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2007年4月23日 (月)

OLYMPUS E-410

仕事帰りにカメラ屋に寄って、先週末発売された OLYMPUS E-410 を触ってきた。Nikon D40x と並んで展示されていたガラスケースの外側から見比べてみると、前面投影面積はほとんど変わらないので、ウワサに聞くほど小さいとも思わなかったのだが、ケースから取り出してもらって触ってみると、まったく違うことに驚いた。

そう。まさに OM-1 が登場した頃の、それまでのニコンやキヤノンの一眼レフから持ち替えた時の、あの感触に近いものだったのである。

OM-1 が発売された当時、中学生だった私は、父親の買った Nikomat FTN を使っていたし、ほとんどの写真好きな同級生も、だいたい父親のカメラを借りていたものだ。当時圧倒的に数が多かったのは、もちろん PENTAX SP、あるいは SPF。ペンタックスはやや小型だったが、ニコン、キヤノン、ミノルタはどれも似たり寄ったりの大きさ、重さだった。一眼レフのボディは、ほぼ800g前後だったのだ。ところが、1972年に登場した OM-1(最初は M-1 だったが、発売直後に OM-1 に改名)は、ボディ重量 500g、寸法もさることながら、手に持った感触が、とにかく小さく感じられるように設計されていた。

Nikon D40 が、見た目の小ささを追求したように感じられるのに対し、今回の E-410 は、手に持ったときの小ささを感じさせる、まさに OM デザインの再来だと思った。もちろん35年前とはカメラの製造技術のバックボーンがまるで違っているので、E-410 は OM-1 と同じ感触ではない。ボディ全体がエンジニアリングプラスチックで作られた E-410 は、OM-1より100g以上も軽いのだ。軽いのは悪くないが、そのおかげか、なんとなく緻密感に欠ける。撮像素子がフィルムの半分以下の面積しかない E-410 では、ファインダーの接眼部に拡大光学系が組み込まれており、背面に飛び出しているのもすごく気になる。ボディの見かけ上の厚さを減らしたために、マウント基部のエプロン部がやたら厚いのもカッコ悪い。フラッシュを内蔵したペンタ部は、やはり大きすぎる。しかし、それでも昨今の肥大した一眼レフの中では、明らかに原点回帰のスタイルだ。なんとなく大ヒットの予感がする。フォーサーズの救世主となることは間違いないだろう。

私が買う可能性はあるか、と聞かれたら、5万円以上の高級コンパクトを買うくらいならこれもアリだと言えるだろう。もちろん一眼レフモドキのEVF機よりはずっといい。これは正直に欲しいと思った。ただひとつ、撮像素子のフォーマットが 3:4 だというのは、所詮コンパクトの代わりにしかならんのですよ。私としてはね。

もし今使っている COOLPIX 4500 が壊れてしまったら、その代わりに買う可能性はあるかも。

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