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2012年5月27日 (日)

新世代のディーゼルを体験する

2012052701東海マツダから、CX-5 のディーゼルエンジン車の試乗車が届いたと連絡があったので、さっそく試乗しに行った。4気筒エンジンとはいえ、エンジンルームはさすがに2基のターボチャージャーとディーゼル用の補機類でぎっしりである。

2000回転で40kgfmを超えるトルクを出すというカタログスペックだけでも興奮するが、実際に試乗してみると、わずか14.0という低圧縮比のおかげで、アイドリング時の騒音がガソリンエンジンとほとんど変わらない。低回転からの加速時には、ややディーゼルっぽい騒音が出るが、ガソリンエンジンでこれだけの加速をしたら、やはりそれなりの音は出るだろう。何よりこの大きなボディでわずか1.5tという軽量な車重のおかげで、とにかく軽快なのだ。

短い試乗区間を結構ラフに走っても、平均燃費は10km/l程度だから、日常の運転では15km/lくらいは出せるかもしれない。これだけ大きな車としては、驚異的な燃費だ。それになんといっても、低い圧縮比のおかげで、燃焼圧も温度も低くでき、NOx や CO などの発生が抑えられるため、特殊な触媒や尿素フィルターを使わずに排ガスを浄化できるというのがすごい。ディーゼルの最大の欠点であったメンテナンス性が、ガソリンエンジン並みになる。ためしに排気管に鼻を近づけて、エンジンを強めにふかしてもらったが、旧来のディーゼルエンジンのような、煤煙臭さは全くなかった。

さて、年末にはこのエンジンを載せたアテンザの新型が、例のキャパシタによる回生ブレーキを伴って登場するらしいが、より小さく軽いであろうセダンにこのエンジンを載せて、果たしてどんな車に仕上がってくるだろうか。

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2012年5月21日 (月)

月の影を半分だけ

2012052101この地方では金環日食は午前7時30分頃ということだったので、6時半に起きて空の様子を確認したのだが、空一面分厚い雲に覆われて、一部雲の切れ目から陽が差し込んでいるという状況だったので、とりあえずあきらめて朝食にした。そして7時半頃に撮った写真がこれである。見事なまでの曇り空。この雲の上ではきれいな金環日食が輝いているに違いない。

2012052102しかしその後みるみる雲が消え始めて、もしかしたらわずかでも日食の名残を見られるかと思い、仕事に出かける直前、8時頃ベランダに出てみると、消えかけた雲がフィルターの代わりになり、裸眼でもくっきりと日食が確認できたので、そのままカメラを太陽に向けて撮影。この直後、日食の終わりとともに、空は快晴になった。

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2012年5月17日 (木)

銀河の果てからやってきたビール

2012051701なかなか手に入らないのだが、先週立ち寄ったスーパーの酒屋さんで見つけたので、1本買ってきたものを、今日の夕食前に飲んでみた。全国規模の地ビール(矛盾しているが)、銀河高原ビールの主力商品「ヴァイツェン」である。今度この会社が経営破たんしたら、もう再生はないだろうと思い、一度は飲んでおかねばと思っていたのである。

銀河高原ビールと言えば、小さな地ビール工房から始まって、バブル経済の波に乗って一気に全国展開したブランドである。ビール酵母を濾過したり熱処理したりせずに、生きたまま瓶詰・缶詰にした本物の生ビールであるが、出荷から流通、店頭在庫まですべて低温状態を維持しなければならないうえに、賞味期限がきわめて短いので、小規模な店舗ではなかなか販売しにくいのである。もちろん値段も350mlで300円前後と、少々高い。

しかし日本で唯一全国の店頭で買える、エールタイプの生ビールである。酵母の混ざった白濁した液体は、レモンとバナナをミックスしたような、小麦独特の甘酸っぱい香りと、ほんのり甘くさわやかなホップの効いた、まさにヴァイツェンという味わいだ。小規模な設備で少量生産できるエールタイプは、全国各地の地ビールで味わえるが、そのほとんどが、街のスーパーや酒屋さんで買えるものではないので、毎日のようにビールを飲んでいながら、このおいしさを知らない人が日本中にいるだろう。

まだエールタイプのビールを飲んだことがないという人が、もしどこかでこのビールを見つけたら、是非1本買ってみてほしい。ただし、冷えたまま持ち帰って、グラスに注いで飲める場合に限る。雰囲気でなく、缶の底に酵母が沈殿しているので、一度グラスに注がないと、本当の味がわからないし、一度常温に戻してしまうと、酵母が変質して、味が変わってしまうからである。

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2012年5月11日 (金)

路地裏ネコに再会

20120511013月20日のブログに載せた路地裏ネコにまた遭遇した。あの時と比べたら、ずいぶん暖かくなっているせいもあるだろうが、見知らぬ撮影者を目の前にして(まさか2か月前に1度だけ会った私を覚えていたとは思えないが)、このダラケっぷりはすごい。

2012051102あごの下あたりに手を伸ばすと、さすがに最初は警戒したが、それでもすぐに甘えてきて、あとはもふられ放題。あごの下としっぽの付け根あたりは、ネコの弱点のようで、気を許した人間に撫でられると、たいていのネコはごろにゃん状態になってしまうのだ。それにしても、この尻の持ち上げっぷりは見事。

2012051103飼い猫らしく、人間をマッサージ機程度にしか考えていない。散々もふられても「じゃあ帰るよ」と一言いうと、それ以上甘えたりはしないのだ。「そうか、じゃあまたもふりに来い」とでも言っているのだろうか。

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2012年5月 6日 (日)

連休最後のお墓ネコ

連休最終日の今日は、午前中から雨が降り始め、午後は季節外れの雷を伴った大雨になってしまった。しかしやや陽が傾いてくる頃には雨が上がり、その後快晴となったので、Nikon1 J1 を持って、自転車でお墓ネコたちの様子を見に出かけた。いつもは仕事の帰りに寄るので、コンパクトカメラしか持っていないのだが、今日はもう少しクォリティの高い写真が撮れるかもしれない。

2012050601雨上がりのお天気を楽しむかのように3匹がゴロゴロしていたので、さっそくクッキー柄を撮影。ほかのネコは私が近づくと、警戒して少し離れてしまったのだ。いつものように舌を出したまま。私が尻尾の付け根あたりを撫でると、それが気持ちいいのか、この舌をもっとベロベロと出して喜ぶ。しかしこうして鮮明な写真を撮ってみると、舌の先の方はネコ特有のザラザラがなくなってしまっているようだ。

2012050602離れてしまったといっても、この美形ネコは、もう1メートルほどしか離れない。まだ私に近づいてこようとはしないが、クッキー柄と遊ぶ私を見て、そろそろ警戒は解いてくれているようだ。でなければ、こんなポーズはとってくれまい。そろそろモフモフできる日も近いかも。

2012050603もう1匹は、前回見たキジトラではなく、今日初めて見る靴下ネコ。さすがに初対面なので、私と目が合うと、逃げる態勢になってしまう。ただ、やはりこのネコも、クッキー柄が大好きなようで、私を警戒しながらも、クッキー柄の周りをウロウロしていた。

2012050604帰り道で、夕陽が反射してキラキラ光る稲を撮る。逆光でも破綻せずに、見事な描写をしてくれる。やはりこのカメラとレンズの実力はコンパクトカメラのレベルではない。

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2012年5月 5日 (土)

COOLPIX と Nikon1 を使い分ける

2012050501最近すっかり使用頻度が減ってしまった COOLPIX S6000 だが、やはりポケットやカバンの隙間に入るカメラはこれしかないので、カメラを単独で持ち歩かない時には活躍する。夕方立ち寄った近所のケーキ屋の前で。気に入った風景に出会ったとき、確実に写真に残しておくための、最低限の保証としては、十分な性能だ。

2012050502今日は、普段の満月よりも一回り大きいといわれる、最接近の満月。試しに Nikon1 J1 に望遠ズームを付けて撮ってみた。これはその写真を寸法比で2分の1にトリミング(つまり面積で4分の1)したもの。さすがに35mmライカ判換算で300mmの望遠では、十分な大きさに撮ることはできないが、それでも月の表面の様子を写すことはできる。スポット測光が可能なので、背景を無視して月だけを基準に露出が決められるのは、安価なコンパクトカメラでは絶対に不可能な撮影である。

やはりこの2台のカメラは、大きさ、少なくとも前面投影面積のみで比較すれば、大きな違いはないが、カメラとしての性格には、明らかな隔たりがある。今更どちらか一方だけというわけにはいかないようだ。

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2012年5月 3日 (木)

雨上がりの夕暮れに

2012050301Nikon1 J1 を持って、神社を1周する。大きな神社ではないので、ゆっくり1周しても5分もかからないが、多くの樹木が作り出す光と影のレイアウトは変化に富んでいる。そしてカメラが軽いので、じっくり構図を決めるのが苦にならないのだ。しかもコンパクトカメラでは明らかに破たんしてしまうような、コントラストの強い写真を、一眼レフと同じような感覚で撮ることができるのが心強い。

2012050302標準ズームである 10-30mm F3.5-5.6 は、きわめて解像度が高く、手振れ補正も強力で、カメラの軽さやショックの少なさ(というより可動部品がないので、レリーズショックが発生しない)と相まって、夕暮れでも安心して撮影ができる。唯一の欠点は、ややボケがうるさいところか。しかし私はボケが写真の良さを決定するとは全く考えていないので、なるべく邪魔なボケが入らないように撮影するようにしている。

2012050303なんといっても、ニコンの一眼レフと同じ RAW データ形式なので、撮影後のワークフローを、一眼レフと共通にできるのがいい。フィルムやセンサーのダイナミックレンジは、人間の眼よりはるかに狭いのだから、「見たまま」に撮るには、フィルム時代ならば、プリント時に覆い焼きや分割露光をするのは当たり前だったので、デジタルなら当然トーンカーブ調整は必須の作業なのだ。余分なレタッチは極力避けたいが、レタッチ耐性は高い方に超したことはない。

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