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2007年9月14日 (金)

D70 の i-TTL 調光

SIGMA EF-500 DG SUPER と D70 の組み合わせで i-TTL 調光は非常に難しい。

ニコンの初期のデジタル一眼レフでは、デジタルの弱点である白トビを避けるために、1005分割 RGB 測光センサを使って、かなり小さな範囲の高輝度領域まで検出している。太陽くらい輝度差の大きな被写体なら、あっさり切り捨てて白トビさせてくれるが、室内にある家具の表面やクロームメッキの反射程度だと、できる限りがんばろうとして、アンダーな露出値を出すのだ。これがフラッシュ撮影でも、その傾向がある。

しかし室内を見回してみると、案外高輝度反射物というのは多くて、オーディオセットの化粧パネル、ラックやハンガー掛けのクロームパイプ、箪笥の表面やフローリングの床まで、かなり強く反射する。

D70 では画面内にこうした反射物が入った状態でフラッシュ撮影すると、ヒストグラムの半分も使わないアンダーな画像になるのだ。もちろんヒストグラムに現れない、わずかなピーク値が存在するのはずなのだが。

D200 ではその点あっさりと白トビさせてくれるので、一般的な露出になるが、とにかく D70 は粘る。最初はシグマのフラッシュとの相性かと思ったのだが、内蔵フラッシュでもほとんど変わらない。そういえば、そんな超アンダーになるのがイヤで、私は D70 の内蔵フラッシュを使わなくなったような気がする。

今まで使っていたデジタル非対応のフラッシュでは、外光式オートかマニュアル発光させるしかないので、カメラの露出制御は効かず、一般的な調光になっていたのだが、外付けフラッシュを i-TTL にしたら、やっぱり内蔵フラッシュと同じ傾向になったというわけだ。

2007091401この写真は、散々苦労して、バウンスと調光補正を組み合わせ、さらに RAW 画像のトーンカーブを補正して、ようやく得られたもの。ここまで苦労するのなら、外光式オートで、ブラケット撮影した方が簡単かもしれない。

i-TTL 調光フラッシュ撮影は、D200 だけにしておいた方が無難かも。

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