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2012年11月24日 (土)

アテンザ試乗

2012112401午後から天気が良くなったので、まず市内で一番気に入っている紅葉スポットへ。この公園に、たった1本だけある紅葉の木が、見事に赤く染まっている。周りは常緑樹が多いので、青空を背景に、一層赤が冴える。

2012112402それから東海マツダへ。もちろん今日は新型アテンザに試乗するためだ。私が懇意にしている店には、黒の 20S セダンと、赤の XD-L ワゴンの試乗車があったが、ワゴンもディーゼルも買う気はないので、迷わずセダンに乗る。ただし、オプションの19インチホイールを履いていたので、オリジナルとは乗り心地が異なるだろう。

CX-5 に試乗した時も感じたが、マスコミではディーゼルエンジンの高トルクばかりが注目されているが、私はこの2リッターのガソリンエンジンの方が、はるかにセンセーショナルだと思う。2.2リッターのディーゼルエンジンに2個のシーケンシャルターボを付ければ、それなりに大トルクになって当たり前である。もちろん尿素フィルターなどの後処理なしで、クリーンディーゼルを実現したことは称賛に値するが、20km/lという燃費は、従来のものと比べて、とびぬけた値ではない。

しかしそれに比べて2リッターのガソリンエンジンの燃費は、従来の同クラスのものに比べたらほぼ5割増しだし、155馬力は凡庸だが、20kgfの最大トルクはむしろハイパワーエンジン並みである。しかもそれを過給なしのミラーサイクルで実現しているのだ。

試乗車の平均燃費は、私が試乗した時に9.9km/lを示していた。試乗コースはわずか5kmほどで、渋滞区間が多く、さらに今日は一部道路工事中。もちろん試乗車だから、全開加速を試みる客もいるだろう。そんな状況で、従来の2リッター級セダンなら、燃費はせいぜい6~7km/lくらいのはずである。やはり燃費5割増しは間違いないようだ。

決してパワフルというわけではないが、見かけよりもずいぶん軽い(1430kg)ボディを加速させるには十分だったし、マニュアル操作で6速が使えるスピードまで、市街地の信号から信号までの間で楽に加速させることができた。何と言ったらいいのか難しいが、中間加速でのトルクの出方が、すごくなめらかなのだ。必要十分で、必要以上というのが、正直な感想である。

ヨーロッパでは、このクラスの車はすでに1.5リッター前後の4気筒エンジンに過給という組み合わせが一般的になっているが、このサイズでこれだけ車重の軽い車はないし、100km/h以下の速度域での加減速が頻繁な日本では、おそらくこの2リッターのスカイアクティブエンジンの方が、燃費もいいし使いやすいだろう。

ちなみに CX-5 では、ディーゼルにもガソリンにも試乗したことがあるが、カタログ上で2倍以上のトルクを出すディーゼルエンジンは、4リッターV8のガソリンエンジン並みの加速など絶対にしない。過渡領域でのトルクの盛り上がりは、大排気量ガソリンエンジンとは比較にならないのだ。だから旧式なマッチョなアメ車と勝負しようなどとは、考えない方がいい。それにアメ車だって、今は3.6リッターのV6エンジンが、一般的な中型セダンに積まれている。

私の初代アテンザと比べて、ひとつとても残念なことは、やはり電動パワーステアリングに、ダイレクト感がないということだ。一部のホンダ車にありがちな、気持ち悪いパワーアシストの段階的な変動などは感じられなかったが、何かこう、前輪とステアリングとの間に、もやもやとした流動体が挟まっているような違和感がぬぐえない。こればかりは、今までに試乗したすべての電動パワーステアリングで感じたものなので、慣れるしかないのだろうか。

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コメント

車にはすごいこだわりあるんですね。
もうほぼこれに決まったんでしょうか。

投稿: ちろ | 2012年11月29日 (木) 12時57分

ちろちゃん

まあ問題は、先立つモノってところでしょうか。
まだ買うとすら決めてませんが、車って日常的に必要である限り、必ずどこかで買い替えなきゃいけないので、車検や消耗品などの交換時期と合わせて、来年は一つの区切りではあります。その時には最有力候補でしょうね。

投稿: 内藤敦司 | 2012年11月30日 (金) 00時54分

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