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2008年10月27日 (月)

ランボルギーニ エストーケ

2008102701パリモーターショーで発表された、ランボルギーニの新型セダンである。写真は無断転用だが、すでにあちこちで同じものが公開されているので、許されると思う。解像度はやや落とした。

なんというか、もうここまで来るとお笑いでしかない。クーペのカタチをした、4ドアセダン? 前回のモーターショーで展示されたレヴェントンがあまりにもかっこよかっただけに、ちょっと調子に乗りすぎ?

2008102702同じコンセプトの車と言えば、アストンマーティンが、DB9 をベースにした4ドアクーペ、ラピデ(写真)を発表しているし、ポルシェも最近パナメーラの発売計画を正式発表した。

今、何故ヨーロッパのメーカが、ここまでいびつな車を発売したがるのか。それはおそらくメルセデスの CLS がそれなりに売れたからだろう。メルセデス CLS はセダンの E クラスをベースに、やたら低い車高と、同社のクーペモデルの顔を組み合わせて、4ドアクーペとして売り出したもの。それでベースのセダンより2割増しの価格がつけられるのだから、オイシイ話である。

しかしそのテの商売と言うのは、実は25年前にわが国で、天下のトヨタがやったことではないか。私と同年代の男性なら、多分誰でも覚えているであろう歴史的珍車、カリーナ ED である。同時発売のセリカ、コロナクーペと同じプラットホームに、4ドアボディを載せて、完全なクーペスタイルの4ドアとして売り出した。

多くの人の目には、それがドアを4枚つけたクーペではなく、やたら低くてカッコイイセダンに見えた。おかげであの車は家族連れにまで売れまくった。そしてどのメーカもその市場に参入し、80年代後半には、日本中がカリーナ ED と、そのコピーモデルばかりになってしまったのだ。

ところがある日突然、後席に乗れない4ドアクーペは売れなくなった。同じボディサイズならホンダのオデッセイの方がはるかにゆったり乗れるし、はるかに小さなボディのマツダデミオの方が室内が広いことに、多くの人が気付いたからだろう。

もっともランボルギーニを買う顧客が、室内の広さなどというケチなことを考えるとは思えないが(別にリムジンを買えばいいし)、それだったら2ドアのクーペの方がずっとカッコイイ。やっぱりこのブームは、「金持ちがちょっとヘンな車に乗ってみたくなった」ということで終わってしまうのではないだろうか。

ところで、現実的な話に戻るが、マツダ以外の国内メーカは、もう普通にカッコイイ2ドアのクーペを作ってくれないのか。この少子化時代に、本当に需要がないのだろうか。ミニバンを一人で運転して通勤するサラリーマンは、あまりにもみすぼらしいと思うのだが。

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コメント

カリーナEDとは、これまた懐かしい名前が・・・
当時その近くに住んでいましたが、街中には背の低いあの車が大量に走ってましたっけ。
三車種の中ではコロナクーペが一番好きでしたが(正確にはコロナクーペの顔とセリカの後ろ姿が好きでした)、人気は三番目だったようです。

投稿: 雪ちゃんの下僕 | 2008年10月28日 (火) 23時20分

雪ちゃんの下僕さん、私と同年代なんですかねぇ。初めて触れたパソコン(オフコン?)が N5200 なんていうのも驚き。あれは OS を入れ替えると、ACOS の端末になるんですよね。私は当時、日立の端末 OS を開発してました。

初代カリーナ ED というのは、ちょうどその頃ですね。私はあのセリカをギリギリ買いそうになりましたが、もっと大きなセダンに行ってしまいました。
25年も遠回りしましたが、そろそろ2ドアのコンパクトなクーペが欲しいお年頃です。でも今、そういう車って売ってないんですよね。

投稿: 内藤敦司 | 2008年10月28日 (火) 23時37分

ランボルギーニといえばスーパーカーとしか
思い浮かばない自分です。(笑)

子供の頃 兄や弟たちが夢中になってました。
自分はそこまで好きじゃなかったけど
ナイトライダーはハマって見てましたね。^^

投稿: 松雪 | 2008年10月29日 (水) 00時00分

ランボルギーニは現在アウディに買収され、グループ傘下のスーパースポーツカー部門として、活動しています。

名古屋市内で、最新型のムルシエラゴを何度か見かけています。金持ちが多いですね。

投稿: 内藤敦司 | 2008年10月29日 (水) 00時23分

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