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2006年11月 9日 (木)

SA マウントの外爪は何処へ

シグマのホームページのカメラのサイトを見ていて、今日初めて気が付いた。SA マウントの外爪がいつの間にかなくなっているではないか。シグマは今回の SD14 の発売を機に、フィルムカメラから完全に撤退したようで、カメラのページにはすでに SD14 しか載っていないし、過去の製品の写真では、マウント部まで写っているものがないので、最近まで販売されていたフィルム機の SA-7 や SA-9、デジタル機の SD9 や SD10 には、外爪が付いていたのか、このページからはわからない。

シグマのカメラなど、よほど大きなカメラ店でないと、実際に手にとって見ることはできないので、私自身、外爪付きのカメラを、最後に見たのは、どの店で、どの機種だったのかまったく覚えていないのである。ただ、確かに私は、EF マウントに匹敵する巨大なマウントの、さらにその外側に、旧 FD マウントのような外爪が付いているのを見た記憶はあるのだ。

おそらく大口径の超望遠レンズ等のために付けられていたであろう、あの外爪が、結局それに対応したレンズが発売されることもなく消えてしまったのが残念でならない。しかし考えてみれば、そんな大口径のレンズは SA マウント専用になってしまい、ニコンやキヤノン用のレンズは作れないわけで、各社のマウントに対応した同じ光学系のレンズを大量に生産することで、コストダウンを計っていたシグマが、自社のマウントに特化した大口径レンズを作ることができない(販売台数を確保できない)というのは、互換レンズメーカでありながら、オリジナルマウントのカメラも作っているという、シグマの最大の弱点でもある。

自社のマウントが、今販売しているレンズの各社の互換マウントの中で、一番大口径であるのに、キヤノン EF マウント用の他に、一番小さなマウント径の、ニコン F マウント用のレンズを、同時にリリースしないと商売にならないというのは、なんとも皮肉なものである。国内シェア第2位のニコン F マウントのユーザを無視したら、自社のマウント用のレンズが作れない、ということは、結局シグマのレンズは、F マウントよりも大きな口径のレンズは、作れないことになってしまうというわけだ。

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