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2007年11月17日 (土)

E-3

2007111701オリンパスの「E-3 体感フェア」に行って来た。

カタログスペックだけを見ると、E-3 というカメラは、せいぜい Nikon D200 クラスにしか見えない。しかしメーカはこれを完全にプロフェッショナル機と位置付けている。そして実機に触ってみると、確かにこのボディはプロフェッショナル機だと感じる。

このクラスの例に漏れず、E-3 もマグネシウムダイキャストのボディを持つが、D200 の(D2 系と比較すれば)軽快でやや華奢な感じは全然ないし、まして EOS 30D、40D のペコペコしたような(実際にはしないけど)感触とは全く違う。これは明らかに D2 系や D3 と同じ、殺人用鈍器の感触である。こりゃ簡単には壊れないだろう、という安心感は、プロフェッショナル機にふさわしい。

しかし、このデザインだけはどうにかならなかったのだろうか。従来のフォーサーズ機は、残念ながらヒット商品とは言いがたい。そしてそんな状況を打開したのが、先に発売された E-410、E-510 である。オリンパスがついに銀塩時代からのアイデンティティであった、L 型ボディを捨て、普通の一眼レフになってしまった途端に売れ始めたことは、オリンパスにとって皮肉でしかないが、E-410、E-510 のデザインは、もともとカッコ良かった OM スタイルの焼き直しである。そしてその OM スタイルというのは、極限までコンパクト化した一眼レフだからこそ成り立つデザインなのだ。

つまり OM スタイルを、重量級のプロフェッショナルモデルに取り込んだら、それは OM スタイル自体の美点を否定することになる。E-3 のスタイルの失敗は、まさに超小型軽量のためのデザインで、大型重量級のカメラを作ってしまったというアンバランスにあるだろう。確かに E-1 までオリンパスは、大型重量級のカメラを作った経験がない。しかしだからこそ外部のデザイナーを採用してでも、新しいフォーサーズのフラッグシップのアイデンティティを確立すべきではなかったのだろうか。

実機を触っただけで、画質を評価することなどできないが、最後に、同時発売の 12-60mm レンズの描写は、作例を見る限り、これ1本で通常撮影には他に何も要らないといえるデキだった。

2007111702帰りに名古屋駅で、COOLPIX P50 のテストを兼ね、今週から始まったイルミネーションを撮ってきた。これはまた近いうちに、D200 で撮る予定。

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