2017年4月17日 (月)

襲来!! 宇宙人シリリ

2017041701 今年も恒例の劇場版クレヨンしんちゃんを観に行ってきた。基本的なストーリーはいつも通り地球支配をもくろむ悪の親玉がいて、それをしんちゃんたち春日部防衛隊が阻止するというパターン。今回は悪の親玉も、しんちゃんたちと一緒になって戦う友だちも宇宙人である。
まあこれ以上はネタバレになってしまうので、話の内容はこの辺で。マンネリなのに相変わらず面白いし、感動的でもある。
ところで、頭が尻の宇宙人といえば、ニコちゃん大王だろうと思ったが、よく考えてみればそれより先に登場したのはバド星人である。そう思って映画を見てみると、悪の親玉はバド星人にそっくりだ。ただし、バド星人は知的生命体を皆殺しにして宇宙の帝王に君臨するというやり方だったが、今回のお尻頭の宇宙人はそこまで卑劣ではない。むしろ地球人を直接傷つけたりはしたくないようだ。
全人類を洗脳して地球を支配するといえば、ゴーロン星人と同じやり方。つまり宇宙人の侵略モノに関しては、すでに50年前にウルトラセブンによって、ほとんどのパターンが描かれてしまっているということか。
 

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2016年10月21日 (金)

STAR TREK BEYOND

2016102101 本日公開の STAR TREK BEYOND を見てきた。監督が J.J.エイブラムスから、ジャスティン・リンに代わったことで、中途半端なアクション映画に成り下がってしまわないか心配したが、今までの STAR TREK の世界観をうまく引き継いだ作品だったと思う。
1966年のオリジナル TV 版からずっと見ている私たち世代は、STAR TREK が観客動員数を増やすために、ファンタジーやアクション映画になってしまうことが一番不安なのだ。本作は派手なアクションや特撮を取り入れつつも、ストーリーの巧みさで未来世界を表現するという、本来の姿を失っていなかった。私はおおむね満足である。
あまり内容を話すとネタバレになってしまうが、テレビ CM で何度もエンタープライズが破壊されるシーンが放送されているので、この件に関しては話してもいいだろう。本作では最後の最後に、宇宙基地ヨークタウンで建造中の最新型コンスティテューション級宇宙船が、NCC1701-A となって完成する。
 

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2016年4月18日 (月)

爆睡! ユメミーワールド大突撃

2016041801 今年もまた新学期連休前の映画シーズン。先週末から始まった「映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃」を見てきた。24作目の劇場版である。オープニングは4年連続できゃりーぱみゅぱみゅ。
これはファンタジーと言ってしまえばそれまでだが、久しぶりの大人向け作品でもある。今までのクレしん映画同様、野原一家やかすかべぼうえいたいが、TV版アニメの舞台である、春日部市内や幼稚園から離れて、別の世界に行って、背後の巨悪と戦うという、基本骨格に変わりはない。別の世界というのが過去や未来だったり、外国や宇宙や巨大テーマパークだったり、パラレルワールドだったりしたわけだが、今回はなんと少女の潜在意識の世界に、こどもたちが夢の中から入っていくという、心理学と精神医学と脳神経外科の研究課題のような展開なのである。
2016041802 真剣に見ると、かなりヤバイというか、登場人物や場面設定をちょっと変えただけで、本格的なハードSFになりそうな、ちょっと子供に理解させるのは難しそうな内容になってしまう。私としては、モーレツオトナ帝国やアッパレ戦国に並ぶ、大作なのではないかと思う。

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2015年4月22日 (水)

オラの引っ越し物語

2015042101「映画クレヨンしんちゃん オラの引っ越し物語 サボテン大襲撃」を見てきた。劇場版は今回で23作目。アニメ放映は24年である。オープニングは3年連続できゃりーぱみゅぱみゅ。もうすっかりクレしんのオープニングとして定着した感じである。

2015042102今回も基本は野原家を中心としたドタバタパニックだが、野原家の舞台そのものが、メキシコの田舎町に引っ越したので、異国情緒たっぷりである。実際にメキシコの田舎をスタッフが取材したそうだ。ただし、今までのパニックものと違うのは、陰に潜む悪役のボスがいないこと。突然変異したサボテンが、町の人々を襲って次から次へと食べてしまうという内容である。なんとなくあのB級SF映画「トリフィドの日」を思い出してしまった。ネタバレはここまで。まあ最後はお決まりの、野原家メンバーの大活躍により、ハッピーエンドなのは言うまでもない。

相変わらず CG をほとんど使わないのがうれしいが、メキシコに引っ越すために、野原一家が乗った、最新型のボーイング787は CG だったようだ。

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2014年4月25日 (金)

ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

2014042501 「映画クレヨンしんちゃんガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」を見てきた。もはや20年以上続いている、私の恒例イベントである。昨年に続き、テーマソングはきゃりーぱみゅぱみゅ。なんとなく、このまま数年間は彼女が定番になりそう。しかし23年前の放送開始時に5歳だったしんちゃんは、きゃりーぱみゅぱみゅよりずっと年上なのだな。未だに人前でケツを出して踊ってるけど。

今回も過去の劇場版の例に漏れず、悪の組織が企てたテロ的活動を、しんちゃんたちが食い止め、春日部を守るというお話。悪の組織のリーダーが、過去に深い心の傷を負っていて、その屈折した精神が、権力を手にしたときに、誤った正義感を暴走させるというパターンもお決まり。それを毎回違ったストーリーで表現しているのは、もうさすがとしか言いようがない。

CGをほとんど使わない、手書きのアニメで、スピード感と壮大なスケールを表現しているのは、日本アニメの真骨頂である。ディズニーの感動押し売りCGとはレベルが違う。

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2013年4月25日 (木)

B級グルメサバイバル!!

2013042501「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!」を観てきた。連休前の平日の夕方の劇場には、私以外に5人しか観客がおらず、しかもその5人が最後列に並んで座っていたので、真ん中の席を取った私は、周りに誰も見えず、心理的には貸切状態。

グルメ系のネタとしては、伝説のヤキニクロードがあるけど、あれよりずっと面白い。ストーリーもアクションも格段に出来がいい。もちろん劇場版クレヨンしんちゃんのお決まりのパターンとして、屈折した過去の劣等感を払拭するためにのし上がって成功し、社会に復讐ををする、悪の親玉が率いる謎の組織と、子供たちの戦い、というパターンは今回も踏襲される。かすかべ防衛隊の5人は必ず活躍するが、そこにシロが加わるのか、ひまわりが加わるのか、しんちゃんの両親が加わるのかは、いつも微妙なところだと思うが、今回はひまわりはママと一緒(=大人の側)にいて、ほとんど登場せず、シロは大活躍する。

ネタバレはこれくらいにして、重要なのは、この映画は今日の私のように、夕食前には観てはいけない。

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2011年4月21日 (木)

嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦

2011042101 「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦」を観てきた。平日の午前中ということもあり、劇場はガラガラ。私のほかには若いカップル一組と母子連れの4人しかいなかった。

劇場版クレヨンしんちゃんと言えば、ストーリーで泣かせるタイプと、荒唐無稽なストーリーを、スピーディな映像と情緒あふれる人間関係で見せるタイプとに分けられる。今回の作品は確実に後者の方で、話の展開としては、第2作「ブリブリ王国の秘宝」に近いものである。

また登場人物のパターンについても、しんちゃんと仲良し4人組が活躍する、子供中心のパターンと、野原一家が活躍するパターンに分けられるが、今回の作品は後者であり、愛犬シロも大切な家族の一員として描かれている。そういう意味では、第15作「歌うケツだけ爆弾!」を思わせる内容でもある。

映像は明らかに「ミッション・インポッシブル」のパロディであり、初めてしんちゃんに近い年齢のヒロインが登場する。

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2010年4月22日 (木)

オラの花嫁

2010042201「映画クレヨンしんちゃん 超時空! 嵐を呼ぶオラの花嫁」を観てきた。平日の午前中、しかもゴールデンウィーク直前ということもあり、近所のシネマコンプレックスはガラガラ。クレヨンしんちゃんを観ていたのは、なんとオラひとりだ。映画館貸切状態イヤッホゥ!! 一人っきりの劇場内で、おもいっきり泣けたゾ。

設定は今回もパラレルワールド。しかし今までと違うのは、未来へのタイムスリップという設定である。タイムスリップしたのは、野原家ではなく、幼稚園の仲よし5人組。その5人が、未来の野原家や、自分たち自身と出会う。

過去のクレヨンしんちゃんの劇場版で、私が一番好きなのは、2001年公開の「嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」であるが、今回の作品は、「オトナ帝国」と全く反対の世界観で作られている。「オトナ帝国」が、21世紀になっても大人になりきれない、しんちゃんたちの両親の世代(つまり我々の世代だ)の、「21世紀なんて来なくてもいい」という、幼児性を描いたものであるのに対し、今回の作品は、今から20数年後、大人になったしんちゃんたちの絶望感に満ちた、混沌とした社会の中で、それでも自分たちの世界を明るくしようとする、希望を描いた作品である。

「がんばっても仕方ない」「大人の世界なんてこんなものだ」というあきらめが、大人になるということなのか。それとも、「世の中を変えていくのは、自分たち大人の仕事なんだ」という夢を持ち続けることが、大人なのか。

この映画は少なくとも、子供たちに夢を与えるのは、今の大人に果された使命なのだと、伝えているように思う。今は亡き原作者の臼井儀人氏なら、きっとそう言うに違いない。

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2009年12月14日 (月)

宇宙戦艦ヤマト復活しない方がよかった編

前評判の酷評は散々聞かされていたが、あれほどひどい映画も珍しい。近年稀に見る駄作だ。作れば作るほど酷くなる。私は駄作でもとりあえず観ようと決めていたので、躊躇せず観に行ったが、迷っている人は観ないことをお勧めする。しかも今回エンディングに「宇宙戦艦ヤマト 復活編 第1話 完」と出ていた。西崎義展は、まだこれ以上このネタで儲ける気なのだろう。

松本零士のマンガを原作とする、オリジナルテレビアニメの宇宙戦艦ヤマトは、視聴率が低く、途中で放送打ち切りが決定したため、1年かけてイスカンダルまで旅をしたのに、1日で帰還しなければならなくなった。しかしその後、劇場版に再構成されて全国で上映されたときには、相当な観客動員数で利益を生んだ。これがきっかけになり、ヤマトを上映すれば儲かると踏んだ、監督の西崎義展は、その後4作の劇場版を製作したのである。

だが後の4作はいずれもオリジナルとはかけ離れた「特攻精神」の映画だ。しかも敵とみなせば躊躇なく大量殺戮を繰り返し、戦場でのたった一言の相手のセリフで、国家ごと敵に寝返るという、荒唐無稽な展開。それが今回もそのまま引き継がれ、さらにスケールを大きくして、繰り返されているのだ。こんな映画なら、破壊シーンだけで構成し、いっそ「銀河特攻伝説 イデオロギーなき戦い」とでもした方がいいのではないだろうか。

しかし、今日劇場で映画を観ていて、ふと気が付いたことがある。私は後ろの方の席に座っていたのだが、前に見えるのは、白髪とハゲの頭ばかり。完全に老人向け映画だ。おじいちゃんたちは、おしっこが近いのか、途中何度も席を立ってトイレに行く。

前作の劇場版が公開されてから26年。そしてテレビ版の初放映から実に35年である。もしかしたら、この映画を本当に観たい客層は、特攻精神で最後に勝利できる小国の夢と、終戦翌日から敵国の駐留軍に手を振ってチョコレートをもらう変わり身の早さを持った、戦前戦中派の人たちなのかもしれない。

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2009年5月29日 (金)

STAR TREK ネタバレ注意

2009052901日本では本日公開である。写真はパンフレットから。

この映画に関しては、かなり前からオフィシャルサイトが立ち上がっていて、物語の時代設定が、ジェイムス・T・カークの士官候補生時代であるらしいということだけは分かっていたが、TVオリジナル版や、その後の劇場版をすべて知っているファンから見ると、どうもあちこち矛盾がある。

そういう目で最後までしっかり見た結果、24世紀の中盤、少なくとも前作の劇場版までのストーリーのさらにその先、ロミュランとの和平が成立した後の宇宙から、何者かが22世紀前半にタイムスリップした結果、生じてしまったパラレルワールドの物語である、ということで、古くからのファンを納得させつつ、本作を初めて見る人にも、これ1本で楽しめるように工夫して作られたものであると言える。

だから NCC-1701 エンタープライズの設計が、TV 版とかなり違っているとか、そのエンタープライズの初代艦長が、ロバート・エイプリルではなくクリストファー・パイクであるとか、パベル・チェコフが乗艦したのは、もっとずっと後の時代であるとか、そういう細かい矛盾は、きっとパラレルワールドの誤差なのだろうと納得しよう。

しかし、それでもクリストファー・パイク大佐は、ちょっと年をとりすぎていないだろうか。

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