2007年7月 8日 (日)

虚無回廊III

2007070801偉大なる未完成作品、第三部を図書館で借りてきて、ようやく読むことができた。そしてまた、更なる未完成の虚空に引き込まれるのである。

私が I、II を読んだのは、文庫が出版されたときなので、1992年頃のはず(単行本は1987年に出版)。実に15年も待たされたわけだ。もっとも本書 III が出版されたのは2000年らしいので、実際には13年しかないのだが(それでも相当長い)。まだ文庫にはなっていないし、単行本はほとんど増刷されていないようなので、図書館で探して借りるしかなかったのである。しかも市の中央図書館にはなかったので、ネットでデータベース検索して、公民館併設の分館にあった蔵書を予約して借りたのだ。

この作品は、雑誌の連載として掲載された長編だったのだが、途中その雑誌が休刊になり、連載の中断とともに、作者の執筆も中断してしまったというもの。今回読んだ III は、当時連載済みだったものの、単行本として出版されなかった分を編集したものであり、まだ執筆が再開されたわけではないのである。

果たして作者生存中に完結するのだろうか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)