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2007年8月23日 (木)

ニコンデジタル一眼レフのハゲ頭

ニコンから怒涛の新製品発表である。一眼レフは D3 と D300。昨年9月に D200 を買った私としては、興味はあるが買い換える気までは起こらない。スペックに対する評価はあちこちで書かれているだろうから割愛して、今回私がガックリ来てしまったのは、あのペンタ部の造型である。

ニコンのデジタル一眼レフは、D1 までは、既存のフィルム一眼レフのパーツを寄せ合わせたような印象だったが、D100 でモヒカン頭と言われる、あのペンタ部を採用し、それ以降デジタル一眼レフのアイデンティティとなっていた。私はあの頭が気に入っていたのである。ところが昨年8月に発売された D80 で、ツルンとしたハゲ頭風のスタイルになり、それが D40 にも継承された。そして今回の D3 と D300 である。なんと頭頂部がポッコリへこんで、その中にタンコブがあるではないか。

本来一眼レフのペンタ部は、中にダハプリズムを収めるために、寄棟造りの屋根のようなカタチになっていたものである。ところが自動露出が採用され、プリズムの上に集積回路の基盤が収まるようになると、それを保護するために、平坦なスタイルに変わっていった。やがて内蔵ストロボが普及するにつれ、ペンタ部のスタイルは自由度を増し、各メーカのアイデンティティとなっていったのである。

しかしあくまでそこにはダハプリズムが入っている、というイメージを抱かせる必要があると思うのだ。今回のオリンパス E-410、E-510 が良い例だろう。あれは本当にカメラっぽくてカッコイイ。頭頂部を平坦にするならともかく、間違ってもへこんだスタイルなどあり得ないのだ。

しかも35mmライカ判のセンサを採用した D3 は、ファインダ周りが大きい。フィルム一眼レフと同じか、それ以上のダハプリズムが入っているはずである。その巨大なプリズムを収める、巨大な頭部のてっぺんがへこんでいる。わたしにはそれがフェレンギ人のハゲ頭に見えて我慢できない。

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