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2008年9月24日 (水)

フィールドテストはネコ

D300 のフィールドテスト。もちろんネコ撮りが目的なので、テストもネコである。いずれも RAW で撮影し、CaptureNX2 を使って、私が以前から使っている現像パラメタで現像した。

2008092401室内で高感度撮影。D200 に比べて、ISO800 から 3200 あたりでは、1段程度のアドバンテージがあるが、センサーのベース感度が1段高いのだから、これは当然である。D3 発売以来、従来のカメラの高感度特性は全然ダメであるかのように言われているが、D200 を初めて使ったときには、その高感度特性に驚いたものだ。それに比べると、D300 は丁寧にノイズを消した感じはするが、高感度撮影時のカラーバランスや階調が大幅に変化したわけではない。

しかしそれでも感度を1段上げて撮ることができるというのは、室内でのペット撮影に威力を発揮するのは間違いない。

2008092402屋外での撮影は、D200 に非常に傾向が似ている。D70 と D200 では全然色が違っていて、後から合わせるのに苦労したが、D300 と D200 なら、同時に使用しても問題はないだろう。ピクチャーコントロールは、これも「ニュートラル」をベースに私が作成したオリジナル。「スタンダード」はやはりちょっとなじめない。

今回はテストなので、アクティブ D-ライティング を「標準」にして撮影したが(アクティブ D-ライティングは、設定しておけば現像時に解除できるが、逆はできない)、現像時に「弱め」にした。

これは病み付きになるが、非常に危険な画像処理である。ニコンのアクティブ D-ライティングをはじめ、最近のカメラは各社さまざまなアルゴリズムで、撮影時にトーンカーブを補正し、見かけ上のダイナミックレンジを拡大しているが、間違ってもダイナミックレンジそのものは広くなっていない、ということを理解して使わねばならない。

カメラが画像の中の明暗を判定し、明るすぎる部分は輝度を下げ、暗すぎる部分は輝度を上げる。これはトーンカーブの逆S字補正であり、従来から後処理ではよく行われてきたことであるが、注意しなければならないのは、カメラの画像解析アルゴリズムでは、「黒い部分に光が当たってグレーになっているものと、白い部分に光が当たらずにグレーになっているものの区別は付かない」ということである。だから単純にこの処理を適用しただけでは、日陰にいる白いネコは白くならず、バックの黒い壁ばかりが明るくなってしまうのだ。

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