2012年10月24日 (水)

グループとオーケストラのための協奏曲

2012102401今日が発売日である。事前予約しておいたので、今日アマゾンから届いた。ジョン・ロードの遺作となってしまった Concerto for Group and Orchestra のスタジオ録音版。初回限定として DVD が添付される。よくあるメイキング・ビデオかと思ったら、なんと同じ曲が5.1chで録音されたものだった。

本作品の初演は、1969年。当時ディープ・パープルのキーボードプレーヤだったジョン・ロードが、ロックバンドとオーケストラの共演のために書いた、約1時間にわたる大作である。これがライブ盤として日本で初めて販売されたディープ・パープルのレコードとなった。(もちろんそれ以前に3枚のスタジオ版と1枚のベスト盤がリリースされているが、日本国内のレーベルからは、当時未発売だった。)

初演から約40年を経て、2007年にふたたびディープ・パープルの新メンバーとロンドン・シンフォニー・オーケストラとの共演が、ライブ盤として発売された。その後この作品のスタジオ版を製作すべく、2011年からレコーディングに入り、1年がかりで各パートの録音とミキシングを終え、最終マスターが完成したのが、今年の7月。そして7月16日、レコーディングをしながらも癌の療養中だったジョン・ロードは、息を引き取った。

私が最も敬愛し、小学生の頃、少しだけ楽器を習っていた私に、もう一度鍵盤に向かわせた、唯一無二の音楽家の、まさに遺作となってしまった作品である。

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