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2009年6月12日 (金)

赤が飽和する季節

2009061201この季節に撮る写真は、なにかと赤が飽和しがち。露出のコントロールがえらく難しいのである。特にこんな晴天の屋外では。

フィルムカメラの露出決定は中間調基準で、ラチチュードの中央に適正露出を持ってくるのがセオリーだが、デジタルの場合は、ハイライトをラチチュードの上限に持ってこなければならない。これは写真だけでなくオーディオも同じ。アナログ録音では、VU メータで音量の集中するレベルを適正にしなければならないが、デジタル録音では、ピークメータで最大音量を、ダイナミックレンジの上限に設定しなければならない。

問題は、写真にしろオーディオにしろ、ハイライト基準で記録すると、視覚または聴覚上の平均値が、作品ごとにバラバラになってしまうということ。だから最終的にはリミッターをかけて(上に凸のレベルカーブ)、ハイライトがオーバーフローしないように、中間調を持ち上げなければならないのだ。

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コメント

いいところですね

こんなところでデートしてみたいな・・・

って話ではないですね '`ィ(´∀`∩

難しいことはわかりませんが

内藤さんの日記を読むようになってから

写真を撮るときに、ちょっと考えるように

なりました

これからもいろいろ教えてくださいね

投稿: ゆりあ | 2009年6月19日 (金) 20時31分

これからの季節、日差しが強くなるので、原色のものはどんどん彩度が高くなります。
絵の場合でも、赤い絵の具以上に赤い色は絶対に出せないので、画面の中に一番赤い部分を見つけて、そこを赤にしないといけません。それと同じ原理です。

で、たとえば赤が飽和してしまうと、絵の具でベタ塗りしたように、立体感のない赤になってしまうわけです。

投稿: 内藤敦司 | 2009年6月19日 (金) 22時55分

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