交換は2週間以内ということだったので、とりあえず今日は箱から出さずにそのまま寝る。明日の仕事が終わったら、まず今使っているサブマシンのデータのバックアップから始めるとしよう。

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2008年1月21日 (月)

メモリ先行入手

Duron 1GHz のサブマシンの、中身をごっそり入れ替えて Core2Duo 機にする計画は、その後もパーツショップ巡りをなどをして情報を集めているのだが、現在非常に難しい状況にある。なんといっても今狙い目の CPU は昨日発売された、45nm プロセスの E8000 シリーズ。同一クロックの E6000 シリーズとほとんど同じ値段で、L2 キャッシュが 4GB から 6GB に。各サイトのベンチマークでは、性能向上はわずかなもののようだが、発熱量と消費電力がまるで違う。もし E6000 シリーズを買う予算があるのなら、もはや E8000 シリーズを選ばない理由は何もない。

ところが、その E8000 シリーズに正式に対応したマザーボードは、まだどのベンダからも発表になっていない。もちろんあと1週間もすれば、次々と最新の BIOS がアップロードされるのだろうが、問題は、今対応状況が明確でないマザーボードを買ってしまって、もし E8000 シリーズで起動すら出来ないような場合、BIOS をアップデートする手段がないということである。

E8000 シリーズに対応できそうな Intel の廉価版チップセットは、G31, P31, G33, P33 あたりだが、これらのチップセットでは FSB は 800MHz からである。そして私の手持ちの CPU で、LGA775 タイプのものは、1月10日に入れ替えた Pentium4 521 と、それまで使っていた CeleronD 330。しかし CeleronD の FSB は 533MHz だから、800MHz では50%ものオーバードライブになってしまい、起動できる可能性は低い。そうなると、今使っている Pentium4 を取り外して、一時的に新しいマザーボードに組み込むしかない。もちろん手段として残されてはいるけれども、安定動作しているメインマシンは、できればバラしたくはない。

というわけで、市場に出回っている BIOS のバージョンのままで、E8000 シリーズが、とりあえず起動できるのかどうか、少なくともそれだけは確認してからマザーボードを買いたい。単純にもうしばらく待てばいいだけの話である。しかしここに来て、メモリチップのスポット価格が急激な上昇傾向にあるという情報が流れている。特に 2GB の DDR2-SDRAM に実装される 1Gbit チップの値上がりがすごいらしい。まもなくメモリ価格が上昇に転ずるのは間違いないようだ。となると、4GB で1万円を切って買えるのは、これが最後のチャンスかもしれない。今まで何度もパソコンを組み立てようと、予算を組んだ頃にメモリ価格が上昇を始めて、苦い思いをしているので、なんとか今のうちにメモリだけは抑えておきたい。

2008012101そう考えて、とうとう 2GB の PC6400 DDR2-SDRAM を2枚セットで買ってしまった。すぐに動作確認出来ないので、初期不良交換だけのバルク品は怖いし、ここまで安くなっていると、あと1,000円安いバルク品など、あえて手を出す必要もない。そこで、近所のショップで限定販売していた CFD のメーカ保証つきの2枚パックを選んだ。デュアルチャンネル動作テスト済みということなので、初期不良の可能性も極めて低いだろう。

ここ数年間、メモリといえば規格は SD-RAM -> DDR-SDRAM -> DDR2-SDRAM と変わってきてはいるものの、容量あたりの単価は 1GB あたり1万円前後で安定していたのに、パッケージ品が 4GB で1万円以下とは、一体この1年で何があったのだろうか。この次に私の予想通り値上げされたとしても、現在の2倍にはならないだろうが、それにしても今の状況は、まさにメモリ天国である。

さて、それでは後はマザーボードの正式対応を待って、Core2Duo E8000 シリーズを買うだけなのかというと、それはまだ迷っているのだ。確かに Core2Duo なら E8000 シリーズしかないだろうが、同一クロックならその半額以下で Pentium Dual Core E2000 シリーズが買える。キャッシュ容量が 1MB と少なくなるが、もちろんベンチマークあたりのコストパフォーマンスは抜群にいいだろう。今回のパソコングレードアップの目的は、快適に RAW データ現像することなのだが、ニコンの現像ソフト CaptureNX を動作させた場合、E2000 シリーズと E8000 シリーズで、価格に見合っただけの性能の違いがあるのかどうか。こればかりはもう賭けでしかない。

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2008年1月10日 (木)

今更 Pentium4

2008011001パソコン性能強化のファーストステップとして、メインマシンの CPU だけを交換することにした。

現在仕事や趣味で主に使用しているパソコンは、メインマシンが Celeron D330 (NetBurst の 2.66GHz)、Dual Channel DDR-SDRAM 1GB * 2 で、サブマシンが Duron 1GHz (Athlon コアのハーフキャッシュ版)、SDR-SDRAM 1GB である。

サブマシンの方は、マザーボードの電源コネクタが 20pin で、ストレージデバイスもパラレル ATA だから、もはやケースだけを残して、電源からすべて交換しないと、アップグレードは出来ない。したがってこれは1~2か月以内に、Core2Duo ベースのマシンに入れ替える予定である。

問題はメインマシンの方。Core2Duo に切り替えるには、電源は 24pin なので、マザーボードとメモリの交換だけで済むが、2台同時期に同じシステムにする必要はない。しかし Celeron D330 のままでは、Core2Duo と比較してあまりに非力だ。ただし DDR-SDRAM を デュアルチャンネルで 2GB 搭載しているので、これはまだ使える。そこで、CPU だけの最後のアップグレードパスとして、Pentium4 に交換することに決めた。Pentium4 はもう新品ではまず手に入らないので、当然オークション狙いである。

とりあえずは最終版の Prescott コアで、3GHz L2 キャッシュ 2MB クラスのものを探したのだが、やはりこのあたりのものが狙い目のようで、出品は多いがすぐに値段が上がってしまう。中古の CPU を1万円で買いたくはないのだ。というわけで、年末から数日間じっくり観察していると、目標とするクラスには届かないが、希望落札価格つきの Pentium4 521 が出品された。Prescott コアの 2.8GHz、L2 キャッシュ 1MB である。3GHz クラスの平均落札価格の半額程度だったので、ここで手を打つことにした。クロック数の差は 3GHz に比べて1割も違わないので気にならないが、キャッシュ容量が半分になることによって、ニコンの RAW 現像ソフト CaptureNX の動作にどの程度違いが出るかが問題である。しかし買ってしまったらもう 2MB 版と比較することは出来ないので、今更考えても仕方ない。商品の到着を待つことにした。

2008011002そして今日、ヤマトのメール便で届いたのが写真の Pentium4 である。私としては初めての Hyper Threading 体験だ。ずっと昔、Dual Pentium3 用のマザーボードで、Celeron 400MHz (Pentium3 コアのハーフキャッシュ版)をデュアル構成で使っていたので、マルチスレッディングの価値はわかっている。ただしエセマルチスレッディングといわれる HT が、どこまで真のマルチスレッディングに迫るのかは全く不明。RAW 現像処理がたとえそれほど早くならなくても、処理中に入力処理をほとんど受け付けなくなってしまう症状が緩和されるだけで、かなりありがたいのだ。いくら CPU の速度が速くなろうと、数十枚から数百枚の RAW 現像のバッチ処理など、待ち時間なしで出来るわけがないので、1時間かかっていた処理が30分になろうとも、あまりありがたみはない。むしろ1時間ブログ巡りでもしながら、のんびり待っていられる方が気持ちが楽である。

事前調査で、WindowsXP からは、シングルプロセッサの HAL とマルチプロセッサの HAL は、ドライバ検出により、CPU を交換すればプラグ・アンド・プレイで入れ替わることがわかっていたので、とりあえずデータのバックアップを取って、CPU の交換である。今使っている Celeron D と Pentium4 は、Intel の公式発表では TDP は同じ 84w なので、ファンも流用できるはず。もしオーバーヒートするようなら、以前念のために買っておいた、大型のサードパーティ製ファンがある。

早速ケースを開け内部の掃除。CPU ファンをはずしてたまったホコリを取り除き、Celeron D を取り外す。LGA775 は CPU の交換に関しては一番簡単でいい。代わりに届いたばかりの Pentium4 のヒートパネルを丁寧に拭いてシリコングリスを塗り、ソケットに装着して、元通りファンを取り付ける。

まずは BIOS 画面。確かに Pentium4 Hyper Threading になっている。続いて Windows を起動すると、ウワサ通りハードウェアの変更を検出して、HAL をマルチプロセッサ版に入れ替えているようだ。しかし CPU 上で動作している OS が、CPU の交換を検出してカーネルを入れ替えるとは、いったいどんなアルゴリズムでプログラムが作られているのだろうか。

2008011003タスクマネージャを表示させると、久しぶりに見る2個の CPU 利用率のグラフ。事前にダウンロードしておいた、CPU の温度を監視するフリーソフトを起動して、しばらく様子を見る。いろいろなアプリケーションを起動したり終了したりさせて、温度上昇をチェックするが、40度を超えることはなさそうだ。とりあえずは Celeron D のファンで大丈夫だろう。
さて、いよいよ本題の Capture NX のバッチ処理である。事前に適当な RAW データ4枚を選んで、Celeron D での現像時間を計測しておいたので、同じ処理をして速度比較である。結果は Celeron D では、4枚処理するのに約10分。Pentium4 では7分だった。クロックスピードは 2.66GHz から 2.8GHz に上がっただけなので、10%に満たない。30%の速度向上の要因はキャッシュ容量の増大(L2 キャッシュは 256KB から 1MB)と、ハイパースレッディングによる、他のプログラム(このときは他のアプリケーションは動いていないので OS を構成するいくつかのプロセス)の並列処理である。

何よりもありがたいのは、2度目のテストで RAW 現像の処理中、このブログを書いているのに、キー入力の操作がもたつかないことである。現像時間が30%短くなったことよりも、その時間にパソコンを別な目的で使えることに価値がある。

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2008年1月 7日 (月)

DOS/V magazine 休刊

数年ぶりにパソコンのパワーアップを図ろうと、時代遅れになった知識を取り戻すために、あちこちネットを徘徊し、今日久しぶりに書店で DOS/V magazine を立ち読みしたら(パソコン関係の雑誌は4年ほど買っていない)、先月末に発売された 2008年2月号を以って月刊休止、以降ムックとして不定期刊行というアナウンスがあった。

日本の自作 PC 派のバイブルともいえるこの雑誌も、創刊から16年。最盛期には月2回発行で1冊の厚さが2cm以上(もちろん大半は公告)と、膨大な情報量を誇っていたのだが、再び月刊化されたここ数年は、書店での存在感もなくなり、私も気が付いたときに手にしてパラパラとめくる程度にしか見ていなかった。この時期に自分のパソコンの強化を考えていなかったら、きっと気付かぬうちに休刊になっていたことだろう。

最終号は偶然にもインテルと AMD の4コア CPU のアーキテクチャの解説で、興味を持ってしっかり読ませてもらった。情報科の学生のサイドリーダにしても良いくらいの記事である。このような楽しい技術解説を読ませてくれる雑誌がなくなると、パソコンに技術的な興味を持った若い世代は、自分からわかりにくい専門書を探さないといけなくなる。それがさらに学生の技術系離れに拍車をかけることにならなければ良いのだが。

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2007年10月 7日 (日)

Non Printable Disc

2007100701最近どこに行ってもプリンタブルディスクばかりである。私はちゃんとレーベル面まで加工された、完成品のディスクが欲しいのだ。

今日は珍しくノンプリンタブルの DVD-R が安売りされていたので、手持ちはまだ50枚ほどあったが、次はいつ手に入るかわからないので、取り敢えず入手した。

CD にしろ DVD にしろ、ホワイトレーベルのプリンタブルディスクほどくだらないものはないと思っている。表面がインクジェットプリンタ用に、吸湿性のある処理がされているため、印刷物と重ねておくと貼り付いてしまう。コーティングがされていないので、傷がつきやすい。記録面に比べると、レーベル面ははるかに薄いので、本来なら相当強力なコーティングがされていなければならないはずである。

通常ケースやジャケットにディスクを入れるとき、レーベル面を透明な窓の方に向けるはずである。果たしてレーベル面から、長期にわたって弱い紫外線を当てたとき、プリンタブルディスクは、どれほどの耐久性があるのだろうか。そして何よりパチモンだか何だかわからない、ベンダ不明のあの安っぽさが許せない。

ところでプリンタブルディスクを使っているユーザは、本当に1枚1枚ディスクにレーベル印刷しているのだろうか。私が今年の春に買ったプリンタは、ディスクレーベル印刷ができることになってはいるが、私にはディスクを焼くたびに、あの面倒な作業をすることはとてもできない。

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2007年10月 4日 (木)

miniSD カードリーダの末路

先月オークションで落札した W-ZERO3 es こと、WILLCOM WS007SH には、前のオーナが使っていた 1GB の miniSD カードがそのまま付いていた。これだけの容量があれば、私の利用目的なら十分すぎるほどなので、もうこの機種のために他に使い道のない miniSD を買い足さなくてもよさそうだと思った。

しかし他に使い道がないだけに、現在私は miniSD をパソコンに接続する手段も持っていない。W-ZERO3 es そのものを、パソコンに USB 接続すれば、ActiveSync を介してデータコピーもできるし、USB ストレージとしても使えるから問題はないのだが、これでは miniSD 自体をデータ交換用のメディアとしては使えない。かといって miniSD <-> SD 変換用のアダプタは単体で買えばかなり高いし、miniSD カードのオマケで付いてくるものも多いので、わざわざ単品で買う気にもならない。しかしこれ以上 miniSD カードは買う気がないのだ。だから今使っているマルチカードリーダが、時々不安定になるので、これを買い換えるときに miniSD にも対応したものにすればいいだろうという気になっていた。

2007100401ところが、こんなものを見つけてしまったからいけない。miniSD カードを USB に変換するアダプタ。しかも 64MB の miniSD 付き。もちろん上記の通り、すでにこういうものに興味を失っていたので、そのままやり過ごすところだったのだが、貼ってある値札を見て血迷ってしまった。なんと298円である。時代はすでに microSD に移りつつあるとか、USB の規格が 1.1 なので転送速度が遅いとか、そういう幾多の不人気理由があるにせよ、miniSD カードリーダに 64MB の miniSD カードのオマケ(どちらがオマケかわからないが)が付いて298円はいくらなんでも...

かくして私は miniSD をパソコンに接続する手段を得たうえに、使い道のない 64MB の miniSD カードを手に入れてしまった。もちろん今まで CASSIOPEIA に 10MB のコンパクトフラッシュが入っていて、これをデータストレージにしていたのに比べれば、64MB は PDA にしては大きすぎる容量なのだが、手持ちの 1GB のカードから見たら、誤差程度でしかないのだ。

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2007年9月29日 (土)

スーパーマルチメディアマシン

2007092901久しぶりにパソコンのアップグレードパーツを買った。とはいっても珍しいものではない。LITE-ON の DVD マルチドライブである。近所のエイデンで、オマケ付き3,990円だったので、サブマシンに装着しようと思って買ったのだ。DVD のライティング中は、やはり他のアプリケーションを動作させたくないので、以前から安いものを見つけたら買おうと思っていた。

2007092902面白いのは DVD ドライブではなくて、オマケの方。なぜか脈絡もなく 512MB の SD カードが付いていた。しかもカードの一部を抜き取ると、USB ストレージメモリになるというキワモノ。何度か抜き差ししたら、緩んで固定できなくなりそうだが、その状態でもデジカメのスロットに入れるのに支障なさそうなので、問題ないだろう。それよりもカードを掴むときに、必ずどちらかの接点を触らざるを得ないのが不安だ。

まあ普通の SD カードとしてなら使い道はいくらでもあるし、こうしてブログのネタにもなったわけだから、悪いオマケでもない。

2007092903肝心の DVD ドライブを装着したサブマシンであるが、これはメインマシン不調時のコールドスタンバイ機としての役割のほかに、メディアコンバータでもある。

以前、顧客から 640MB の MO でデータを受け取り、読み出す手段がなかったことがトラウマになって、何でも来いのマシンを1台用意しておかないと安心できなくなってしまったのだ。そこでこのマシンには、640MB の MO の他に、なんと PD ドライブまで装着してある。もっとも PD ドライブは、ずっと以前、まだ CD-R が普及する前に、私がバックアップ用に使っていただけで、他に PD を使っている知り合いを、今のところ誰も知らない。

このマルチメディア(複数媒体という意味)マシンに、今回ようやく最もポピュラーな DVD マルチドライブが装着されたわけである。そういえば、肝心のフロッピーディスクがないな...

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2007年9月23日 (日)

W-ZERO3 es

2007092301PDAを10年ぶりに更新することにした。新しく手に入れたのは、1世代前の WILLCOM のスマートフォン、W-ZERO3 es こと、WS007SH である 。もちろん新品で買ったのではない。先日発売された新機種 Advanced W-ZERO3 es に買い換えた、マニアの放出品狙いである。

Yahoo! オークションを数日間追いかけて手に入れたのは、本体もマニュアルもピカピカの品物。出品者の記録を見てみると、案の定数日前にオークションで新品の Advanced W-ZERO3 es を手に入れていた。

私が今回手に入れたものは W-SIM が付属していない。なぜなら私はこの W-ZERO3 es を、電話として使うつもりはないからだ。目的はあくまで現在使用している初代 Windows CE マシン、CASSIOPEIA A-51 の代替機なのである。

2007092302初めて CASSIOPEIA を手に入れた頃は、持っていることがうれしくて、毎日1時間くらい、何か触っており、電池の消耗も激しいので、ニッケル水素電池を使っていたのだが、2~3年も使っていると、パソコンと PDA の住み分けが完全に出来上がり、普段は1日に1回数分間使うかどうか。仕事のデータを家に持って帰って同期を取ったり、出張のときだけはメールの送受信や Web ブラウズをするという具合である。

しかしそのわずかな利用を、今更紙とペンに置き換えることはできない。日常の仕事がパソコンベースで行われている限り、一時的なデータの入出力を紙に依存するのは、非常に効率が悪く、伝達情報に不確かさが混入する(書き間違え)のが避けられないからである。

だから PDA に究極の性能や最先端の機能を求めてはいないが、最低限の機能は必要なのである。現在の私の仕事の場合、その最低限の機能とは、テキストファイルの入力と閲覧、Microsoft Excel の最小限のワークシート(基本的な数式だけでいい)の入力と閲覧、そして Windows 上で扱う、あらゆるバイナリデータのストレージ機能と、ファイルマネージャによるファイルの参照(すべてのファイルの中身までは見えなくて良い)である。

2007092303これらの条件を満たす PDA は、残念ながら WindowsCE 系 OS (現在は Windows Mobile と呼ぶ)を搭載した、キーボード付きの機種しかない。よく小型の PDA を見て、「こんなに押しにくいキーボードならない方がいい」という意見を言う人がいるが、そういう人は、ただのキーボードマニアであって、実際には文字を入力する仕事をやったことがないのだろう。どんなに押しにくいキーボードであっても、ペン入力や携帯電話のテンキー入力などよりはるかに効率がいい。キーボードの操作性云々ではなく、QWERTY キーボードがあるかないかがすべてなのである。

今のところマニュアルを読みながら、自分のワークフローをどう変更しなければならないか、見極めているところであるが、数日中に Active Sync を Windows Mobile 対応のものに入れ替え、CASSIOPEIA との同期データを、すべて W-ZERO3 es に切り替える予定である。ほとんどの作業が今までどおりにできそうだ。そしてアプリケーションの実行速度は圧倒的に速くなる。残る不安は通常電源を切っておいて、1日1回、数分程度起動するような使い方で、内蔵のリチウムイオン電池がどれくらい持つかということ。使おうと思って電源を入れようとしたら、完全に放電していて、設定情報まで消えていた、などということにならないよう、充電のタイミングを見極めておかないといけない。この点だけはやはり1次乾電池を使う機種に軍配が上がる。

CASSIOPEIA を完全に引退させたら、次は今使っている PHS(京ぽん) を、W-SIM 対応のものに機種変更しようと思っている。日常的に使うものではないが、やはり PDA はインターネットにアクセスできた方が便利に決まっているから。

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2007年7月 4日 (水)

メールが送信できないぞ

今日、突然メールが送信できなくなってしまった。受信はできる。思い当たるフシは... あれだ。間違いない。「OP25 ブロック」というやつ。少し前に Yahoo!BB から通知があった。

OP25 ブロック - Outbound Port 25 Blocking - というのは、プロバイダのアクセスポイントを通過する、TCP ポート 25番宛ての送信パケットをブロックするファイアウォールである。目的は、プロバイダのアクセス回線を利用し、且つそのプロバイダの SMTP メールサーバを利用しないで、別の SMTP メールサーバを経由して、メールを送信する行為をブロックすることである。

SMTP というプロトコルは、郵便と同じで、一度郵便局のポストに投函してしまえば、差出人が誰であっても、確実に宛先に届く。電子メールの場合、一斉送信を利用すれば、差出人不明のまま、タダで大量のスパムメールを送信できることになり、犯人を追及する手段がほとんどない。

私が自宅からメールを送信する手順を考えよう。自宅には Yahoo!BB の ADSL が引いてあるので、私のパソコンから送信されたメールは、まず Yahoo!BB のアクセスポイントに届く。もし私が Yahoo!BB のメールアドレスを利用してメール送信するのなら、アクセスポイントに到着したパケットは、Yahoo の SMTP サーバ (TCP ポート 25番)に渡され、そこから先は宛先メールアドレスにしたがって、次の SMTP サーバへ転送される。

ところが私は、メールの送信は15年以上も使っている @nifty のアカウントを利用しているのだ。この場合、私のパソコンから送信されたメールは、Yahoo!BB のアクセスポイントを通過し、そのまま @nifty の SMTP サーバ (TCP ポート 25番)に到着する。そして、もしもこのとき、送付したメールに、差出人アドレスなど、私自身を示す情報が何も記されていなければ、@nifty の SMTP サーバから見た場合、そのメールは誰がどこから発信したものか、全くわからなくなってしまう。つまり、Yahoo!BB の回線を使って、@nifty のメールサーバに、スパムメールを紛れ込ませたことになるのだ。

これを対策するのが OP25 ブロックである。Yahoo!BB のアクセスポイントで、そこを通過する (つまり自社の SMTP メールサーバに向かわない) パケットをブロックすることによって、自社の回線が他社のメールサーバへの侵入口にならないようにするものである。

しかし回線を利用するプロバイダのメールサーバを使わないで、別のメールサーバを利用すると言うのは、何も悪意のあるユーザだけではなく、私のように、インターネットへの接続と、メールなどのサービスとを切り離して運用しているユーザは少なくないはずである。そこで、そういうユーザのために、各プロバイダは SMTP サーバへの接続に、TCP ポート25番以外に、587番のサブミッションポートを準備している。ただし587番を侵入口にされたら同じことなので、587番のポートには、POP3 サーバとは独立したユーザ認証を設定することで、そのポートは正規の会員ユーザでないと、アクセスできないようにしている。

ネットでいろいろと調べてみると、どうやらほとんどのプロバイダやレンタルサーバの SMTP サーバには、すでにこの対策が施されているようで、幸い今回は Outlook Express の、アカウント設定を変更するだけで対処できた。

それにしても、セキュリティ対策とか、不正使用対策とか言いながら、この手のブロッキングは、善意の一般ユーザに対して、何のメリットもないばかりか、ただ無駄な仕事が増えるだけで、本当に悪意のあるクラッカーならば、この程度のブロックをすり抜けるのはそう難しいことではないだろう。

いつも被害を受けるのは、善良な市民である。

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2007年5月21日 (月)

Canon PIXUS iP4300

19日のブログに書いたように、ほぼ7年ぶりにインクジェットプリンタを買った。CMYK の4色染料インクに、テキスト印刷用の顔料黒インクがセットできる機種である。それまで使っていたのは同じキヤノンの BJ-F210。さらにインクのストックを削減するために、奥さんのパソコンにも同じプリンタがある。

仕事で紙に印刷することはほとんどないし、写真は近所のキタムラでフロンティア出力してもらうので、この7年間プリンタはあればそれでいいという状態だったため、毎年秋に発売される新機種にもほとんど興味はなかったのだが、3年前キヤノンが初めて前面給紙カセットを装備したときに、ちょっと欲しいと思った。印刷枚数が少ない私は、ASF に A4 普通紙をまとめてセットしておくと、1か月以上給紙しなくてもいいことがある。おかげで最後のほうの紙はフチがカールしてしまい、使い物にならなくなってしまうことも多い。その点用紙を平らに置いて、剥き出しにならない給紙カセットがあれば、安心して大量の用紙をセットしておける。大型のレーザープリンタのように使うことができそうだと思ったからである。

しかし欲しいとは思いながらも、まだ使えるプリンタがあるのに、2万円近い出費は無駄だと思ったし、奥さんと共用のインクのストックが大量にあったので、新機種を購入するには至らなかったのだ。そして今回、そろそろインクが減ってきたので、追加しようかと思い始めていたとき、近くの家電量販店でこのプリンタが大幅に値下げされていることを知り、いったん家に帰ってネットで調べてみて、通販なら12,000円程度で買えることがわかったのである。私の記憶では期間限定の特別な安売りでない限り、最近まで店頭では18,000円程度だった。

日本国内での家庭用プリンタの販売は、当然新製品発売時期の10月頃から年末にかけてである。やはり今は一番売れない時期だから、メーカ出荷価格も下がっているのだろうか。いずれにせよ、このプリンタのランニングコストが安いことは、掲示板などの情報でほぼ確実だったし、新たに今のプリンタのインクを何セットか買うとなれば、1万円くらいの出費は必要になる。ならば残ったインクをすべて奥さんのプリンタ用に割り当てて(奥さんはさらに印刷しないので)、私はそろそろ新調してもよいのではないかと考えた。

そしてたまたま名古屋に行く用事があったついでに、価格調査のためにビックカメラに寄ったら、なんと店頭価格で12,200円になっているではないか。これは通販の底値に近いし、さらに20%のポイントが付いている。私は基本的にポイントは割引とは考えていないのだが、確実に消耗品が必要になるプリンタだけは、ポイント込みで値段を考えてもいい。そこで今回はプリンタを現金で購入し、ポイントで顔料黒インクを1本つけてもらうことにした。カラーインクに関しては、今後の消耗度合いを見てストック数を考えよう。

2007052101セットアップが終わって、何枚かテスト印刷をしてみると、確かに7年間の進歩に驚いた。印刷開始時に15秒ほど待たされるが、A4 用紙1枚あたりの印字速度は、一般的なカラー混じりのモノクロテキスト文書で5秒くらい。フォトペーパーに最高画質で印刷しても1分程度である。印刷品質はさらにすばらしい。顔料インクのおかげで、テキストはまるでレーザープリンタのようだし、写真など本当に4色インクかと目を疑いたくなるほどの出来栄えである。確かにこれなら画質でフロンティアと十分勝負になるだろう。まあそれでも私は写真をインクジェットで出力したいとは思わないが。

2007052102 ただひとつ、大きな欠点は、筐体が巨大で置き場所に困ると言うことである。今までの BJ-F210 が、A4 プリンタとしては非常にコンパクトだったのが災いして、今の私の部屋には、この iP4300 を、排紙トレイを引き出したまま置ける場所がないのだ。近いうちに部屋のレイアウトを変えないといけない。

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2007年4月28日 (土)

サーバ撤去後の静寂

昨日の深夜、ついに2年間動き続けたサーバのハードディスクが壊れた。ハードディスク自体はもっと古いマシンで使っていたものだから、確実に4年以上動いていたはずだ。

しかしサーバといっても、使い道は実質プリンタサーバと、データバックアップ用のファイルサーバだけだったので、この際思い切って PC サーバそのものを撤去することにした。プリンタを直接 LAN に接続できるプリントサーバを買って来れば、プリンタの共有はできるし、データバックアップは各マシンともローカルな2台目の HDD にすることにして(現状はそうなっているので、実はサーバへのバックアップは、単なるファイル共有が目的になっていた)、PC サーバそのものは必要ないのだ。

早速近所のショップで、バッファローのプリントサーバを買ってきて、SMB over TCP/IP で、各クライアント PC に、ネットワークプリンタポートを追加した。

プリントサーバを LAN に接続し、説明書に記されたホスト名を、そのまま PC のブラウザのアドレス欄に入力すると、プリントサーバの設定用 Web ページが表示される。ここでワークグループ名を自分の使っている名称に変更すれば、各 PC のマイネットワークに、プリントサーバが表示されるので、余計なツール類を必要としなければ、特に何のソフトもインストールせずに(ここがきわめて重要だ)、プリンタ共有が可能になる。

一通りの動作確認をして、すべての PC の電源を切ると、数年ぶりに真の静寂が訪れた。この部屋は我が家で一番年長のネコの昼寝の場所にもなっているので、きっと彼女も喜ぶだろう。もちろん無駄な消費電力も大幅に低減したはずだ。

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2007年4月10日 (火)

フラットベッドスキャナ

先日、5年以上使ったフラットベッドスキャナ CanoScan N656U が壊れてしまったので、急遽代替品を探すことになった。実は、それ以前に使っていたスキャナは CCD タイプだったのだが、CIS タイプの手軽さに惹かれて N656U を買ったことに、少々後悔していたのだ。

CIS はその名のとおり、LED光源の反射光を、コンタクトイメージセンサで、原稿に密着(ガラス1枚を隔ててはいるが)して読み取る。したがって屈折光学系を持たないため、原稿のわずかな浮きでもピントが合わず、さらに原稿が浮いた部分は光量不足で真っ暗になってしまう。ちょっとした厚さの本を開いてスキャンしようと思うと、中央の綴じ代付近がまったく読み取れないのだ。

そこで N656U の故障を機に、CCD タイプの中級機、35mm フィルムがスキャンできるものを買おうと考えた。ブローニーや大判フィルムは、おそらくもう一生使う予定はないので、この際無視する。きっと5年前に比べたら CCD タイプのスキャナもすっかり安く、高性能になっているだろう。

ところが、実際にパソコンショップに足を運び、展示品を見たり、カタログを集めたりしているうちに、昨年あたりからフラットベッドスキャナの新製品が急に減っていることに気づいた。キヤノンを例にとると、現行品では CCD タイプが2機種、CIS タイプが2機種しかない。CCD タイプはもちろん両機種とも、35mmフィルムのスキャンはできるが、大判のスキャンができる機種はないし、安いほうの機種では、赤外線によるゴミ取り機能まで省略されてしまっている。つまり、実用的にフィルムスキャンまでできる機種を買おうとすると、最上級機しか選択の余地はないのだ。

ここ数年、プリンタ市場が急速に変化してきていることは知っていた。単機能機が売れ行きを落とし、複合機の売り上げがどんどん伸びているため、メーカも単機能機の新製品投入を減らしているらしい。そして、当然のことながら複合機が売れるということは、スキャナも単機能機の需要が減るということだったのだ。

しかしプリンタを複合機に統合することはともかく、スキャナを統合するのは、まったく合理的ではない。少なくとも私の環境では、使い物にならないのだ。なぜなら、プリンタはサーバに接続して、ネットワークで共有しているが、スキャナをネットワークで共有する標準プロトコルは存在しないから、専用のプリントサーバやドライバを使わなければならない。もちろんそうやって接続しても、スキャナは手元に置いて、原稿を入れ替えながら使うものだから、離れた場所にプリントサーバを設置できるというメリットが逆に欠点になるし、さもなくば、スキャナを使うときだけ、操作しているクライアント PC に繋ぎ変えないといけない。最近では一家に複数のパソコンを設置してある家庭も少なくないし、ネットワークにプリンタを直結する、プリンタサーバまで手軽に買えるのに、そういうユーザは、複合機のスキャナ機能をどのように利用しているのだろうか。

一旦スキャナを購入を見合わせ、帰宅して Yahoo! オークションを覗くと、偶然にも故障した N656U と同一機種が、わずか1,000円で出品されている。とにかく仕事で必要な資料をスキャンしている最中だったので、まず仕事を続けることが先決である。CCD スキャナの件は後回しにして、この N656U を落札した(最終的には1,200円になったが)。

さて、それから数日間、私はずっと CCD スキャナのことが気になっていた。今すぐに必要なものでもないが、今の市場を見ていると、今後より魅力的な新製品が発売される可能性は極めて低い。ならば今買えるものを買っておくしかないのか。とにかく、キヤノンとエプソンの、過去数年間のスキャナのスペックを調べてみることにした。それで、現行品とオークションで手に入る中古品との比較をし、満足のいく買い物をしようと考えたのだ。

結果としてわかったことは、やはり私と同じように考えている人が少なからずいるらしく、1世代、あるいは2世代前の中級機が、どんどん高値で落札されていく。ポイントは、CCD タイプで、35mm フィルムが6コマ以上連続スキャンでき、ゴミ取り機能が付いているというところか。3世代以上前になると、これらのうちのどれかの機能が不足してくる。

オークションをモニタしていて、運良く私が落札できた機種は、CanoScan 5400F。1世代前の35mmフィルム対応機である。キヤノンの現行型では読み取り解像度が 4800dpi になっているが、この機種までは 2400dpi。しかしスペックで劣るのはそれだけで、後はすべてこの1世代前の機種のほうが上回っている。フラットベッドで 4800dpi というのは、およそ現実的ではないので、これはどうでもよいことである。

2007041001 本日、落札した商品が到着したので、まず35mmフィルムのスキャン結果を、フィルムスキャナ Nikon COOLSCAN IV ED と比較してみた。これは5年前のフィルムスキャナのエントリモデルである。写真は2枚とも上がフィルムスキャナ、下が今回落札したフラットベッドスキャナ。同じ写真を最高解像度でスキャンし、全体を比較したものと、半分程度に縮小した画像の中央部を切り出したものである。

2007041002 やはり専用機にはまったく歯が立たないというのが、第一印象。しかしながら、フラットベッドスキャナでもそれなりに使えるというのが正直な感想である。

ただし、フラットベッドスキャナでスキャンした方は、この色調まで持ってくるのに、それなりに手を加えなければならないことを付け加えておく。しかし、まだ使い込んでいないため、スキャン前の微調整はほとんどしていない。もう少しコントラストを押さえてからスキャンすれば、ここまでひどい階調飛びは回避できるかもしれない。

私はデジカメにしろ、スキャナにしろ、基本的に見る側が自分の好みに合わせて最終的な加工をするものだと考えているので、取り込んだままの画像にはあまり興味がない。レタッチで完成度を高められる絵をスキャンしてくれれば文句はないのだ。

ところで、肝心の反射原稿の読み取りであるが、CIS タイプの N656U に比べると、まるで別次元の速さだ。300dpi 程度で印刷物をスキャンするのなら、待ち時間なく次々と原稿を差し替えないといけないくらいである。あとは、この巨大さを我慢できるかどうかということだろう。

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2007年2月24日 (土)

ISDNルータ

我が家は2世帯住宅で、われわれ夫婦の電話は10年前から ISDN である。10年前というと1997年。つまり NTT が1987年から始めた ISDN サービス(INSネット64)用のデジタル交換機が全国を網羅し、アナログ回線からISDNへの、番号継続移行が可能になった年である。

現在ではすでに ISDN はその役割を終え、光フレッツによる IP 電話への移行が始まっている。ISDN だと、ADSL が利用できないので、高速インターネット接続の手段がなくなってしまうのだ。しかし我が家にはもう1回線、ずっと昔から使用しているアナログ回線があり、これは現在では母親専用の電話であるが、そちらで ADSL を利用しており、モデムからルータを介して、すべての部屋に 100BASE-TX が配線してあるので、ISDN の方はただの電話2回線分として、そのまま継続利用している。

今回電話番号をもうひとつ取得する必要に迫られ、ISDN の iナンバーサービスを申し込んだ。iナンバーサービスとは、ISDN 基本インタフェースでサポートされる、2本のBチャンネルに、それぞれ別の電話番号を振り、外部からは独立した2回線の電話のように利用できる仕組みである。

というわけで、今まで以上に ISDN への依存度が高くなってしまったわけだが、そうなると DSU/TA のバックアップが必要になってくる。もしも落雷などの被害を受けて、DSU/TA が使用不能になってしまった場合、2回線同時に不通となってしまうからだ。しかし前記の通り、すでに時代は ISDN ではなく、電気店で DSU/TA の新品を購入することができない。もちろん商品としては製造されているはずなので、注文すれば購入できるだろうが、何日間電話不通になるか予測できないのだ。

そんな不安に悩まされていて、仕事の帰りにふとハードオフに立ち寄ったら、なんと現在使用している DSU/TA 内蔵型 ISDN ルータ、「NEC COMSTARZ neo」の同型機種が、ジャンクで売っているではないか。消耗で壊れるような性質のものではないので、もし前ユーザがこれを手放すまで使用していたものであれば、ほぼ間違いなく動くだろう。もし動かなくても、燃えないゴミとして捨てるだけだ。迷うことなくレジに持っていった。

2007022401家に帰って、自分が持っている機種の説明書を引っ張り出し、まずハードウェアリセットをかけ、工場出荷状態に戻した後、IP アドレスと電話番号を、現在のものと同じ値に設定し、2台を入れ替えてみた。案の定、通話もダイヤルアップによるインターネット接続も、DHCP と IP マスカレードの LAN 側処理も、問題なく動作した。1台目は新品で2万円も払って買ったのに、今回はジャンクとはいえ、汚れも傷もほとんどない状態で、500円である。保険というのは、こういうことを指すのだろう。

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2006年11月 6日 (月)

そういう運命だったのです

しばらく前に買っておいた 200GB の HDD にシステムを移行するために、ディスク構成を変更する作業を始めた。今までは 160GB の S-ATA HDD にシステムをインストールし、80GB の P-ATA HDD をバックアップ用としていたのだが、このバックアップ用の HDD を取り外し、200GB の S-ATA を増設した上で、こちらにシステムをインストールし、すべての環境の移行が終わったら、従来の 160GB の方を、バックアップ用にする計画である。この方法だと、システムが完全に移行するまでは、古い方の HDD を起動ディスクにしておけばいいので、時間のあるときに、少しずつシステムのセットアップができるのだ。あまった 80GB の HDD を、外付けのバックアップディスクにするため、P-ATA を USB の外付けにするアダプタも、昨日買ってきたのである。

まず 80GB の方を取り外し、200GB の HDD を取り付けて、BIOS の設定で、2台目の HDD を P-ATA から S-ATA に変更した。これは全然問題ない。起動ディスクを新しい方に切り替えると、まだ OS が入っていないので、ブータブル CD-ROM を要求される。とりあえず OS のインストールは後回しにして、取り外したディスクを外付けにする作業である。変換アダプタがちゃんと動作することを確認しなければならない。

説明書どおりにむき出しの HDD をアダプタ経由で USB コネクタに接続し、OS からマスストレージとして認識されるのを確認した後、大量にファイルコピーができるかどうかのテストである。バックアップ用のバッチプログラムを使って、内蔵の HDD からファイルをコピーし始めた。こちらも順調である、と思っていたら、突然 HDD から恐怖の「カッコン、カッコン」という音が! トラッキングができなくなったヘッドが何度も往復する、HDD の断末魔の叫び声である。これが鳴り出したら、もうその HDD が助かる見込みはほとんどない。

なんということだ。HDD をパソコンから取り出した、その日に寿命を迎えるとは。取り外した HDD のために買った変換アダプタは、動作確認はできたものの、それっきり使い道がなくなってしまった。しかも、大容量の P-ATA HDD は、これが最後の1台だったのだ。まさか、変換アダプタを使うために、わざわざ P-ATA HDD を買うわけにはいくまい。今後新しいディスクを買うとしても、それは S-ATA になるはずだ。

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2006年10月28日 (土)

駅前で電話を配らないのですか

Yahoo!BB の時のように、街頭やショッピングモールで、お姉ちゃんが端末を無料で配り、その場でお持ち帰り、最大3か月無料、というのを期待していたのだが、結局は \0 端末と通話・メール無料(複雑な料金体系あり)という、ありきたりな戦略だった。

\0 端末は、ショップによってはめずらしくないし、キャリア内の通話・メール無料は、すでに WILLCOM がやっていることだから、残念ながら携帯電話の価格破壊という印象はない。将来的にソフトバンクはすべて IP 電話にするとか言っていたけど、具体的にそれがどういう形態になるのか、そちらのほうが興味がある。

NTT は光電話で、固定電話をすべて IP 化している。しかしそうなると IPv4 でグローバルアドレスを割り振るのは不可能なので、IPv6 の地域 IP 網(NTT東西ではルーティングしていないそうだ)を整備したが、実はインターネットに先行したため(せざるを得なかった)、今のところこれは閉域接続であり、「インターネット」ではないそうだ。将来インターネットが IPv6 に移行した時、そのまま相互接続できるのだろうか。NTT に問い合わせてみても、まったく要領を得ない回答だった。つまり「わからない」ということだ。

ソフトバンクが携帯電話を IP 電話化するのだとしたら、それは NTT の IPv6 ネットワークを利用することになるのだろうか。

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2006年10月14日 (土)

インクジェットプリンタ

今年もプリンタ新機種の季節が来た。つまり年賀はがきの発売ということだ。キヤノンとエプソンを中心に、毎年この時期に各社の新型インクジェットプリンタが発売される。

私は1991年からインクジェットプリンタを使っているので、もう15年になるが、5年以上新機種を買っていない。今使っているのは、キヤノンの BJ-F210 という、4色インクの A4 プリンタだ。これが我が家には3台ある。1台はサーバに繋がった共有プリンタで、これはどのパソコンからも印刷できる。もう1台は奥さんのパソコンに直結させてある。残る1台は故障したときの予備機として保管してある。新品で買ったのは1台だけで、後はオークションで数百円で落札したものだ。おそらく前オーナは、新型のカラープリンタを手に入れたのだろう。

予備機まで故障してしまったら、新機種を買うしかないが、それは当分先のようだ。インクカートリッジもオークションで何個か手に入れたし、黒インクに関しては、補充インクを使っている。実はこのプリンタが手放せないのは、インクの補充がきわめて安全確実にできるからでもある。

プリンタの用途は、現在はおもに仕事である。乾式コピーの原稿を作成することが中心であるため、ほとんどがモノクロ印刷。ハッキリ字が読めることが重要なので、カラープリンタとしての極限の性能を問われることはない。だから最新機種などまったく不要なのだ。以前は時々趣味の写真を出力するために使っていたが、コストや耐久性を考えると、フロンティア(富士フイルムのデジタルラボ)の方がはるかに安い。

というわけで、黒インクの消費はかなりあるが、これは補充インクを使うので、問題ない。年1回の年賀状印刷や、CD, DVD のジャケット印刷に、ちょっとした写真を載せることもあるが、いずれも4色で必要十分なレベルである。

ほとんどがモノクロ印刷で、時々カラーも使う。印刷品質は問わないし、ランニングコストは安いほうがいい。そういうプリンタは、絶対に商売にならないので、今後もメーカから発売されることはないだろう。

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2006年9月26日 (火)

オーバーヒート気味

真夏のパソコン熱暴走以来、CPU がオーバーヒート気味である。BIOS の設定で、CPU の温度が70度を超えるとシャットダウンするように設定してあるのだが、すっかり涼しくなったにもかかわらず、負荷の高い処理を連続して行うと、時々オーバーヒートしてシャットダウンする。

思い当たるフシがひとつあるのだが... 今年の4月頃からしばらくパソコンの音が妙にうるさかったことがある。明らかにファンのベアリングが磨耗して、回転が不安定になったときの音なのだが、今のパソコンは CPU、ケース、電源と、3つもファンを内蔵しているので、どれが異音を出しているのかわからない。まあすぐに動かなくなるものでもないので、しばらく様子を見ようと思っていたら、いつの間にか異音も消えてしまい、私自身もそのことを忘れていた。

しかしベアリングが磨耗して異音が出たということは、そのまま放置して直ることは絶対にあり得ない。さらに磨耗して、偶然バランスよく音が小さくなっただけである。そしてそのまま真夏を迎えた。去年の夏は CPU のオーバーヒートで、シャットダウンすることはなかったので、明らかに今年の方が、冷却効率が落ちているということだ。異音の原因は、CPUファンだったのではないか。

そこまでわかれば、ファンを交換すればいいだけの話である。しかしパソコンショップで LGA775 用の CPU ファンを見たら、なんとまあ値段の高いこと。しかもこれで本当にケースに入るのか、というくらい巨大なものばかり。ほとんどがインテルの安いリテール品 CPU の半値以上の価格をつけているではないか。これならいっそ、CPU ごと新しいものにしてしまおうか。ちょうど Core 2 Duo が発売されたばかりで、シングルコアの LGA775 は値崩れしていることだし。

と、ここまで考えて、なんか本末転倒な気がしてならない。パソコンなどというものは、ほとんどの場合、目的よりも手段が優先なのはわかっているのだが。

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2006年9月21日 (木)

写真の選別と整理

基本的にデジタル一眼レフでは、RAW + JPEG で撮影している。撮影後 JPEG で写真を選別し、不要な JPEG と 同じ写真の RAW を削除した後、ファイル名を振りなおして連番にし、月単位で保存している。

JPEG はホームページ素材に使ったり、知人の画像掲示板に貼り付けたりするのに利用するし、自分のアルバムとして閲覧するのにも便利だ。気に入った写真をレタッチして再保存したり、プリントするときには RAW を使う。

しかし一度に数十枚以上の写真を撮ると、JPEG で選別して削除したものと同じ RAW をもう一度削除したり(失敗するとすべてを失う)、番号を振りなおす作業は、かなり苦痛になる。そこで以前からこの処理(JPEG で不要なファイルを削除した後の処理)を、自動化するためのプログラムのアルゴリズムを考えていた。フリーソフトとして公開する気もないので、VisualBasic.NET で簡単に作ってみようと。

そしてファーストバージョンがようやく今日完成した。自分が使うだけなので、操作性はあまり工夫していないが、今のところ問題なく動作しているようだ。これで創作的でない作業からひとつ開放される。パソコンというのは、やっぱり自分のためにプログラムを作ってこそ価値があると思える瞬間である。

このブログを読んでいる人で、ニコンのデジタル一眼レフを使って、私と同じワークフローを処理している人がいたら、プログラムを提供してもいいですよ。ファイル名の拡張子やプレフィックスとかは、あまり汎用的に作っていないので、とりあえずニコンの命名規則にしか対応していません。

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2006年9月 2日 (土)

マウス、有線か無線か

2年ほど使ったマイクロソフトワイヤレスマウスが、どうにも調子悪くなったので、普通の有線マウスに買い換えた。もうワイヤレスは懲り懲りだ。

確かにケーブルがないから、机の上で邪魔にならないし、マウスから手を離した瞬間に、ケーブルの張力でマウスが動いて、不用意にポインタが移動してしまう心配もない。しかし受信機をいくら近くに置いても、無線である限り伝送エラーが起こり、ポインタの動きがわずかに遅れたりすることがあるし、こまめにスリープするため、マウスの動かし始めでどうしても反応が鈍い。こういう特性はワープロなどではあまり問題にならないが、マウスの微妙な動きを要求されるフォトレタッチでは致命的だ。

しかもこまめにスリープして節電している割には、単3アルカリ電池2本で1か月持たないから、エネループにしたのだが、もちろんニッケル水素電池は容量が少ないから、経済的ではあるが、アルカリ電池よりさらに交換が頻繁になる。正月休みで1日中パソコンに向かっていたりすると、2週間も持たない。

というわけで、今回は有線マウスを買うことに決めていた。条件はホイール(横スクロールはあれば便利だけどなくてもいい)と5ボタン。ブラウザの「戻る」と「進む」が割り当てられるものが必須だ。親指クリックで「戻る」操作に慣れると後戻りできない。それからマウスの中央がややくびれていて、親指と薬指ではさんで持ち上げられること。以前くびれのまったくないマウスを使ってひどい目にあった。パソコン教室でマウスをいっぱいに動かし「机が足りません」と叫んでいるおやぢ状態だったのだ。持ち上げて戻そうとすると、ポテッとマウスを落としてしまう。

近所のショップに買いにいくと、条件にぴったりの、ノーブランドのバルク品が\1,480だった。ボタンのクリックの感触も、ホイールの抵抗も悪くない。いくら高級なものでもボタンのマイクロスイッチは消耗品なので、今までの経験からせいぜい3年使えればいい方だ。まとめて2~3個買おうかとも思ったが、まずは1個買って、使ってみてからでいいだろう。

早速1個買って帰り、今は勝手に居眠りしたり伝送エラーを起こさない、快適な有線マウスでブログを書いている。ワイヤレスと違って電池が入っていないため、あまりの軽さに、つい大きくポインタを動かしてしまいがちなので、コントロールパネルで移動量をやや小さくした。一度分解して中におもりを詰めてみようかとも思う。この軽さのおかげで、マウスから手を離すと、ケーブルのテンションで勝手にポインタが動いてしまう。やっぱり今度はワイヤレスにしよう... と2年前に思って、ワイヤレスを買ったはずなのだが。

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2006年8月15日 (火)

今度はスイッチングハブ

立て続けにトラブルに見舞われた我が家のパソコン、今日は突然サーバにアクセスできなくなった。サーバは問題なく動いているようだが。

パソコンの裏側を見てみると、LAN のアクセスランプが点いていない。マザーボード組み込みの LAN なので、これが故障となると、イーサネットカードを挿入するしかないか。まあ予備はあるはずだが。念のためサーバ側を調べてみると、やはりこちらもアクセスランプが点いていない。ということは、ハブか?

サーバの奥にあるハブを見てみると、なんと電源ランプも消えている。もちろんコンセントから外れているわけではない。連日の猛暑でこちらも電源が死亡か? このハブはサーバを始め、一番多くのパソコンを接続しているので、被害は甚大だ。インターネットに接続できないし、プリンタも使えないし、サーバにデータのバックアップもできない。

試しに、ルータのポートに直接繋がっている奥さんのパソコンを調べてみると、確かにサーバにはアクセスできないが、インターネットには繋がる。どうやら故障したのはハブ1台だけのようだ。

急いで近所のミドリ電化にハブを買いに行った。あまり品数はなかったので、機種を選ぶことはほとんどできず、Logitec の8ポートハブを買ってきた。現時点で5ポート使っていたので、5ポートハブでは1ポートでも故障すると、使い物にならなくなってしまうから、8ポートが必要だったのだ。

データリンクレベルのトラブルは、機器の設置だけで済むので、復旧は簡単である。トラブル発覚から2時間後には、ネットワーク環境は元に戻った。それにしても、スイッチングハブが壊れたからといって、近所の電気屋さんに、ちゃりんこを漕いで買いに行けるとは、すごい時代になったものだ。10年前にはスイッチングハブなんて、1ポートあたり10万円はしたはずなのだが、今回は2,280円だった。1ポートあたり300円以下である。

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2006年8月 8日 (火)

ATX電源

昨日の熱暴走、いろいろ試してみて、メモリではなくて電源の可能性が高いことがわかった。

負荷がかかって落ちるという現象から考えると、1) CPU の熱暴走、2) メモリの熱暴走、3) 電源の劣化、4) ビデオ回路の熱暴走あたりだが、フィルムスキャナを起動して、読み取りを始める時に、ほぼ確実に落ちるので、このときビデオには特別負荷はかかっていないはずだから、4) のビデオ回路の暴走はとりあえず却下。メモリをファンで冷却して運転を続けても、やはりフィルムスキャナを起動するときには確実に落ちる。しかしファンをつけていないときに、更に頻繁に落ちるかというと、そうでもないようだ。

残るは CPU と電源。この二つを切り分けるのは難しい。そこでまず電源に疑いを向けて、内蔵ドライブのうち、メインのハードディスク以外をすべて切り離した。バックアップ用のハードディスクや、DVD ドライブ、FD ドライブ。さらに USB 接続されている機器を、スキャナ以外すべて切り離した。この状態でスキャナドライバを起動して読み取りを始めると、なんと見事に動作するではないか。そのままバッチ処理で10枚以上のフィルムを読み取り、さらにスキャンした1000万画素を超える画像を、ソフトで修正し、リサイズして JPEG で保存という、CPU 負荷の高い処理を続けてみた。

テストを始めてすでに数時間、今のところ問題なく動作している。これはやはり電源がヘタってきたと考えるべきだろう。いずれにしてもデュアルチャンネルのメモリを1枚失ってしまったので、同じものをまた2枚揃えて手に入れなければならないが、それに加えてもう少し強力な電源も必要になってしまった。

この際だから、CPU も上のクラスのものに換装するか。CPU なら以前のものより確実に安くて高速なものが手に入るし。

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2006年8月 6日 (日)

熱暴走

メイン PC が熱暴走して、瀕死の状態である。

8月4日の朝、パソコンを使っていたらいきなり停止して、再起動させても BIOS のメッセージすら画面に表示されなかったので、原因はビデオ回路にあると考えた。数日前から画面が壊れてフリーズすることがあったし。

8月4日の夕方、ビデオはチップセット内蔵のものを使っているので、マザーボードごと交換しかないため、まず同じ CPU(LGA775)、同じメモリ(DDR-400)が使える物を買った。帰ってマザーボードを交換し、再起動してもやはり BIOS メッセージが表示されない。メモリを抜いて起動するとメモリエラーのビープが鳴るので、メモリは検出しているし、それを判定するために CPU も動いていると考えられた。

翌8月5日、マザーボードを買ったショップに、CPU、メモリをつけたまま、持ち込んでテストしてもらうと、2枚挿したメモリのうち1枚が死んでいる(あるいは相性が悪い)との判定で、マザーボードはそのまま持ち帰った。

もしかしたら壊れたと思っていた、古いマザーボードも問題ないのではないかと思い、古いマザーボードを元通り組みなおして、不良メモリだけを抜いて起動したら、見事に立ち上がった。やはりメモリが壊れていたようだ。安いものだったとはいえ、マザーボードを1枚、無駄に買ってしまった。しかもメモリ容量は半分になって、縮退運転だ。

取り敢えず仕事はできるし、デジカメで撮った写真のバックアップもしなければならない。メモリが半減して、心持ち動作が遅くなったかなと思いつつも、そのまましばらく使い続けたら、前日の夜と同じようにまた突然停止した。今回は再起動しても、Windows の GUI が立ち上がるところでリセットがかかってしまう。典型的な負荷テスト不合格だ。しかもしばらく時間をおいて、マシン全体を冷やしてから起動すると、また動き始めるものの、どこかで停止してしまう。残り1枚のメモリも熱暴走している可能性が高い。

本日8月6日、パソコンのふたを開け、扇風機で直接風を送り込んで、さらにメモリチップに、古い CPU クーラから取り外したファンを取り付けて起動させると、比較的軽い処理なら動き続ける。しかし重い画像データを開いたり、スキャナドライバを起動したり、負荷をかけた途端に停止する。一度停止すると、しばらくは再起動しても GUI まで行かない。

やはり明日、メモリを買ってくるしかないようだ。昨日マザーボードのチェックをしてもらいにショップへ行ったとき、チラっとメモリを見てみたのだが、今のマシンを組み立てた1年半前から、まったく値段が下がっていない。ハードディスクも CPU も半額近くになっているのに。よりによって一番高いパーツが、2個まとめて死亡とは。無駄に買ったマザーボードの代金が、ほとんど誤差に思えてしまうような出費が待っている。

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2006年7月20日 (木)

4x Packet

私が使っている PHS 「京ぽん1」こと WX300K が、いつの間にかソフトウェアのバージョンアップで 4x パケットモードに対応していた。早速アップデートファイルをダウンロードして、インストールしてみた。普段、1日せいぜい1回程度のメール受信にしか使わないので、あまり高速化の恩恵は受けないのだが、それでも早いことは体感できる。Web ブラウザを頻繁に使うユーザなら、無視できない差だと思う。

「京ぽん2」が発売されてから、わざわざ「京ぽん1」を買ったのだから、最初から高速通信などは期待していなかったのだが、やはりこれまで PIAFS64 を使って、メール受信をしていたので、32kbps 相当の 1x パケットでは、かなり遅く感じる。それは仕方のないことだとあきらめていたのに、まさかソフトウェアのアップデートだけで、4x パケットが使えるようになるとは思わなかった。えらく得をした気分である。

どうやら Air EDGE のパケット通信の制御は、物理層以外、ほぼすべてソフトウェアで処理されているようだ。20年前からコンピュータネットワークの業界で働いていた人間にとっては、想像もできない話である。DDX パケット用端末などはネットワーク層(X.25)レベルまで、ほとんどハードウェアで実装されていたのだから。

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2006年7月13日 (木)

Windows98 アップデート

おおおっ、確かに速くなっているぞ、ココログ。これなら眞鍋かをりも毎日更新してくれそうだ。

ところで、7月11日で Windows98, me のサポートが終了するということで、おそらく最終となるであろうアップデートパッチをダウンロードした。そのために我が家に1台だけ残っている Windows98 マシンを、1年ぶりくらいで起動した。

ハードディスクが固着しているのではないかとか、バックアップ用の電池が消耗して、BIOS 設定情報が全部消えてしまっているのではないか、という不安をよそに、何事もなく起動し、Windows Update サイトにアクセスし、アップデートをインストールして、再起動できた。

もっともほかに使い道はないので、アップデートが終了したらすぐシャットダウンして、また深い眠りに付いたわけだが。

このパソコンは Windows95 発売直前にダイエーで購入した、ダイエーオリジナルの Packerd Bell のマシンである。後に CPU を換装し、ハードディスクを入れ替え、メモリを最大容量まで追加して、Windows98 マシンとして使ってきたのだが、今はシーケンサソフトだけをインストールし、MIDI コントローラ専用機として、楽器の置いてある部屋に設置してあるものだ。最近は音楽製作自体をほとんどやっていないので、このパソコンを起動することもなくなってしまった。

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