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2007年11月13日 (火)

COOLPIX 800 も去った

2007111301オークションで落札された COOLPIX 4500 であるが、落札者の過去の履歴を見てみると、ニコンのスイバル機がお気に入りのようで、過去に続けて何台も落札している。そこで、スイバル機ではないが、名機 COOLPIX 950 と同じデジタル回路を使った、コンパクト機 COOLPIX 800 を一緒に引き取ってくれないかと連絡すると、快諾してくれたので、COOLPIX 4500 と一緒に、ずっと使っていなかった COOLPIX 800 も引き取ってもらったのである。

機能は正常だが、電池蓋の爪が1箇所欠損していて浮きがあるのと、ボディにわずかなヒビが入っているため、オークションでもジャンクにしかならないので、面倒な出品をするより、コレクターに引き取ってもらった方が良いと思ったからだ。

COOLPIX 800 は、2000年8月に私が最初に買ったデジタルカメラである。厳密に言えば、その3年ほど前に 20万画素の KODAK DC20 を買ったのが最初なのだが、これは背面液晶もなく、内蔵メモリに8コマしか記録できない上、専用 TWAIN ソフトでパソコンとシリアル接続しないと画像を読み出せないにもかかわらず、ついにその TWAIN ソフトの 32bit 版がリリースされなかったために、Windows95 とともに過去に葬った(Windows95 だけは 16bit 互換モードで動作させることができた)のである。

さて、話を COOLPIX 800 に戻そう。上で COOLPIX 950 と同じデジタル回路と書いたが、実は COOLPIX 950 と同時期の発売ではない。COOLPIX 950 と同時発売されたのは、単焦点レンズの COOLPIX 700 である。COOLPIX 950 は、私が買った COOLPIX 4500 の先祖とも言えるスイバル機で、ニコン独自のマグネシウムダイキャストボディに、3倍ズームレンズを組み込んだ、高級機である。まだデジタル一眼レフが数百万円した時代に、その画質と利便性、耐久性などが買われて、報道関係にも大量導入された、プロ仕様でもある。そしてその200万画素 CCD と画像処理回路を引き継ぎ、コンパクトなプラスチックボディに組み込んだ 姉妹機が COOLPIX 700 である。当時10万円以上した COOLPIX 950 には、ちょっと手を出せなかった私であるが、その画質を見て、同じデジタル回路を持つ COOLPIX 700 なら手に入れたいと思っていたのだ。しかしメモ撮りやスナップが中心となるコンパクトデジタルカメラで、単焦点レンズというのは致命的だ。そこでもし COOLPIX 700 のボディにズームレンズを搭載したカメラが発売されたら、絶対に買おうと、密かに思っていたのだ。

半年後、私の希望通りのカメラが発売された。しかし定価は8万円以上。すぐに手の出る値段ではなかった。なぜならちょうどその頃、私はフィルム一眼レフの次の機種を狙っており、オモチャのようなデジタルカメラに、中級一眼レフ並みの金額を支払うことなど、到底考えられなかったからである。

それから待つこと半年、フィルム一眼レフは Nikon F80D を手に入れ、何本かの交換レンズも新調した。富士フイルムやコダックが、次々と新しいリバーサルフィルムを発売していた頃である。フィルム現像やプリントで近所のキタムラに何度も通ううち、ある日 COOLPIX 800 が大幅値引きされていることを知り、ついに本格的なデジタルカメラを手に入れたのだった。

2007111302COOLPIX 800 は 1/2inch で200万画素と、画素サイズに余裕のある CCD を使っており、その後の1/2.7inch クラスのものに比べると、明らかに階調が豊かである。補色フィルタのせいか、彩度はあまり高くないが、偽色やノイズも少なく、非常にレタッチしやすいデータを出力する。写真は2002年8月に COOLPIX 800 で撮ったお気に入りの1枚。

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