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2008年1月31日 (木)

2008年パソコン新時代

この1週間で、我が家のコンピュータ環境がすっかり変わってしまったので、過程で発生したトラブルと現状の報告。

まずキッチンに設置した無線 LAN アクセスポイント。これで私の W-ZERO3 と奥さんのノートパソコンは、2階のどこでもワイヤレスで我が家のプライベートネットワークへのアクセスと、インターネットへのルーティングが可能になったのだが、それ以来これまで有線接続していたパソコンの調子がおかしい。Web ブラウズしていると、突然サイトに繋がらなくなることが頻繁に起きるのだ。それまで見ていたサイトは、リロードさせても繋がるのに、その日初めてアクセスしようとするサイトには、まったく繋がらない。

クライアント PC にとっての未知のドメイン名にだけ接続できないと思われるので、この現象は明らかに DNS がらみである。そこで現象の発生したパソコンで ipconfig を確認してみると、なんと DHCP で取得したデフォルトゲートウェイのアドレスは、ADSL 接続したルータの LAN 側 IP アドレスになっているのに、DNS サーバのアドレスが、無線 LAN アクセスポイントのアドレスになっているではないか。

私は無線 LAN アクセスポイントの機能を、ルータからアクセスポイント(ブリッジ)に変更したとき、DHCP サーバの機能をダウンさせておくことを忘れていたのだ。だから何かのきっかけでクライアントは無線 LAN アクセスポイントから、DNS サーバのアドレスの情報を受け取り、自身の設定を変えてしまったのだろう。

早速そのパソコンから無線 LAN アクセスポイントに接続して(DNS を使わないプライベートネットワーク内では、IP アドレスで直接接続できるので)、DHCP サーバ機能をダウンさせた。これで無線 LAN アクセスポイントは、本当にただのブリッジとして動作し、ブロードキャストパケットをスルーさせる。

次に、Core2Duo E8400 に換装したパソコン。こちらは順調である。古いハードディスクのデータファイルを、新しいディスクにコピーして、現在はアプリケーションを順にインストールしている状況。もともといつも動かしているわけではない、サブマシンなので、あせって環境を構築する必要もないのだが、CaptureNX による RAW データの現像は、真っ先にテストしてみた。

CeleronD 330 と Pentium4 521 のパフォーマンスを比較したときと同じ RAW データ4枚を、同じバッチパラメタで処理した場合の所要時間は、Celeron の10分、Pentium4 の7分に対し、なんと2分であった。クロックスピードはそれぞれ 2.66GHz、2.8GHz、3GHz であることを考えると、プロセッサコアの処理能力の差が、圧倒的であると言わざるを得ない。

最後に W-ZERO3 による、公衆無線 LANアクセスポイントからのインターネット接続であるが、これが結構てこずった。我が家の無線 LAN アクセスポイントへの接続は、簡単に出来てしまったので、何も問題はないと思われたのだが、どうも無線 LAN アダプタそのものの検出が不安定なのだ。いろいろと試してみると、AC 電源を使っている場合は、確実にアダプタを検出するのに、DC にすると検出できないことが多い。かといって全く検出できないと言うわけでもない。これはソフトウェアやプロトコル上の問題ではなさそうだ。だとすると、無線 LAN アダプタの消費電力が大きすぎるのか。しかしそんなギリギリの設計のものを、正式に W-ZERO3 対応として商品化するはずもなかろう。やはり困った時の2ちゃんねる頼りというやつか。

2ちゃんねるを中心に、あちこちの掲示板サイトで WILLCOM WS007SH と無線 LAN のキーワードで検索をかけてみると、それらしい書き込みがいくつも見つかった。原因はシステムリソースの不足で、無線 LAN カードのドライバを起動できない場合があるらしい。中でも W-ZERO3 に内蔵されたメールとスケジューラの DLL が、メモリが十分にあるのに、他のプロセスがロードできないようなアドレスに常駐してしまうことが多いため、障害が発生しているのだという。すでにこれを回避するために、ユーザが DLL のロケーションを移動させるようなフリーソフトを公開していると言うことだったので、早速ダウンロードしてみた。

2008013101結果は見事に無線 LAN アダプタを認識し、アクセスポイントからの電波を受信することが出来た。写真は、近所のマクドナルドから、インターネット接続しているところ。

しかしこれは明らかにバグではないだろうか。しかも無線 LAN カードのメーカも、テストの過程でそういう危険性を認識していると思うのだが。まあこういうことも技術者としては楽しみの一つなので、結果よければすべてよしとしよう。

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2008年1月26日 (土)

無線 LAN

ようやく我が家も無線 LAN を導入した。とは言っても鉄骨3階建の我が家では、全面的に無線 LAN に置き換えるのは無理。第一5年前に家を改装したとき、ほぼすべての部屋に Ethernet RJ-45 のポートを設置したので、デスクトップ機に無線 LAN は必要ないのだ。今回は Willcom W-ZERO3[es] 用の SD カードタイプの無線 LAN アダプタを購入するついでに、奥さんがいつもノートパソコンを使っているキッチンに、アクセスポイントを設置しようというのが狙い。

ことの始まりは、1月25日に ASUS から発売されたゼロスピンドルノートパソコン EeePC のスペックを見て、一瞬「これは絶対に買い」と思ってしまったこと。これなら外出先でマクドナルドに入れば、インターネット接続し放題。確かに東京以外では公衆無線 LAN のアクセスポイントはどこでも OK というわけにはいかないが、私の場合外出時の食事は、一人の時ほぼマクドナルドだし、Yahoo! BB の利用者でもあるので、アクセスポイントの利用料金も半額なのだ。パケット数を気にしながら、狭帯域の PHS 通信を使う必要もない。もちろんメインメモリもストレージ容量もわずかだから、デスクトップの環境を完全移行するのは無理だが、家や職場には普通にデスクトップ機があるのだから、超小型ノートにそんなものを求めても仕方ない。

と、ここまで考えたら、一瞬で購買欲が消滅した。昨年の秋にオークションで手に入れて以来、ほとんど使っていない W-ZERO3[es] に無線 LAN アダプタを組み込めば、必要なことはすべてできてしまうではないか。

2008012601というわけで、以前からその存在だけは知っていた W-ZERO3[es] 用 SD カードタイプの無線 LAN アダプタを、通販ショップやオークションで検索してみたら、昨年末にプラネックスから、IEEE802.11b,g 対応の新製品が発売されているのを知った。さっそくこれを購入すべく、通販ショップの価格比較をしていて、同じプラネックスの USB 無線 LAN アダプタ同梱のアクセスポイント(ルータ切り替え式)が、これまた予想していたよりかなり安く買えることがわかったので、両方まとめてポチッといってしまったというわけである。

商品が届いて、まずは自宅の LAN に無線アクセスポイントの設置である。ルータ/アクセスポイントの切り替えスイッチをアクセスポイント側にして、手持ちのパソコンから Ethernet 接続でアクセスポイントの動作環境を設定する。WEP のセキュリティ設定が重要だ。ノートパソコンを持って住宅街を歩いていると、頻繁に WEP を設定していないアクセスポイントに出くわすという。家庭の無線 LAN からの情報流出は、完全に利用者個人の責任である。間違ってもデフォルトのまま無線 LAN を使ってはならない。「大したデータは入っていないから」とばかげたことを言うやつもいるが、個人のデータなど問題ではない。侵入されたパソコンを踏み台にして、そこからインターネットに不正アクセスする犯罪を助長することが問題なのだ。

2008012602W-ZERO3 の方は、まず無線 LAN カードのドライバの cab ファイルをパソコンから転送して、W-ZERO3 側でインストールする。それから mini SD スロットに無線 LAN カードを挿入して、アクセスポイントに設定したのと同じ WEP キーを入力する。これで部屋の中ではW-ZERO3 から無線 LAN 経由でルータに接続し、インターネットにアクセスできるようになった。外出先からの公衆無線 LAN アクセスポイントを使ってのインターネットは後日。

とりあえずこれで、食後にダイニングキッチンで2時間ドラマをみている間に、オークションの終了時間を逃してしまったという失敗は防げるかも。

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2008年1月24日 (木)

Core2Duo E8400

2008012401メモリだけ先行入手、のはずだったのだが、結局1週間も待てずに、CPU も HDD もマザーボードも買ってしまった。ここ数日、自分が納得できるまで、徹底的に調査したの上での結論である。

今回購入した CPU は表題の通り、Intel Core2Duo E8400。1月20日に発売されたばかりの、Wolfdale と呼ばれる 45nm プロセスのコアである。動作クロックは 3GHz、FSB 1333MHz で、両コア共用の L2 キャッシュ 6MB を備える。

同時に購入したマザーボードは、GIGABYTE の GA-G31M-S2L という製品。E8000 シリーズに対応した、最廉価版のチップセットである、G31 と ICH7 で構成される、microATX タイプだ。今回最後まで悩んだのは、このマザーボードである。

インテルの新世代チップセットといえば、G31 から始まり X38 までの 3-シリーズ。しかし G31 だけは発売当初 FSB 1066MHz までしかサポートしていなかった。ただしマザーボード各メーカは、どこも 1333MHz での動作を独自に検証していた。したがって G31 に E8000 シリーズを載せると、チップセットとしてはオーバークロック状態になるわけで、安定動作を目指す私としては、そういう不安要素は避けたかったのである。

G31 + ICH7 がダメなら G33 + ICH9 と言うことになるのだが、これがまた高いし、種類が少ない。しかも両者のスペックの違いは、私にとってはどうでもいい程度のこと。ショップの店員の話では、G31 での FSB 1333MHz は全く問題ないということだが、それでも G31 をオーバークロックと知りながら使うか、あるいは G33 で安心して使うために、5千円から1万円以上の出費を覚悟するか。

そこで昨日、ふと思いついて、インテルのホームページを見てみた。店頭ではあまり見かけないが、インテルも自社のチップセットを搭載したマザーボードを販売している。マザーボード設計のリファレンスとなるような、ほとんどイジリ甲斐のない、平凡な製品ばかりであるが、なんとインテル純正の G31 マザーボードでも、FSB 1333MHz を公式にサポートしているではないか。これはおそらく、G31 発売当初は、FSB 1333MHz の CPU はハイエンドかサーバ向けで、エントリモデルには表記の必要はないと考えていたに違いない。それが思いのほか Core2Duo の売れ行きがよく、FSB 1333MHz モデルがミドルレンジに降りてきてしまったので、安いマザーボードでも公式に動作するということにして、販売増を狙ったのだろう。最初から FSB 1333MHz で動かない理由などなかったのだ。

私は安心して1万円を切る価格で G31 のマザーボードを買うことにした。それから電源ユニットであるが、よく考えてみたら ATX 24pin の電源を1台予備に持っていたのだ。出力は 400W とそれほど大きくはないが、今回ハードディスクは、超省電力の Western Digital WD5000AACS を買ったので、45nm の Core2Duo との組み合わせなら十分だろう。

21日のブログに書いた BIOS のリビジョンの問題であるが、少なくともこのマザーボードでは、現状のリビジョンのまま、E8000 シリーズで Windows の動作を店頭で確認しているということなので(デモ機を見せてもらった)、セットアップが終わってから最新の BIOS にアップデートすることにした。

バルク品の初期不良交換は2週間以内ということだったので、とりあえず今日は箱から出さずにそのまま寝る。明日の仕事が終わったら、まず今使っているサブマシンのデータのバックアップから始めるとしよう。

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2008年1月21日 (月)

メモリ先行入手

Duron 1GHz のサブマシンの、中身をごっそり入れ替えて Core2Duo 機にする計画は、その後もパーツショップ巡りをなどをして情報を集めているのだが、現在非常に難しい状況にある。なんといっても今狙い目の CPU は昨日発売された、45nm プロセスの E8000 シリーズ。同一クロックの E6000 シリーズとほとんど同じ値段で、L2 キャッシュが 4GB から 6GB に。各サイトのベンチマークでは、性能向上はわずかなもののようだが、発熱量と消費電力がまるで違う。もし E6000 シリーズを買う予算があるのなら、もはや E8000 シリーズを選ばない理由は何もない。

ところが、その E8000 シリーズに正式に対応したマザーボードは、まだどのベンダからも発表になっていない。もちろんあと1週間もすれば、次々と最新の BIOS がアップロードされるのだろうが、問題は、今対応状況が明確でないマザーボードを買ってしまって、もし E8000 シリーズで起動すら出来ないような場合、BIOS をアップデートする手段がないということである。

E8000 シリーズに対応できそうな Intel の廉価版チップセットは、G31, P31, G33, P33 あたりだが、これらのチップセットでは FSB は 800MHz からである。そして私の手持ちの CPU で、LGA775 タイプのものは、1月10日に入れ替えた Pentium4 521 と、それまで使っていた CeleronD 330。しかし CeleronD の FSB は 533MHz だから、800MHz では50%ものオーバードライブになってしまい、起動できる可能性は低い。そうなると、今使っている Pentium4 を取り外して、一時的に新しいマザーボードに組み込むしかない。もちろん手段として残されてはいるけれども、安定動作しているメインマシンは、できればバラしたくはない。

というわけで、市場に出回っている BIOS のバージョンのままで、E8000 シリーズが、とりあえず起動できるのかどうか、少なくともそれだけは確認してからマザーボードを買いたい。単純にもうしばらく待てばいいだけの話である。しかしここに来て、メモリチップのスポット価格が急激な上昇傾向にあるという情報が流れている。特に 2GB の DDR2-SDRAM に実装される 1Gbit チップの値上がりがすごいらしい。まもなくメモリ価格が上昇に転ずるのは間違いないようだ。となると、4GB で1万円を切って買えるのは、これが最後のチャンスかもしれない。今まで何度もパソコンを組み立てようと、予算を組んだ頃にメモリ価格が上昇を始めて、苦い思いをしているので、なんとか今のうちにメモリだけは抑えておきたい。

2008012101そう考えて、とうとう 2GB の PC6400 DDR2-SDRAM を2枚セットで買ってしまった。すぐに動作確認出来ないので、初期不良交換だけのバルク品は怖いし、ここまで安くなっていると、あと1,000円安いバルク品など、あえて手を出す必要もない。そこで、近所のショップで限定販売していた CFD のメーカ保証つきの2枚パックを選んだ。デュアルチャンネル動作テスト済みということなので、初期不良の可能性も極めて低いだろう。

ここ数年間、メモリといえば規格は SD-RAM -> DDR-SDRAM -> DDR2-SDRAM と変わってきてはいるものの、容量あたりの単価は 1GB あたり1万円前後で安定していたのに、パッケージ品が 4GB で1万円以下とは、一体この1年で何があったのだろうか。この次に私の予想通り値上げされたとしても、現在の2倍にはならないだろうが、それにしても今の状況は、まさにメモリ天国である。

さて、それでは後はマザーボードの正式対応を待って、Core2Duo E8000 シリーズを買うだけなのかというと、それはまだ迷っているのだ。確かに Core2Duo なら E8000 シリーズしかないだろうが、同一クロックならその半額以下で Pentium Dual Core E2000 シリーズが買える。キャッシュ容量が 1MB と少なくなるが、もちろんベンチマークあたりのコストパフォーマンスは抜群にいいだろう。今回のパソコングレードアップの目的は、快適に RAW データ現像することなのだが、ニコンの現像ソフト CaptureNX を動作させた場合、E2000 シリーズと E8000 シリーズで、価格に見合っただけの性能の違いがあるのかどうか。こればかりはもう賭けでしかない。

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2008年1月19日 (土)

ピンクのリボン

2008011901我が家のネコたちは、みんな完全室内飼いなので、普段首輪などは付けていないのだが、末娘のちろに初めてリボンを付けてみた。

本人はどう思っているのかわからないが、結構かわいい。特に嫌がる様子もないので、しばらくこのままにしておくことにしよう。

2008011902ベランダを散歩する姿も、心なしか軽やかである。とはいっても今日はとても寒いので、写真を撮っているこちらは、あまり長く付き合いたくないのだが。

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2008年1月17日 (木)

野良ネコ社会

2008011701近所の書店の駐車場で。今日はとても寒かったが、よく晴れていたので、こうして車の下にいればポカポカ温かいのだろう。

右のネコは目が見えないらしい。私がカメラを持って近づくと、気配を察知してさかんに鳴くのだが、左のネコは右のネコを庇って、少しだけ私に威嚇してきた。兄弟なのか親子なのか、それとも他人なのかわからないが、お互いに助け合って生きているようだ。

野生の動物は滅多にハンディキャップのある同類を助けたりしないのだが(自分の命が危険にさらされる)、人間社会に溶け込んでいる野良ネコたちには、飼いネコとも野生動物とも異なる共存関係が存在するようだ。

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2008年1月12日 (土)

べろべろ

2008011201気持ちいいような悪いような、うれしいようなうれしくないような...

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2008年1月10日 (木)

今更 Pentium4

2008011001パソコン性能強化のファーストステップとして、メインマシンの CPU だけを交換することにした。

現在仕事や趣味で主に使用しているパソコンは、メインマシンが Celeron D330 (NetBurst の 2.66GHz)、Dual Channel DDR-SDRAM 1GB * 2 で、サブマシンが Duron 1GHz (Athlon コアのハーフキャッシュ版)、SDR-SDRAM 1GB である。

サブマシンの方は、マザーボードの電源コネクタが 20pin で、ストレージデバイスもパラレル ATA だから、もはやケースだけを残して、電源からすべて交換しないと、アップグレードは出来ない。したがってこれは1~2か月以内に、Core2Duo ベースのマシンに入れ替える予定である。

問題はメインマシンの方。Core2Duo に切り替えるには、電源は 24pin なので、マザーボードとメモリの交換だけで済むが、2台同時期に同じシステムにする必要はない。しかし Celeron D330 のままでは、Core2Duo と比較してあまりに非力だ。ただし DDR-SDRAM を デュアルチャンネルで 2GB 搭載しているので、これはまだ使える。そこで、CPU だけの最後のアップグレードパスとして、Pentium4 に交換することに決めた。Pentium4 はもう新品ではまず手に入らないので、当然オークション狙いである。

とりあえずは最終版の Prescott コアで、3GHz L2 キャッシュ 2MB クラスのものを探したのだが、やはりこのあたりのものが狙い目のようで、出品は多いがすぐに値段が上がってしまう。中古の CPU を1万円で買いたくはないのだ。というわけで、年末から数日間じっくり観察していると、目標とするクラスには届かないが、希望落札価格つきの Pentium4 521 が出品された。Prescott コアの 2.8GHz、L2 キャッシュ 1MB である。3GHz クラスの平均落札価格の半額程度だったので、ここで手を打つことにした。クロック数の差は 3GHz に比べて1割も違わないので気にならないが、キャッシュ容量が半分になることによって、ニコンの RAW 現像ソフト CaptureNX の動作にどの程度違いが出るかが問題である。しかし買ってしまったらもう 2MB 版と比較することは出来ないので、今更考えても仕方ない。商品の到着を待つことにした。

2008011002そして今日、ヤマトのメール便で届いたのが写真の Pentium4 である。私としては初めての Hyper Threading 体験だ。ずっと昔、Dual Pentium3 用のマザーボードで、Celeron 400MHz (Pentium3 コアのハーフキャッシュ版)をデュアル構成で使っていたので、マルチスレッディングの価値はわかっている。ただしエセマルチスレッディングといわれる HT が、どこまで真のマルチスレッディングに迫るのかは全く不明。RAW 現像処理がたとえそれほど早くならなくても、処理中に入力処理をほとんど受け付けなくなってしまう症状が緩和されるだけで、かなりありがたいのだ。いくら CPU の速度が速くなろうと、数十枚から数百枚の RAW 現像のバッチ処理など、待ち時間なしで出来るわけがないので、1時間かかっていた処理が30分になろうとも、あまりありがたみはない。むしろ1時間ブログ巡りでもしながら、のんびり待っていられる方が気持ちが楽である。

事前調査で、WindowsXP からは、シングルプロセッサの HAL とマルチプロセッサの HAL は、ドライバ検出により、CPU を交換すればプラグ・アンド・プレイで入れ替わることがわかっていたので、とりあえずデータのバックアップを取って、CPU の交換である。今使っている Celeron D と Pentium4 は、Intel の公式発表では TDP は同じ 84w なので、ファンも流用できるはず。もしオーバーヒートするようなら、以前念のために買っておいた、大型のサードパーティ製ファンがある。

早速ケースを開け内部の掃除。CPU ファンをはずしてたまったホコリを取り除き、Celeron D を取り外す。LGA775 は CPU の交換に関しては一番簡単でいい。代わりに届いたばかりの Pentium4 のヒートパネルを丁寧に拭いてシリコングリスを塗り、ソケットに装着して、元通りファンを取り付ける。

まずは BIOS 画面。確かに Pentium4 Hyper Threading になっている。続いて Windows を起動すると、ウワサ通りハードウェアの変更を検出して、HAL をマルチプロセッサ版に入れ替えているようだ。しかし CPU 上で動作している OS が、CPU の交換を検出してカーネルを入れ替えるとは、いったいどんなアルゴリズムでプログラムが作られているのだろうか。

2008011003タスクマネージャを表示させると、久しぶりに見る2個の CPU 利用率のグラフ。事前にダウンロードしておいた、CPU の温度を監視するフリーソフトを起動して、しばらく様子を見る。いろいろなアプリケーションを起動したり終了したりさせて、温度上昇をチェックするが、40度を超えることはなさそうだ。とりあえずは Celeron D のファンで大丈夫だろう。
さて、いよいよ本題の Capture NX のバッチ処理である。事前に適当な RAW データ4枚を選んで、Celeron D での現像時間を計測しておいたので、同じ処理をして速度比較である。結果は Celeron D では、4枚処理するのに約10分。Pentium4 では7分だった。クロックスピードは 2.66GHz から 2.8GHz に上がっただけなので、10%に満たない。30%の速度向上の要因はキャッシュ容量の増大(L2 キャッシュは 256KB から 1MB)と、ハイパースレッディングによる、他のプログラム(このときは他のアプリケーションは動いていないので OS を構成するいくつかのプロセス)の並列処理である。

何よりもありがたいのは、2度目のテストで RAW 現像の処理中、このブログを書いているのに、キー入力の操作がもたつかないことである。現像時間が30%短くなったことよりも、その時間にパソコンを別な目的で使えることに価値がある。

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2008年1月 7日 (月)

DOS/V magazine 休刊

数年ぶりにパソコンのパワーアップを図ろうと、時代遅れになった知識を取り戻すために、あちこちネットを徘徊し、今日久しぶりに書店で DOS/V magazine を立ち読みしたら(パソコン関係の雑誌は4年ほど買っていない)、先月末に発売された 2008年2月号を以って月刊休止、以降ムックとして不定期刊行というアナウンスがあった。

日本の自作 PC 派のバイブルともいえるこの雑誌も、創刊から16年。最盛期には月2回発行で1冊の厚さが2cm以上(もちろん大半は公告)と、膨大な情報量を誇っていたのだが、再び月刊化されたここ数年は、書店での存在感もなくなり、私も気が付いたときに手にしてパラパラとめくる程度にしか見ていなかった。この時期に自分のパソコンの強化を考えていなかったら、きっと気付かぬうちに休刊になっていたことだろう。

最終号は偶然にもインテルと AMD の4コア CPU のアーキテクチャの解説で、興味を持ってしっかり読ませてもらった。情報科の学生のサイドリーダにしても良いくらいの記事である。このような楽しい技術解説を読ませてくれる雑誌がなくなると、パソコンに技術的な興味を持った若い世代は、自分からわかりにくい専門書を探さないといけなくなる。それがさらに学生の技術系離れに拍車をかけることにならなければ良いのだが。

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2008年1月 5日 (土)

バランス感覚

2008010501ベランダから隣の庭や駐車場を眺めるのが楽しいらしい。時々野良ネコが横切るのも気になるようだ。身体を半分以上乗り出していることもあるのだが、落ちる心配はないのだろうか。

ネコというのは、身軽で運動神経抜群なのだが、それを過信していて、油断して机の上から落ちたりすることは珍しくないのだ。まあ落ちても安全なところにいるときに油断しているのだろうが。

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2008年1月 4日 (金)

正月風景

何か正月らしい写真を、とカメラを持って名古屋にパソコンパーツ探しに行った。

2008010401今日は仕事始めだが、明日が土曜日のため、多くの会社で7日の月曜日を仕事始めにしているらしい。そんなわけで、この写真が JR 名古屋駅から名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅に通じる歩道の人ごみである。

肝心のパソコンパーツ探しであるが、今の仕事が一段落してから、マシン強化を順番にやろうと思う。もしパーツ交換などをして、起動不能になり、OS 再インストールなどと言うことになると、仕事が止まってしまうので、そういうリスクは避けなければならない。

実は2年以上手持ちのパソコンのパーツ交換はほとんどしていなかったので、最近の PC 情勢は全く知らなかったのである。まずメモリの価格がこの1年で4分の1以下になったことを知った。もはや DDR2-SDRAM 2GB Dual Channel 構成で、4GB 実装以外に選択肢はないようだ。

CPU に関しては、Intel がいよいよ Net Burst アーキテクチャに見切りを付けて、全面的に Core テクノロジに切り替えたこと。これも名前は知っていたが、中身はほとんど知らなかった。要約するとノートパソコン用に開発された省電力の Centrino テクノロジが基本になっており、20段などと言うスーパーパイプラインをやめ、より低いクロックで、多くの命令を処理する技術らしい。しかしこれはマイクロプログラムによる CISC プロセッサの技術ではなく、多分 Itanium の開発で培われた VLIW の技術がベースとなっているのだろう。先読みして微細化した x86 命令を、最適に再構成して巨大命令化しているものと思われる。

AMD は本格的に4コア CPU Phenom を投入してきた。しかしネット上のウワサによると、この Phenom は、2コアをふたつ並べただけの Core2Quad と、性能はたいして変わらないらしい。Intel のマルチコアが、お互いのメモリアクセス情報を交換してコヒーレンシを確保しているのに対し、AMD のマルチコアテクノロジは各コアをハブ接続して制御している。2コア程度ならどちらの方式でも差はないが、4コアとなると、インテル方式では理論上 CPU 間の制御情報が増大し、メモリアクセスのトラフィックに影響が出てくるはずだ。しかし現実的には4コアでもほとんど違いはなかったと言うことか。AMD としては、早急に自社方式の優位性を証明するために、8コアや16コアの CPU を開発せざるを得ないだろう。

ということで、お金さえかければ、現時点で4コアの CPU に 4GB のメモリ、500GB の RAID1 システムが容易に組めることはわかった。私としては、現在のマシンで唯一 RAW データの現像処理だけが不満なので、今ある2台の常用マシンのうち、少なくとも1台を2コアの CPU と 4GB のメモリにして、もう1台はできるだけお金をかけずに(今のパーツをなるべく流用して)、最大限の性能アップを図る予定である。

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2008年1月 2日 (水)

家でゴロゴロしなくてもよい

2008010201近所の大型ショッピングモールはどこも元旦から初売りなので、正月ののんびり感がまるでなくなってしまった。大晦日まで歳末謝恩セールで、元旦から新春大売出しなら、年末年始大バーゲンでいいではないか。

2008010202子供の頃に味わった、お年玉をもらっても、使いようのない正月のもどかしさを、今の子供たちは感じることもなく、新年は退屈なものだという認識は、もはや過去のものである。

今日は気の早い冬物一掃セールで、これからまだ寒くなるであろう、この冬を乗り切るための服を半額で買ってきた。

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2008年1月 1日 (火)

元旦寒波到来

2008010101今年も初詣は、近所(徒歩30秒)の神社へ、午後誰もいなくなってから。厳密に言うと、初詣は元旦、つまり元日の午前中の行事なのだが。まあそこは、寒いし、年賀状の返事とかで。

今日はこの冬最高の寒波とかで、午後から雪が降ったり雨が降ったり。今シーズンで且つ今年の初雪である。

2008010102さすがにネコも寒いらしく、食事の後、すぐにベッドにもぐりこんで、なかなか出てこない。

この写真は夕方になって、おやつをもらえそうなので、ようやく顔を出したところ。

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