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2006年7月23日 (日)

再び Capture NX

ニコンの新しい画像処理ソフト Capture NX、トライアル版を引き続き使っている。優待販売は、注文受付開始直後に品切れとなり、現在受注ストップということだ。まだ発売していない製品が品切れとは、一体どういうことだろう。多分初回パッケージのうち、店頭に回すものと、オンラインショップに回すものの数が決まっていて、優待販売の受注が、オンラインショップ向けの本数を超えてしまったということだろう。パッケージなどどうでも良いから、ダウンロード販売をして欲しいものである。

まあこれはそう遠くないうちに追加販売されるだろうから、それまで待っていればいいのだが(待つも何もまだ発売されていないのだ)、トライアル版で過去の RAW データをいろいろといじっていると、これがまたすばらしい。ニコンのデジタル一眼レフの欠点を見事に補っている感じなのだ。

まずノイズリダクションのかかり具合が大変よろしい。シャドー部分にザラザラと乗っているノイズだけを、実にうまく低減してくれる。レタッチソフトの場合、画像全体のディテールをつぶしてしまうが、こちらは暗い部分に、より強いノイズリダクションがかかるようである。

それから Dライティングがまた絶妙である。デジタル一眼レフ全体の傾向として、ハイライトを飛ばさないように、露出はややアンダーに振られているものが多いので、今までは撮影後のトーンカーブで、中間より暗い部分をやや持ち上げるように修正していたのだが、これがかなり面倒で、画像によって持ち上げ方がかなり変わってくるし、その結果シャドー部分のノイズを持ち上げることにもなる。Dライティングと、上記のノイズリダクションによって、白トビさせないまま、ノイズを増やさずにシャドーを持ち上げることができるようになった。

これにレンズのゆがみ補正と、アンシャープマスクをかければ(私は撮影時にはシャープネスをかけないので)、ほとんど修正の必要のない画像が完成する。まあ本来ここまではカメラ内部でやって欲しいことなのだが、現在のカメラの処理能力では、後処理に頼らざるを得ないであろう。

これらに加えて、今回初めて実装された、カラーコントロールポイントを使えば、面倒なマスク処理なしに、色のコントロールが自由にできる。太陽がやや傾く時間に撮影していて、青空に黄色っぽさが乗ってしまったときなど、すっきりと空の部分だけ黄色を取り除くことができ、樹木との境界に不自然な色も出ない。

写真を意図的に「作る」のはあまり好きではないが(否定はしない)、フィルターワークの延長上に、このような作画技法があるなら大歓迎である。このソフトウェアが、実質 Photoshop Elements より安く買えるのは大バーゲンといえるだろう。ただし、編集する画像が RAW データでなく、JPEG だと、ノイズリダクションなどはかなり時間がかかる。

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