2018年6月24日 (日)

Coffee Lake パフォーマンス

2018062401 前回の記事に載せた Coffee Lake Core i5-8400 のパソコンであるが、毎日少しずつアプリケーションをインストールし、ハードディスクにデータを移しながら、本稼働に向けて準備を進めている。特にベンチマークテストをしたわけではないが、やはり今使っている Core i3-2125 のパソコンに比べると、圧倒的に速い。CPU の性能差よりも、ストレージを SSD に変えたことによる差の方がはるかに大きいと思うが、CPU 依存度の高い処理で性能測定をしてみた。
ゲームをやるわけではないので、私がパソコンを使う上で一番重い処理は、やはりデジタルカメラで撮影した RAW データの現像だろう。Core i3 パソコンを導入した2011年の秋に、私が使っていたカメラは1200万画素の Nikon D300 と1600万画素の Nikon D7000、それから1000万画素の Nikon1 J1 である。現在私が使っているカメラは2000万画素の Nikon D500 と D7500、1800万画素の Nikon1 V3 である。つまり処理するデータ量が2倍近くになった。当時特に遅いと感じていなかった現像処理も、今ではやや不満がある。そこで Core i5 導入でどれくらい速くなったか、簡単なテストをしてみた。D500 で撮影した画像一コマを、普段の一般的な処理(トーンカーブの修正とレンズの収差補正とビネットコントロール)を加えて JPEG に現像してみた。結果、古いパソコンでは20秒弱かかっていたものが、新しいパソコンでは7秒強で完了した。2.5倍から3倍くらいというところか。一般的な Core i5-8400 と Core i3-2125 のベンチマークでもパフォーマンスはほぼ3倍になっているので、まあ順当なところだろう。
ところで、新しいパソコンの OS であるが、手持ちの Windows8 Pro をインストールして(Coffee Lake は正式には Windowd10 しかサポートしていないので、Windows8 のインストールはちょっと面倒だったが) Windows10 Pro にアップグレードしたら、そのままライセンス認証されてしまった。ネットでいろいろな情報を探してみると、どうやら Windows7 以降の正規のライセンスで認証されたパソコンであれば、今でも問題なくアップグレードできるらしい。マイクロソフトとしては、過去に正規の手続きで購入したライセンスであれば、すべて Windows10 にアップグレードして、サポートを1本化したいようだ。

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2018年6月14日 (木)

最強ゲームしないパソコン

2018061401 久しぶりに自作熱が再発したので、PC パーツを一式そろえてみた。記録をたどると、デスクトップ機を新規に組み立てるのは2011年の秋以来だから、約7年ぶりである。今使っているメイン機は第2世代の Core i3-2125 を中心としたシステムだが、これまで全くパワー不足を感じていなかったので、デスクトップにはしばらく興味を失っていたのだ。その分ここ数年はモバイル PC などという軟弱なものにうつつを抜かし、7年間で Surface を含む、ノート機を4台も購入してしまった。なぜ興味を持たなかったかと言うと、Core i 系の CPU は、第2世代からずっと、プロセスルールがわずかずつ縮小されるだけで、大きな変化がなかったからである。私が第2世代 CPU が出た時にパソコンを新調したのは、この世代から GPU が統合されるという、大きな変化があったからだ。過去に私が経験したパソコンのトラブルの大半は、グラフィックボードのトラブルによるものだったので、これが CPU に統合されるというのは、何とも魅力的な変化だったのである。
そして今回は何と言っても、Core i シリーズ始まって以来の、コア数の増加。Core i3 が1年前の Core i5 と実質同じになってしまったのだ。そして、Core i7 と i5 は6コアに繰り上げられた。
私としては、第2世代の Core i3 の CPU パワーに不足を感じていなかったのだから、今回も Core i3 で十分なはずだが、7千円くらいの差額で Core i5 が買えるので、今度は Core i5 を買うことにした。Core i7 は価格差がありすぎて、コストパフォーマンスがよろしくないので対象外。というわけで、パーツ構成は以下の通り。
CPU : Intel Core i5 8400
第8世代の Core i5 としてはローエンドだが、上位機はクロック数がわずかに上がるだけで、他に差はないのでこれで十分。
マザーボード : ASRock B360M Pro4
第8世代用のコンシューマ向けチップセットは価格順に Z370、H370、B360、H310 と揃っているが、Z370 はオーバークロック対応なので、クロック固定の Core i5 8400 では無意味。H370 と B360 の一番大きな違いは、オンボードで RAID に対応するかどうかであるが、サーバ機を組むわけではないので、H370 は不要。しかし H310 だと、メモリスロットが2個しかないとか、SATA コネクタが4個しかないとか、M.2 スロットがないとか、いろいろと制限が多すぎるので、ちょうどいいところで、B360 に決定。ASRock のこの機種は安価な割にはビデオ出力が HDMI、DVI-D、RGB と揃っていたので、画面系のトラブル時に対応策を取りやすい。
メモリ : CFD W4U2400CM-8G
DDR4-2400 で 8GB2枚組の合計16GB。これが一番悩ましかった。何しろ今 DRAM が高い。相場は1年前の3倍である。しかし今使っている機種が8GB実装しているので、これを大幅にパワーアップするのが目的だから、どうしても16GBは欲しかった。そこで DDR4-2666 は諦めて、1ランク下の DDR4-2400 にした。私の経験上、メモリ同期クロックの1割の差は、実用上体感できない。
SSD : Samsung 860EVO MZ-76E500B/EC
今回パソコンの新調に踏み切ったきっかけは、3月末に購入した ASUS のノートパソコンのストレージが、eMMC だったことに端を発する。CPU はほとんどローエンドなのに、あまりにも動作が速いのである。CPU 負荷の大きな処理をさせるのならともかく、少なくとも OS やアプリケーションの起動に関しては、数倍の CPU パワーを持つ、Core i3 機よりはるかに速い。だったらハイパワーの CPU を使って、ストレージを SSD にしたら最強じゃないか、と思い購入に踏み切ったのだ。M.2 接続のものにしなかったのは、もしかしたら、将来的に Optane メモリを使うかもしれないと思ったので、拡張のために M.2 を空けておきたかったからである。
HDD : WesternDigital Blue WD40EZRZ-RT2
4TB も絶対にいらないのだが、4TBモデルが9千円弱、2TBモデルが7千円弱だと思うと、つい容量単価の差に負けて、不要にデカいものを買ってしまった。
電源 : 玄人志向 80 PLUS Bronze KRPW-N500W/85+
グラフィックボードを組み込む予定はないので、これで十分すぎるだろう。
CPUクーラー : Scythe 白虎 SCBYK-1000I
TDP 65W の Core i5 ならリテールファンで十分だと思うが、低負荷時の回転数が低く、騒音が少ないというので、久しぶりにサードパーティー製のファンを別途購入。
というわけで、今週末にテスト稼働までさせたい。しかし本格運用は1か月以上先になるだろう。なぜならデータ保存用の HDD を、同じ容量のものをもう1台用意して、バックアップ用にしなければならないからである。職業上ハードディスクだけは、必ず2台にしないと、安心して使えないのだ。しかし同じ製品を同時に2台購入すると、故障時期が重なったり、ロット不良だったりする危険性があるので、しばらく後で追加購入する予定。そしてもう一つの問題は、テスト動作が終わったら、OS を購入しないいけないということだ。もちろん Windows10 に決まっているのだが、どのエディションのどの提供方法のものにするかは、まだ未定。
2018061402 話は変わって、先日近所のパソコンショップで、こんなものを発見した。懐かしい、Intel の 8086 である。と言うのはウソで、Core i7-8086K という、限定販売のスペシャルエディション。こんなもの秋葉原でしか手に入らないと思ったら、こんな地方のパソコンショップにも入荷していてびっくり。本当に限定生産か?

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2018年6月 8日 (金)

アジサイが満開

2018060801 近所の植え込みに、見事なアジサイが咲き乱れていた。アレコレと写真を撮っているうちに、そういえば我が家のアジサイはどうだろうと思って、急いで家に帰ることにした。自分の部屋からでも窓越しに見えるはずなのに、平日はカーテンを閉めたままで今まで気づかなかったのだ。
2018060802 我が家の庭にも見事に咲いていた。種類は少ないが、どれも大きくて、もうしばらくすると垂れさがってきてしまうので、今がちょうど見頃。今は晴れているが、昨日まで雨だったし、今日の夕方からも雨が降るらしいから、写真を撮るのも今が一番だろう。
2018060803 アジサイのあるところには、結構な確率でアシナガバチがやって来る。一瞬スズメバチと見間違えてびっくりすることもあるが、こちらは温厚でのんびり花の蜜を探していることが多い。ただし刺されると毒は強力らしいので、追い払ったりしないこと。

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2018年5月18日 (金)

大須で買い物

2018051801 数年ぶりに大須商店街に行った。自作パソコンに凝り始めた1990年頃から10年間くらいは少なくとも月に1度は通っていたし、名古屋まで定期券で通勤していた時にはほぼ毎週のように行っていた。1990年代の後半には秋葉原の多くのショップも大須に出店し、パソコンに関してはなんでも揃うようになったのだ。
2018051802 しかしパソコンパーツが近所の大型電気店で買えるようになってからは、よほど特殊なものでない限り大須まで来る必要はなくなってしまったし、Amazon で日常的に買い物をするようになってからは、なんでも自宅で買えるようになってしまった。やがて大須のパソコン店も少しずつ減っていき、今ではすっかりファッションとグルメの街になってしまったが、この雑多な空気だけは相変わらずだ。
2018051803 取り敢えず遅い昼食を食べに、バーガーキングへ。ここは名古屋2店舗目であるが、私がバーガーキングに来たのは、25年ぶりくらいである。ワッパーのような体形の店員さんがいて、ワッパーのような体形の外国人客が次々入ってくる。マクドナルドはすっかり日本のレストランだが、ここはまだまだアメリカの空気が漂っている。
2018051804 前回バーガーキングに来たのは、一度日本から撤退する前、東京に出張に行った時に食べたのだが、その時はあまり空腹でなかったので、名物の巨大ハンバーガー「ワッパー」は食べていない。そこで今回はもちろんワッパーセットを注文。このトマトの輪切りが普通サイズであるから、いかに大きなハンバーガーかわかるだろう。レタスやオニオンもたっぷり入って、本当においしい。やはりハンバーガーはソースの味付けで食べるものではなく、肉と野菜のバランスで食べるものだと思わせるメニューだ。
2018051805 さて、大須に何を買いに行ったかと言うと、これも7年ぶりに新調する PC ケース。もちろん Amazon でも買えるのだが、こればかりは実際に触って、内部のレイアウト等を確かめてみないと、自分の使用目的に合うかどうかわからないのだ。今回はドスパラオリジナルのミドルタワータイプ。実は近いうちにデスクトップ機を更新しようと思っていて、パーツ構成はほぼ決めてあるので、あとはケースを選ぶだけとなっていた。ケースなら早めに買っても値落ちはしないし、買ったまま放置しておいても、初期不良が後から発覚する可能性もないので、あとはゆっくり他のパーツをそろえることにする。

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2018年5月15日 (火)

ハモンドオルガン B-3 の後継機について

4月4日に浜松の楽器博物館に行ったときのブログに書いたが、ハモンドオルガン B-3 とその後継について、自分でも記憶が定かでない部分があったので、覚書のためにここに整理しておく。なお、画像は拾いもの。できる限りカタログやメーカ公式のものをピックアップしたが、一部個人のものを拝借した。
ハモンド B-3 と言えば、トーンホイール型の代表作で、1950年代から1975年まで生産された。トーンホイール型電気オルガンの製造コストは非常に高く、大きく重く、メンテナンスが大変なので、ハモンドも小型のモデルから次第に電子化されていき、B-3 が最後のトーンホイールオルガンになったのだが、ミュージシャンの多くはその後の電子オルガンの音に満足できず、トーンホイールオルガンを使い続けた。
2018051501 そしてハモンドが B-3 にとって代わるべく、完全に電子化された B-3 スタイルのオルガンとして1976年に発売したのが、B-3000 である。もちろんアナログ発信回路を用いたもので、エレクトーンやビクトロンなどと原理は同じ。ただし操作はドローバーによる正弦波合成方式で、B-3 などと全く同じである。ちょうど私がオルガンに興味を持った、高校、大学時代のものであり、実物の B-3000 は一度だけ音を出してみたことがある(弾いたというレベルではない)。当時は B-3 や C-3 の生の音を聞いたことがなかったので、これでもずいぶん感動したものだが、やはりプロのミュージシャンは納得しなかったようだ。因みにデザインは B-3 によく似ているが、B-3 の4本の足が、ネコの後ろ足のようなしなやかなふくらみを持った形なのに対し、B-3000 は古代ギリシャ建築のエンタシスのような(ただし中央が膨らんではいない)円筒形で、上下に金の環がついている。
2018051502 ハモンドオルガンの製造が、日本の鈴木楽器に移管されてから発売されたのが、初のデジタルサンプリングオルガンとなる、MIDI 対応の Super B である。実はこのハモンドに関しては私も実物を見た記憶がなく、どれくらいの台数が製造されたのかもよくわからない。初のデジタルハモンドと言うと、私が持っている XB-2 だと思われがちだが、それより数年前に、この Super B が発売されていた。しかしこの時まだハモンドとレスリーの商標を鈴木楽器は取得していなかったので、あくまで鈴木楽器が製造してハモンドに OEM 提供したものである。Super B の残念なところは、ドローバーが上下鍵盤1組ずつしかないので、演奏中に使っていない方のドローバーのセッティングを変えておき、プリセットキーを切り替えて、瞬時に音色を変える、といった演奏ができない。Super B の4本の足は断面が4分の1扇形で、オルガン本体の外装に合わせて、曲面が外を向き、内側が直角になっている。
2018051503 1991年に鈴木楽器がハモンドとレスリーの商標を取得し、正式にハモンドスズキというブランドになって、最初に発売されたのが、B-3 のトーンホイールを1枚づつサンプリングして常時発音させる「デジタルトーンホイール方式」の XB-2 である、XB-2 は1段鍵盤のコンボオルガンであるが、この XB-2 を2段鍵盤にして、B-3 的な演奏を可能にしたのが、XB-5 だ。ただし XB-5 は B-3 の後継という位置づけではなく、あくまで2段のコンボオルガンである。しかし専用のスタンドやペダル鍵盤と組み合わせると、B-3 っぽい雰囲気にはなる。
2018051504 XB-5 の発売から数年後、上下二組のドローバーを備え、白黒反転のプリセット鍵盤を持ち、B-3 と同じデザインの、曲線的な足を持ったデジタルトーンホイールオルガンが XB-3 である。ここにきてようやく B-3 を、音質面でも操作性でも代替できるオルガンが発売されたと言えよう。レスリーシミュレータを内蔵した XB-5 に対し、専用のレスリーと組み合わせて使用することを前提とした XB-3 には、レスリーシミュレータは内蔵されていない。つまり XB-3 は、コンボオルガンではないのだ。
2018051505 そしてついに究極の B-3 として2002年に発売されたのが、その名も New B-3 である。デザインはもちろんだが、多列接点の鍵盤が、それぞれのドローバーの音程を「電気的に」鳴らす、というオリジナルの B-3 の構造をそのまま再現している。つまり音源がデジタル化された以外は、ほとんどオルガンの構造が先祖返りしてしまったのである。もちろん製造もメンテナンスも電子楽器としては非常に手間がかかるだろうが、鈴木楽器はあえてオリジナルの B-3 の音を再現するために、苦難の道を選んだと言えよう。
2018051506 New B-3 は5年後の2008年に、さらに改良され、New B-3 mk2 として登場した。この楽器のすごいところは、New B-3 にいろんな機能や豊富な音色を追加したというのではない。New B-3 よりさらに、オリジナルの1975年以前の B-3 に近づけたということである。ハモンドスズキにとって、新製品の開発というのは常にオリジナルのトーンホイールオルガンの音と操作性を、信頼性の高いデジタル回路で再現すると言うことなのだ。そこが他の電子楽器メーカとは全く違う、世界唯一のメーカである。
ハモンドスズキが発足してからすでに25年以上が経過しているが、この間に生産されたハモンドオルガンは、どれも非常に品質が高く、発売から10年以上経過しても、しっかりメンテナンスしてくれる。私も XB-2 を、直接鈴木楽器の本社に持ち込んで修理してもらったが、社長自らとても丁寧な対応していただき、実に楽器を愛している人だなあと感じた。これからは日本の伝統楽器として、ハモンドオルガンサウンドを引き継いでくれるだろう。

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2018年5月14日 (月)

ドルチェ・グストの秘密に迫る

2018051401 手軽にエスプレッソ抽出のコーヒーが飲める人気のネスカフェ、ドルチェ・グスト。この秘密は明らかに1個60円ほどする、カプセルにあるので、改めて分解してみることにした。まずは使い終わったカプセルのシールを切り離すと、コーヒー豆が透明の穴あきフィルムで分離されている。つまりマシンのノズルから噴出した高圧の熱湯は、いったんこの空間に充てんされ、均等にコーヒー豆に浸透するようだ。このフィルムがなければ、高圧の熱湯がコーヒーの一部を貫通してあっという間に流れ出てしまうだろう。
2018051402 透明フィルムを切り離すと、細挽きのコーヒー豆がびっしりと詰まっている。この状態でカプセルをさかさまにして、トントンと叩いたくらいでは、豆が出てこないくらい、しっかりと詰まっているのだ。マシンから取り出した直後のカプセルを、指で押してみると、熱湯注入ノズルの穴からはフィルムの上にたまったお湯が飛び出すのに(危険です)、カプセルの底からはほとんどお湯が出てこない。穴から息を吹き込んでも底からお湯は出てこないので、このカプセルの内部はかなり高圧を維持できると思われる。
2018051403 中のコーヒー豆を掻き出すと底のフィルタが現れるが、この時たまった水がカプセルの底の穴から漏れ出した。つまりそれくらいしっかり豆が充てんされているということだ。底のフィルタは2重になっていて、アルミの穴あきのフィルタの下に、プラスチックのトゲトゲのフィルタ。トゲトゲの部分に穴は開いておらず、アルミのフィルタとトゲトゲのフィルタの隙間の空間に、抽出されたコーヒー液が溜まる。
2018051404 そして一番下のプラスチックのフィルタを取り出したものがこれ。円盤部に穴は開いておらず、周りのギザギザの隙間から、抽出したコーヒーが押し出される。この複雑な構造によって、ノズルから出た高圧のお湯の圧力が簡単に抜けることなく、びっしり詰まったコーヒー豆から成分を抽出するのだ。重力に頼ったドリップ式では、抽出に3分ほどかかるが、マシン内のポンプによって、15気圧もの圧力をカプセルの上部からかけられるため、1分ほどで抽出が終わる。
2018051405 プラスチックのフィルタの裏側もかなり複雑で、周囲から中央に向かう迷路のような構造になっている。しっかり詰まった豆から、アルミのフィルタ、そしてプラスチックのフィルタの周囲のギザギザと、最後の迷路までの順路で、かなりの圧力損失が発生するので、こんな小さなカプセルでも高圧抽出が可能なのだろう。ネットでは、コーヒー豆を詰めて再利用できるドルチェ・グストの互換カプセルが出回っているようだが、単純に豆を詰めるだけのカプセルでは、絶対にエスプレッソ抽出はできない。かといって、複雑なフィルタを使ったら、後始末が大変だ。これはやはり抽出に必要な機器の一部を使い捨てにできるからこそ、簡単にエスプレッソが淹れられるという利便性をとって、1杯60円と言う、やや高い値段は納得しるしかないだろう。

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2018年4月28日 (土)

Microsoft Compact Optical Mouse

2018042801 ノートパソコンのバッグのポケットに AC アダプタと一緒に入れてもかさばらないほどの、コンパクトな有線マウスがないものかと、あちこち探していたら、Amazon でピッタリなものを見つけたので、まとめて2個買ってしまった。購入者の評価を見ると、小さすぎるとか、ケーブルが短すぎてデスクトップ機の背面端子に届かないとか、散々な評価であるが、それこそまさに私が求めていたものなのである。
2018042802 商品が届いてみると、想像以上の小ささにびっくり。どれくらい小さいかと言うと、この写真の通り。全長が指の長さくらいしかない。写真ではわからないが、高さも 3cm ほどしかないので、バッグのポケットに入れてもそれほど膨らまないのだ。最近は小型になった AC アダプタと同じくらいの感じ。しかもケーブルが 70cm しかないので、持てあますことがない。耐久性はそれほど高くなさそうなので、とりあえず2個買ったが、使い勝手が良ければさらにまとめて何個か買っておくつもりだ。何と言っても600円台で買えるから、パソコンパーツショップで売っている、怪しげなバルク品と変わらない。

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2018年4月16日 (月)

爆盛! カンフーボーイズ

2018041601 今年も恒例の劇場版クレヨンしんちゃん。ガラガラの映画館を狙って、平日の夜に行ったのだが、小学生の集団がいてちょっとがっかり。まあいつも貸し切り状態というわけにはいかないか。
今回はパラレルワールドとか、タイムスリップとかの SF 的要素はないが、悪事をたくらむボスの陰謀を、かすかべぼうえいたいが打ち砕くといういつものパターンは変わらない。しかし今回は悪事を叩いた後、正義が暴走してしまうという、ちょっと難しいお話。今までのしんちゃんは単純な勧善懲悪をテーマにしてきただけに、これはちょっと新しい展開かも。
そしておそらくクレしん映画で最長の2時間超え。トイレを我慢するのが大変だったよ。
 

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2018年4月 4日 (水)

N700系に乗って浜松へ

ここ数年新幹線に乗っていないので、最後に乗ったのが 700 系車両。実はまだ N700 系は未体験なのだ。と言っているうちに N700A が就役し、既存の N700 系も、ほぼすべて N700A に改装されてしまった。そして今年 N700S がロールアウトしたので、間もなく N700A も順次 N700S に切り替わるだろう。というわけで、旧 N700 は逃したが、スタイルの同じ N700A には今のうちに乗っておきたいと思って、今日は地元の三河安城駅から学生時代に暮らした浜松まで行くことにした。我が家の最寄り駅は JR 安城駅なので、まずはそこから一駅東海道本線に乗り、三河安城で新幹線に乗り換えて、浜松に向かうことにする。こだまではまだ 700 系が運用されているので、事前に時刻表で調べて、間違えないように N700 で運行される列車に乗る。N700A は新型のラージ A か、旧型の改装スモール A かは、時刻表ではわからないが、こだまはまだほぼすべてスモール A のようだ。安城駅から浜松駅までの動画はこちら。
2018040401 午前中に浜松に着いたので、まずは徒歩で浜松城公園に向かう。1週間前なら満開の桜に囲まれた浜松城が見えただろうが、残念ながら今日はほぼ葉桜状態。浜松城は浜松市の中心部、市役所の隣に建つ小さな城であるが、高台の上に築城されているので、天守閣からの眺めは素晴らしい。浜松に住んでいるときにここに来たのは1度だけで、それ以来一度も来ていないので、実に35年ぶりとなる。
2018040402 更に徒歩で北に向かい、わが母校に到着。学生時代でも何度かは駅から大学まで歩いたことはあるが、ほとんどはバスを利用した。さすがにこれだけ歩くと疲れるので、帰りはバスにしよう。校舎がかなり増築され、古い校舎も耐震工事や改装が重ねられ、もはやまったく別の風景である。
2018040403 3階の角部屋に私の研究室があった校舎も、そのまま残ってはいるが、見違えるほどきれいになってしまった。壁も窓もピカピカで、ブラインドも壊れていないし、換気扇周りも汚れていない。昔は国立大学と言えば、ボロくて汚いと決まっていたのに。
2018040404 さて、大学を後にしてバスで浜松駅まで戻る。驚いたのは遠鉄バスの料金が、35年前とほとんど変わっていなかったこと。そして次に向かったのが、以前から一度行ってみたかった、楽器博物館。ここには世界中の古今東西あらゆる楽器が展示されている。私が大学を卒業して浜松を離れてからできたので、なかなか来る機会がなかったのだ。
2018040405 なにやらよくわからない民族楽器もあれば、ピアノやチェンバロがずらっと並んだフロアもある。2段鍵盤の大型チェンバロなんて、今ではなかなか見られるものではないし、現在の大量生産の工業製品ではない、凝った手作りのピアノもたくさんある。
2018040406 しかし今回私が一番見たかったのはこれ。トーンホイールのハモンド C-3 である。B-3 は何度か見たことがあるし、ちょっとだけ弾いたこともあるが、C-3 の実物を見るのはこれが初めて。ジョン・ロードやキース・エマーソンがゴリゴリ弾いていた、あの C-3 である。
2018040407 こちらはもちろん定番の B-3。ジミー・スミスがガリガリ弾いていたやつ。レスリー 122 も並べて展示してある。B-3 スタイルのオルガンは電子化された物が、B-3000、XB-3 そして New B-3 と、現在にわたって継続して生産されている。
2018040408 そしてこれも日本では非常に珍しい A-100。上記の C-3 と B-3 と A-100 は中身は同じであるが、キャビネットの違いによって、それぞれ販売先が分けられていた。B-3 は主にアメリカでジャズミュージシャンを中心に、C-3 は主にヨーロッパでホールや教会等に、スピーカ内蔵の A-100 は学校や家庭用に。
2018040409 浜松にはヤマハ、カワイ、スズキ、ローランドといった電子楽器の世界的メーカーがそろっているので、ここには LM 系の電子楽器や電気楽器も豊富に展示されている。ハモンドだけでなく、あの名機やあの名機がずらり。どれもデジタル楽器で代用できるものではないのだ。
 

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2018年4月 3日 (火)

VivoBook E203NA を使ってみて

2018040301 一昨日届いたノートパソコン ASUS VivoBook E203NA を昨日今日と使ってみてのファーストインプレッション。今日はモバイルマシンとしての評価をすべく、マクドナルドの Wi-Fi を使ってこの文章を書いてみた。
まず使用感は今まで使っていた、同じ ASUS の X200MA と基本的には変わらない。キーボードがとても使いやすいので、タブレットタイプに比べればはるかにタイプミスが少ないし、リズムよく入力できる。ノートパソコンの中でも13インチクラスのものに引けを取らない。ただ本体がかなり薄くなったせいか、X200MA に比べると、打鍵時の剛性感がやや足りない気がする。ディスプレイも特別視野角が広いわけではないが、一人で使う分には全く問題がない。また、CPU 性能にかかわる処理速度に関しては、スペック上は X200MA よりよくなっているはずだが、体感上はほとんど変わらない。
さらに X200MA と比べてよくなった点を挙げればきりがない。まずほんのわずかの大きさの違いが、モバイルとしては圧倒的に持ち運びしやすい。そして eMMC のストレージは HDD よりかなり速い。電源を入れてから、Windows10 のログイン画面が表示されるまでの時間は、X200MA の半分くらいである。大きなファイルを連続的にコピーするような使い方なら HDD の方が早いかもしれないが、モバイルでそういう使い方は少ないので、やはりランダムアクセス性能がモノを言うようだ。それからバッテリーの持ちがかなりいい。まだ本格的に長時間稼働で計測したわけではないが、私の使い方なら十分1日使えると思う。特に ASUS 独自の充電管理ツールである Battery Health Charging というソフトが素晴らしい。AC 接続したときの充電を目的に応じて管理してくれるもので、フルチャージするモード、80% 程度の充電量を維持するモード、ほとんど家庭内で AC 電源で使う人のために 60% 程度の充電量を維持するモードが選べる。リチウムイオンバッテリーの寿命は、ほぼフルチャージの回数で決まるといわれているので、通常は AC アダプタを繋ぎっぱなしにしておくと、満充電になったのちちょっと減ったらまたフルチャージを繰り返してしまい、著しく寿命を縮めることになる。これを避けるために、AC アダプタを繋いでいるときは、容量の中間の充電を維持するためのツールである。しかし 60% 程度しか充電していないと、急に持ち出した時に充電が足りないので、80% の充電量を維持するモードがあるのだ。
総じて3年分の進歩は著しく、X200MA を完全に凌駕しているが、では X200MA はもう必要ないかというと、そうでもない。先に書いた通り、本体の大きさ(特に厚み)のせいで、E203NA は打鍵時の安定感では一歩譲る。それにストレージ容量が圧倒的に足りないので、取り敢えず使うかもしれないソフトは全部入れておく、という使い方はできない。X200MA では Microsoft Office はもちろん、Visual Studio までインストールしてあるが、この E203NA では Office は入れていない。ビューア として Office Mobile をインストールして、どうしてもデータの編集が必要な時には、Office Online を使う予定である。X200MA が基本的にスタンドアロンの運用を前提としているのに対し、こちらはあくまでインターネットの端末という位置づけである。場所と電源が保証され、デスクトップの作業環境を持ち出したいような場面では、迷わず X200MA を選ぶだろう。

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